虫かぶり姫 ネタバレ6話｜漫画｜アイリーン親子の断罪はまだまだ続く！

まだまだ続く、アイリーン親子の断罪劇！

アイリーンの父親パスカス子爵は、美術品の贋作騒ぎの黒幕でした。

パスカス子爵は、本家筋のカスール伯爵と確執があり、国宝のツェルガの贋作の壺を使ってカスール伯爵を陥れようとしましたが、壺が偽物だとエリアーナが見破ってしまったので失敗してしまいました。

そこで、邪魔なエリアーナを暗殺しようと計画したのです。

アイリーンは、父親の犯罪や悪事は知らなかったようですが、クリストファー殿下と親しくしていたので、

パスカル家の内情を色々話してしまっていました。

結果、父親の逮捕に協力することになってしまったのでした。

「虫かぶり姫」6話のネタバレ込みあらすじ

ツェルガの偽物の壺

「王家の秘宝」といわれる陶磁器ツェルガが発見されました。

しかし、エリアーナは、クリストファー殿下の青い瞳と壺の色を見比べて、この壺は偽物であると見破ります。

この壺を王家に献上したのが、アイリーンの父親のパスカス子爵の本家筋、カスール伯爵でした。

忠義の家系であるカスール伯爵がどうして贋作の壺を献上したのか、実は黒幕はカスール伯爵を陥れようとしたパスカス子爵でした。

偽物を見破られたことで、エリアーナに恨みを抱き、また、エリアーナがいなければ、自分の娘アイリーンが王太子妃になれると考えて、エリアーナを暗殺しようと考えたのです。

証拠はあるのか、と食い下がるパスカス子爵。

しかし、クリストファー殿下とつき合っているつもりだったアイリーンは、父親の悪事は知らなかったけれど、パスカス家の重要な情報を色々と話していました。

カスール伯爵本家との確執や、元は西方諸島の出身であること、木彫り職人を今も召し抱えていることなどの話から、クリストファー殿下は、パスカス子爵が贋作作りの黒幕であることを突き止めたのです。

パスカス子爵は、林業を隠れ蓑にして、材木の中に贋作を隠していたのでした。

贋作の美術品、ツェルガの壺の偽物、エリアーナ殺害未遂の時の毒物も押収され、パスカス子爵はうなだれるしかありませんでした。

カスール伯爵がエリアーナの味方に！

そこへ、現れたカスール伯爵。

贋作騒動の被害者ですが、分家のパスカス子爵家の罪を防げなかったことで、本家としての罪を問われます。

実は、カスール伯爵は、クリストファー殿下の婚約者がエリアーナであることを、最後まで認めなかった大物貴族でした。

しかし、エリアーナが贋作を見抜いたことで、カスール伯爵家の名誉が守られたことに感謝し、エリアーナが王太子妃殿下になるよう、後見することを約束します。

全てはクリストファー殿下の筋書き通りに・・・。

エリアーナは、ワイマール地方の汚職の件で役人の信頼を得ることができ、戦争を回避したことで、軍人の家族達から感謝されました。

また、東方の筆や織物、主婦向けの書物の出版など、新しいことを積極的に取り入れて、次々と庶民の流行を生み出しました。

王太子の婚約者としてふさわしいと、エリアーナ自身がその高い能力を証明し、周りも認めたのです。

クリストファー殿下は堂々と宣言します。

「エリアーナ・ベルンシュタイン嬢が妃であることに不満があるものはいるか！」

もちろん、誰もいません。

周囲からは大歓声があがりました。