シークレットレディ ネタバレ31話【ピッコマ漫画】エスワル皇太子とムラの象牙

ムラの象牙

エスワル皇太子に謁見したシャルトゥス他3名。
エスワルはムラの象牙を手に取ります。

シークレットレディ31話のネタバレ込みあらすじ

エスワル皇太子への謁見

挨拶を交わすシャルトゥスとエスワル皇太子を見て、ロアンとルセン、そしてホスタンはうっとりとしていました。
美男子2人、なんとも煌びやかな光景です。
しかもシャルトゥスと、そのシャルトゥス相手に皇位継承権を制した者なのです。

温厚そうな彼がアクラナを治める次期統治者。
エスワルを見つめていたロアンは、一瞬、エスワルと目が合いました。
エスワルはロアンを見た後、シャルトゥスに尋ねます。

不義理な弟が家臣を引き連れてきた理由は何か、と。
多忙で足が遠のいていたシャルトゥスはグサグサと心臓に何かが刺さるようです。
そしてエスワルはルセンとホスタンに、弟が迷惑をかけていないかと尋ねますが、2人は滅相もないと、そのようなことは一切ないと答えるのです。

ピリピリしすぎだとロアンは感じますが、エスワルも同じように感じているようでした。
肩の力を抜くようにと、そんなによそよそしくされたらかなわないと笑うエスワル。
シャルトゥスはそんなエスワルを見て、それは政敵だからだ、と薄く笑ったのです。

昔はもっと可愛らしかったのに、と残念がるエスワルをシャルトゥスは、記憶にないとバッサリと切り捨てました。
エスワルが寝込んでいるから自分に皺寄せがくるのだと。
エスワルは納得した上で、メンガーが自分の代わりを務めてくれているから助かっているのだと話しました。

そしてエスワルはロアンに言及します。
見慣れない顔だと言うエスワルにロアンは挨拶をしようとしました。
しかしシャルトゥスがエスワルとロアンの間に立ちはだかります。
新しく迎えた自分の家臣だ、と。

お持ちした贈り物は彼女の功績だと言うシャルトゥスですが、ロアンの前から退こうとはしません。
ルセンは苦笑いを、そしてエスワルは少し考え、そうだったのかと笑顔になりました。
どうやらシャルトゥスが女性を連れてきたのは初めてだったようです。

シャルトゥスはルセンに命じ、薬が入った入れ物を持って来させました。
これが伝説のムラの象牙だと。
それを聞いたエスワルは驚き目を見開きます。

メンガーに盃を持ってこさせ、エスワルはそれを手に取りました。
古き伝説が皇家の呪いに打ち勝てるのか？
エスワルはムラの象牙を飲み干したのです。

薬を飲み干したエスワル。
シャルトゥスに、お前の罪悪感を拭ってやることはできないようだと伝えます。
効果がないのかと尋ねるシャルトゥスにエスワルは、そうでもないと答えました。

普通の病なら治っていただろうと。
しかし活力は湧いてくるようです。
しばらくは動けそうだとエスワルは腕を伸ばしました。

久方ぶりに我が帝国を統べることができる、と……。
その前を見据えるような顔は、シャルトゥスによく似ているのでした。