お嬢様はロイヤル・シェフ ネタバレ48話！アカデミー復学を決め、ロイヤル・シェフへの一歩を踏み出すセニアナ

セニアナはアカデミー復学を決めましたが、セニアナを手元から離したくないお爺様やお兄様の反応はいまいち。

セニアナは3人を説得して、アカデミーへ出発することができるのでしょうか。

お嬢様はロイヤル・シェフ48話のネタバレ込みあらすじ

アカデミーに戻るか、社交界デビューするか

部屋に戻ったセニアナは、シトロンから出迎えの準備のために城は数日前から大忙しだったことを教えられます。

本当にみんな優しいねというセニアナに、お嬢さんの優しさをお返ししているだけと言いながらシトロンが色とりどりの封筒が詰まった箱を手渡しました。

中身はすべてパーティーの招待状です。

セニアナが聖女で、しかも皇后とロウェナ皇妃のお気に入りということが知れ渡ったのでこんなにたくさんの招待状が届くようになったのでした。

もしアカデミーに戻らないのなら社交界デビューを考えてはというシトロンの言葉にセニアナは前世のことを思い出します。

ユン・セナだった頃も一流のシェフをめざしていましたが、女性であるセナには簡単なことではありませんでした。

しかしこの世界でなら、努力次第で一流シェフへの道が開かれます。

セニアナからアカデミーへ復学すると聞いたシトロンは驚きました。

なぜなら卒業が近いのでロイヤル・キッチンへ応募しなければいけないのですが、それには保護者のサインが必要だからです。

保護者ってお爺様？とセニアナが聞くと、シトロンは閣下、つまり首都にいるセニアナのお父様のサインがいると教えてくれました。

お父様は金髪で、絶世の美男子と呼ばれ、若くして爵位を継承した権力者ですが家族を顧みない冷血漢です。

お父様に会うのは緊張する…と考えるセニアナ。

ロイヤル・キッチンに応募できるのは優秀な生徒だけだから、いまのセニアナの成績では卒業試験で首席にならない限り応募することはできません。

授業だけ聞くつもりで復学すれば良いとセニアナは考えたのでした。

お爺様やお兄様たちとケンカ？

お爺様やお兄様たちとのティータイム。

ガウェインがセニアナのためにバームクーヘンを用意してくれましたが、大きなクッキーを4枚も食べたばかりのセニアナはこれ以上食べられません。

胃がもたれちゃうね、とバームクーヘンを下げようとしたランスロットに、でもこいつの手首は強く握ったら折れそうだと言うガウェイン。

強く握らなければいいことだと一蹴されてしまいます。

お爺様たちはセニアナがもじもじして何か言いたいことがありそうなのに気づきました。

セニアナは思い切って、アカデミーに復学したいことを3人に伝えます。

3人の反応はあまりよくありません。

料理なら総料理長のアゴンに教えてもらえば良いと言うお爺様に、ロイヤル・キッチンで働かないなら卒業しなくても良いというガウェイン。

もともとはロイヤル・キッチンで働かせるためにセニアナはアカデミーに入れられたはずですが、お爺様はセニアナから目をそらしながら、お前が皇宮にいると政争に巻き込まれる可能性があるから状況が変わったんだと言いました。

でもロイヤル・シェフになるためのテストが忙しくて皇后や皇妃も近づけないはずだから大丈夫だとセニアナは3人を説得しようとしましたが、みな首を縦に振りません。

ランスロットの、料理より楽しいことがあると言う言葉やロイヤル・キッチンもただのキッチンだというガウェインの言葉に、セニアナは怒って部屋を飛び出してしまいました。

キッチンで無言で包丁を研ぎ続けるセニアナを囲み、セニアナの機嫌を取ろうとするお兄様たちですが、うまくいかないと気づくと今度はガウェインが全部お爺様のせいだと言い始めます。

セニアナをアカデミーに行かせたのはお爺様だからお爺様のせいだと言うガウェインに、お前が行けばよかったとお爺様。

いつも家門が最優先で…とガウェインが言い返すと、生意気言うなとお爺様が返します。

ヒートアップしてきたところで、やりとりを聞いていたセニアナに、ケンカはやめてと二人とも叱られてしまいました。

料理を見下したわけでなく、わざわざアカデミーに行く必要があるのか聞きたかっただけなんだ、とセニアナに謝るガウェインに、セニアンに嫌われると心が痛いよとランスロット。

セニアナは調理師がいかに大変な仕事かを説明し、セニアナの決意の強さを理解した3人はあらためてセニアナに謝りました。

アカデミー復学の許可をもらったセニアナはさっそく復学願を出し、荷造りを始めました。

まずは調理服を買いにお爺様とデザイナーのもとを訪れます。

セニアナのために最大限の協力をするお爺様

現れたのは裁縫師のレティシア。

東部でいちばん有名なデザイナーで、ドレス1着で小さい屋敷が2棟買えると噂の高級デザイナーです。

レティシアはドレスでなく調理服を買いにきたと聞いてびっくり。

調理服なら既製品がたくさんあるし、当店はオーダーメイドのみですが…と言いかけたところで、孫娘に他の人と同じものを着ろと言うのか！とお爺様に一喝されてしまいました。

お爺様は他にも各分野の名匠をまわってはセニアナに必要なものを揃えてくれました。

セニアナがアカデミーへ出発する日、お爺様と二人のお兄様たちが見送ってくれます。

寮が気に入らなければ新しいのを建ててやるというお爺様。

ランスロットは嫁に出すみたいで不安だと言い、なんだか嫌な予感がすると言うガウェイン。

3人に見送られ、セニアナのアカデミーでの生活が始まろうとしています。