お別れを希望します。 ネタバレ30話【ピッコマ漫画】シオンの中に生まれた疑問。そして、ラインハルト大公との再会！

前回、同族であるウルフ族の男と出会ったシオン。

とっさにアイネを守る行動をとりましたが、色々な感情がうずまいている様子です。

アイネとシオンの関係に変化はあるのでしょうか。

同族の男と出会い、自分にも居場所があることを知ったシオンは、どのような行動をとるのか、注目です。

お別れを希望します。30話のネタバレ込みあらすじ

シオンの居場所

風に吹かれた木の葉が舞い落ちる中、アイネはシオンに呼びかけます。

そして、一言、シオンに対して謝罪をしました。

その時、馬を追いかけていた従者が戻ってきます。

どうやら馬にも逃げられてしまった上、馬車も壊れてしまった様子。

アイネは近くの村で馬車を借りてくるように命じ、屋敷に戻ることにしました。

屋敷に戻る馬車の中で、反乱軍の計画とは何なのか思いをはせるアイネでしたが、ずっと無言のままのシオンのことが気になり、どうしたのかと問いかけます。

シオンは、自分にも帰る場所があったことを考えていました。

シオンはずっとウルフ族の元へ帰りたいと思っていたはずなのに、どうして先ほどの男についていかなかったのかと疑問をぶつけるアイネ。

シオンは、自分でもよく分からない、でも、アイネが死ぬのは嫌だったのだと答えます。

シオンはアイネにとって大切な存在。

だとしたら、シオンにとってアイネは何なのかと疑問に感じているようです。

そんなシオンの様子を見て、シオンを解放してあげなくてはいけないと思うアイネでした。

屋敷に到着したアイネをリタが出迎えます。

襲われたと聞いてとても心配してくれていたようです。

そんな二人の横を無言でスタスタと歩いていくシオン。

シオンを呼び止めようとしたアイネでしたが、シオンの思いつめた雰囲気に声をかけることができませんでした。

そこへ駆け寄ってきたのは、アイネの父親である公爵でした。

親バカな公爵は必要以上に心配し、うろたえていますが、それもアイネのことを大切に思っているからこそ。

アイネはこの好意を突き放してはいけないと、心配ないことを告げ部屋で休むことにするのでした。

ドレスが作れない！？

部屋に戻ったアイネは、今日の出来事を振り返り、襲ってきたウルフ族の男とシオンを一緒に行かせるべきだったのかと後悔します。

しかし、あの男は反乱軍。

反乱軍についていったところで、シオンの未来が明るくなるとは思えません。

さらにアイネを悩ませていたのはドレスのことです。

襲われたせいで衣装店へ行けず、ドレスのオーダーが出来ていなかったのです。

翌日、朝早くからドレスをオーダーするために、リタとともに出かけたアイネ。

まずマリアンヌ衣装室へと赴きますが、もうオーダーがいっぱいいっぱいで受け付けられないと断られてしまいます。

来るのが遅くなってしまったアイネが悪いのですが、必要以上に頭を下げるスタッフを見て、今までのアイネの行動がよほど酷かったのだなと悟ったアイネは、気にしないようにとスタッフに告げ、お店を後にします。

オーダー出来ないならあるものを着ればいいんじゃないかと言うアイネでしたが、それを聞いたとたん、着回しなんて絶対にダメだと、血相を変えてお店を探し始めるリタ。

何軒かお店を回りますが、どこもすでにオーダーが締め切られた後で、受け付けてもらえません。

諦めて帰ろうと言うアイネでしたが、リタは他に知っているお店はないかと、諦めてくれません。

ひとつだけお店を思い出したアイネ。

アイネとリタが最後に向かったのは、フローラ衣装室でした。

お店の扉を開けようとしたその時、お店の中から出てきたのは殿下。

さらに、ラインハルト大公も一緒でした。