死がふたりを分かつとも ネタバレ17話【漫画】流星との約束を守ることができないよつば。そのわけは……!?

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死がふたりを分かつとも 17話のネタバレ込みあらすじ

流星の初恋

流星は自分がよつばを好きなこと、よつばに片思いをしていたからこそ同じ気持ちでいてくれないよつばに嫉妬していたことを自覚しました。

流星は初めての恋に自分でも戸惑っている様子です。
記憶が戻ったときに傍にいると言ったのに嘘つきだと言われたよつばは、慌てて弁明します。

早く召喚者を見つけられた、あるいは流星の怪我の治るスピードが早かった場合、よつばは流星の記憶が戻ったときに流星の傍にいることができません。

悪魔は召喚者の願いを叶えた時点で地獄へと戻されるので、よつばの意志では流星の元へと残ることができないのです。
そのため、結果的に流星との約束を破ることになるかもしれないとよつばは謝ります。

だからこそよつばは、流星を大切にしてくれる他の誰かに流星を託したいようです。
よつばは悪魔である自分が流星に受け入れてもらえるとは思っていませんでした。

別れがつらくならないように恨まれた方がよかったのに、流星に悲しい顔をさせてしまったとよつばは涙を流しながらもう一度謝るのでした。

たとえよつばが悪魔でも……

流星は涙を流すよつばを抱きしめ、よつばに謝らせてしまった自分を責めます。
よつばは1年以内に地獄へ戻らなければ死んでしまうのです。

しかし、1年という限られた時間の中で流星がこれからも笑って生きていけることができるようにとよつばは精一杯の愛情を注いでくれています。
そのことを忘れ、初めての恋に浮かれてよつばを追い詰めてしまった自分を流星は恥じていました。

改めて考えていみると、流星は悪魔とは一体どんな存在なのか知らないことばかりです。

その上で流星は、よつばが悪魔だとしても絶対に忘れずに自分の心の宝箱にしまって生きてゆくことを誓い、涙を流すよつばのまぶたにキスを落としました。

そして流星は、よつばと別れる日に笑って手を振ることができるような男になることを決意します。
そうなることができればよつばは悪者ではなくヒーローになれるはずだと流星はよつばに笑いかけます。

自分と同じようによつばも自分を大切にしてもらえるとは思っていなかったことを知った流星。
流星はそのときが来たら自分もよつばもたくさん笑って別れようと言います。

よつばをこれ以上苦しめないためにもよつばを好きだという気持ちは伝えないと思いながら……。

流星の特別な力

流星に添い寝してほしいと頼まれたよつばは、流星の腕の中で本当は自分も流星の傍にずっといたいのだとつぶやきます。
それを聞いた流星は、自分にできることはいまの時間を大切にすることだけだと思いながら眠りに落ちてゆきました。

眠ってしまった流星はとても苦しそうな様子です。
よつばはそれを心配そうに見守っています。

流星は風邪を引いたのだと思っていましたが、よつばは流星が魔力に触れたことによって流星の身体が変化をしているのだと思います。
よつばが流星と出会ったとき、すでに流星には特別な力があることによつばは気づいていました。

それは怪我を負った流星によつばがキスをして魔力を分け与えると、流星にほとんどの魔力を奪われてしまったからです。
流星は何者なのだろうと驚くよつば。

しかし、流星が命をとりとめたことに喜び、涙を流していました。

いままでのよつばは流星を傷つけないためになるべく早く流星の元を立ち去りたいと考えていました。

けれども、笑って別れようと流星が言ってくれたいま、よつばは自分が悪魔でも流星が何ものであろうとも、自分に残された時間の全てを流星に捧げることを約束します。