公爵夫人の50のお茶レシピ 68話ネタバレ｜クロエの存在とは？思い切って確認したクロエにアルフォンスからの答え

それは子どもができないクロエとアルフォンスが離婚しようとしているというもので、クロエはショックを受けます。

思い悩んだクロエはアルフォンスに思い切ってあることを聞きに行くのですが、アルフォンスから聞かされたのは優しい答えでした。

公爵夫人の50のお茶レシピ68話のネタバレ込みあらすじ

晩餐会で聞いた噂の内容を教えてもらったクロエ

晩餐会の翌日、自宅でくつろぐクロエのもとへ突然、ポートナム夫人が訪ねてきました。

部屋へ通された夫人はなぜか暗い顔をしています。

クロエが理由を聞くと、夫人は泣き出しました。

実はクロエとアルフォンスの仲が良くないという噂が広まっており、二人が本当に仲良しであることを知っている自分としては我慢ができないのだと言うのです。

ポートナム夫人によると、噂ではアルフォンスとクロエはカモフラージュのために仲よさげに振る舞っているだけであり、実際にはクロエに不満を持つアルフォンスは近々離婚を考えているというのでした。

そしてアルフォンスからクロエへの不満とは、クロエが子どもを産まないことだというのです。

クロエはショックを受けますが、平気なふりをしてポートナム夫人をなだめ、帰らせます。

しかし夫人が帰ったあと、不安でふるえがとまらないクロエなのでした。

政略結婚をした夫婦はほぼ1年以内に子どもを授かるそうですが、クロエの場合は結婚から20ヶ月が過ぎました。

跡継ぎのために結婚するのが普通なこの世界では、自分はアルフォンスにとって役に立たない妻かもしれないと思い悩みます。

アルフォンスが昔のように冷淡になったり、噂のように離婚することになったら…

幸いいまのクロエには十分な個人資産と事業があるので、独身の事業家として生きていくこともできると自分に言い聞かせようとするクロエ。

でも本当はそんなのは嫌だとクロエの目から涙がこぼれます。

半年前、転生したばかりのときならともかく、クロエはもうアルフォンスを愛してしまったのです。

夜、クロエは思い切ってアルフォンスの執務室を訪ねました。

急にやってきたクロエに驚くアルフォンスにクロエは聞きたいことがあると切り出します。

泣きながら、自分はアルフォンスにふさわしい妻かと聞くクロエ。

アルフォンスはクロエからの突然の質問に戸惑いつつも、自分の伴侶はクロエしかいないと思っていること、クロエは何にも代えがたい存在であることと伝えました。

その答えを聞いてほっとしたのか、クロエは笑顔になるとすぐに部屋を出ていってしまいます。

何が起きたのか理解できないまま取り残されたアルフォンスなのでした。