漫画「捨てられた皇妃」は原作Yuna先生、漫画iNA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「捨てられた皇妃」143話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました。
スピアという騎士に腹部を刺され重傷を負ったアリスティア。
ルブリスの腕に抱かれ次第に意識が薄れていきます。
ルブリスはひどくうろたえますが、ありったけの想いを込めて声をかけ続けます。
アリスティアは心の中で、ただごめんなさいと謝るのでした。
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Contents
捨てられた皇妃143話に登場するキャラクター
- アリスティア:モニーク侯爵令嬢。1度目の人生ではルブリスの皇妃となるが斬首刑に処される。その時時を遡り2度めの人生を生きている。皇太子妃候補だったが、家門を継ぐことを理由に婚約破棄を申し出ていた。
- ルブリス:現皇帝。アリスティアを愛しているが、アリスティアの強い気持ちを尊重して婚約破棄を承諾した。
- 美優:異世界から現れゼナ公爵の養女となり、皇太子妃候補となった。実は彼女も2度めの人生を生きている。1度目は皇后となった。
捨てられた皇妃143話の見どころ・考察予想!
アリスティアは一命をとりとめました。
死を覚悟したとき、自分の本当の気持ちに嘘はつけないと悟ったアリスティアは、ルブリスに告白します。
また、アリスティアは自分を救ってくれたのは美優だと聞いて驚きました。
神聖力は人間には効かないはずなのに…?
いよいよゼナ公爵の裁判が開かれます。
さて、どんな判決が下されるのでしょうか。
捨てられた皇妃143話のネタバレ込みあらすじ
アリスティアが目を覚ますと、そこは皇宮の1室でした。
時が遡ったこともすべて錯覚だったかと焦るアリスティア。
すると気配を察したケイルアンが飛び込んできました。
アリスティアをぎゅっと抱きしめます。
アリスティアは、この6年間が夢じゃなかったと胸をなでおろしました。
アリスティアの告白
ケイルアンが、家を継ぐ意思に変わりはないかと尋ねます。
実はルブリスのことをよく思っていなかったと白状するケイルアン。
主君としては申し分ないものの、娘を嫁がせる相手としては気がひけたと告白しました。
でも、アリスティアが必死にルブリスへの思いを閉ざそうとしているように見えるとも言います。
ケイルアンは、おまえがどんな答えを出しても応援するから、自分の望む道を選びなさいと伝えました。
アリスティアはルブリスの執務室に急いで向かいます。
もう起き上がっていいのかと声をかけたルブリスは、今の状況について淡々と説明をはじめました。
アリスティアを見ようとしません。
一通り説明した後、破婚届は宰相に渡してあるから今日中に受理されるだろうと言うルブリス。
アリスティアが「陛下」と声をかけても、だからもう自由だと続けます。
もう心配しなくても…と口にするルブリスをぎゅっと抱きしめるアリスティア。
刺されて意識が薄れていくときに、最後だけでもルブリスの腕の中で迎えられたことを幸せだと思ったと言いました。
そのことにもっと早く気づけばよかったと…。
ルブリスは信じられないといった表情になります。
同じ気持ちなのかと訊ねるルブリスに、アリスティアはコクンと頷きました。
ルブリスはアリスティアを力いっぱい抱きしめ、神に感謝の言葉を捧げるのでした。
アリスティアを救ったのは…
アリスティアが眠っていた間にいくつかのことは明らかになりました。
刺客を送ったのは想像通りゼナ公爵で、ミルワー侯爵がこちらに寝返ったこと、ゼナ公爵が毒殺を指示した書類が見つかったこと。
アリスティアの殺人計画があったことを美優が証言したこと、そしてアリスティアを助けたのも美優でした。
なぜ助けたのだろう…アリスティアは不思議に思います。
セクンドゥスがその時のことをアリスティアに話してくれました。
セクンドゥスが到着した時には、アリスティアはすでに手遅れの状態で、諦めかけていたとき美優が神聖力を使ったと言うのです。
セクンドゥスはそれまで1度しか見たことのない濃く強い神聖力だったと言いました。
美優の神聖力は人間には聞かないと聞いていたアリスティア。
まさか「願い」を使ったのかと頭をよぎりました。
ゼナ公爵に下された判決
その後、アリスティアを刺したスピア卿は死んだと伝えられます。
彼はゼナ一族の傘下にある商団の娘に想いを寄せていました。
アリスティアが商団を摘発したことでその娘が遠くに嫁いでしまったことを逆恨みしての犯行だったのです。
成人式の日に、アリスティアの馬と手綱に細工をしたのもスピアでした。
そしてついにゼナ公爵とミルワー侯爵の裁判が始まりました。
ミルワーは自分は事件をほう助しただけで首謀者はゼナ公爵だと証言します。
アリスティアの毒殺を指示されたことも供述しました。
ミルワーは脅されていたと言うのでした。
ゼナ公爵は平然とミルワーの言葉を否定します。
その後も毒を持ったメイドの内縁の夫であるイアンや皇宮医も弱みを握られて指示されたと供述しますが、みんな嘘をついているの一点張り。
証拠としてミルワーが公爵からの手紙を提出しました。
これについても私が送った証拠はあるのかと認めません。
そこで、ベリータ公爵が印章について発言しました。
ラス一族で使用される前にゼナ一族が使用していたことがわかったと言うと、昔の話を持ち出して犯人に仕立て上げようとしていると、ゼナ公爵はしらを切ります。
すると、ゼナ公爵邸の隠し金庫から同じ文様の印が見つかったと言って、証拠を差し出しました。
さすがにゼナ公爵の顔に焦りの色が見えます。
ベリータ公爵が帝国から消えてもらうと宣告すると、ゼナ公爵はその場で意識を失ってしまいました。
ゼナ公爵と直系血族全員が斬首刑という厳しい判決が下ります。
ゼナ公子はアリスティアに裏切り者と怒りを向けました。
でも、アリスティアは約束は守ろうとしたのに、裏で反逆に加担していた公子に情けをかけるつもりもありませんでした。
その後、アリスティアは美優を訪ね…。
捨てられた皇妃143話の感想と次回144話の展開を考察予想!
やっと、やーっとお互いの気持ちを確かめ合うことできましたね。
長かったけど、やっぱり人間は死に直面すると何が大切なのか見えてくるものなのでしょう。
公爵の判決が下るまでが急ピッチで進みました。
美優はどうしているのでしょう?
最後には結局ゼナ公爵を告発したけれど、養女になっているから無関係ではいられないはずです。
それまでゼナ公爵と一緒になって皇后を狙っていたわけですし。
美優はなぜ神聖力を使ってまでアリスティアを助けたのか、読者としても気になります。
神聖力ではなくて「願い」だったら尚更です。
まとめ
今回は漫画『捨てられた皇妃』143話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
意識を取り戻したアリスティアは、本当の気持ちをルブリスに伝えます。
美優が神聖力を使って救ってくれたことを聞いたアリスティア、はなぜそんなことを?と不思議に思いました。
美優の神聖力は人間には効かないと聞いていたアリスティアは、まさか「願い」を使ったのかと思い…。
そしてゼナ公爵は裁判にかけられ、印章という動かぬ証拠を突きつけられその場で倒れてしまいました。
ゼナ公爵とその直系血族は斬首刑と判決が下ったのです。
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