二度生きるランカー ネタバレ29話！追い込まれたビルドの選択。そして、餓狼団本部を襲撃する豪。

漫画「二度生きるランカー」は原作Sadoyeon先生、漫画NongNong先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「二度生きるランカー」29話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました。

 

ガリアードの話から、餓狼団とスカベンジャーの関係性を確信した豪。

そして、カンとドイルの行き先にも気づきました。

 

ガリアードと別れた豪が向かった先は…。

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二度生きるランカー29話のネタバレ込みあらすじ

エリアFにある餓狼団本部。

そこには、豪の行方を追っているビルドの姿。

 

部下から、行方が分からない豪と、廃墟と化してしまったエリアEについての報告を受けていました。

その報告に、「あいつの居る所では、必ず何かが起きる」と感じていました。

 

予想していなかったモンスターラッシュによる戦力の喪失。

さらに、今後の青花島で戦力となる予定であった1班の音信不通。

 

アルティヤとの戦い以降、必死で構築したスカベンジャー組織の全滅。

チュートリアル内に点在していた餓狼団支部と構成員の消失。

 

これらは、餓狼団が崩壊したことを意味していました。

 

その事実を受け止めていたビルドは、青花島が気づく前に団の再建を考えていました。

 

しかし、残り時間は3日。

この時間内の再建は不可能。

 

さらに、このままチュートリアルが終われば、懲罰を逃れることは出来ないのです。

ここまで追い込まれたビルドに残された選択は、たった1つ。

 

『アレ』の完成。

 

そうすれば、上位ランクまで登ることが出来るだけでなく、『あの方』からの命令もこなすことが出来るのです。

今まで『アレ』が完成できなかったのは、工程の複雑さと材料の質の悪さ。

 

そう考えていたビルドは、あることに気が付きました。

「丁度良い材料が居る」と。

 

それは、言うまでもなく『仮面野郎』のこと。

元々、始末する予定でもあったため、ビルドにとっては好都合だったのです。

 

部下から「経路からすると、今頃はエリアFに入ったかと」と聞くと、すぐに「隅々まで探して連れてこい」と指示を出すビルド。

そして、残った材料全てを『アレ』に注ぐと決めたのでした。

 

 

声をかけながら入ってきたビルド。

そこには、血を流しボロボロの状態になったカンとドイルの姿がありました。

 

壁に手を固定されているため動くことが出来ないカンとドイル。

ビルドの姿を見たカンは、表情を険しくします。

 

そして、「何だ？」と高圧的な態度を取ります。

そんなカンに「教えてやる」と話し始めたビルド。

 

「もうじき、お前たちは『石』の材料になる」と。

 

餓狼団とスカベンジャーに捕まったプレイヤーを材料に作られた物質。

それは、この世に存在してはいけない物なのです。

 

もっと時間をかけて痛めつけようと思っていたビルドだが、「時間が無くなってしまって腹が立つ」と挑発するようにカンに言いました。

そして、「これ以上、苦しむ必要がなくなるぞ」と続け、部屋から出ていきました。

 

元々、覚悟をしていたカン。

「自分だけならいい」と思いながら、気を失っているドイルへと目を向けます。

 

自分より年上であるカンを慕い、家を飛び出してまで付いてきた素直なドイル。

そんなドイルを巻き込んでしまったことを申し訳なく感じていたのでした。

 

そして、「ドイルだけでも」と逃がしてあげたい気持ちに対し、無力であることを実感し歯を食いしばるカン。

「『あの時』と同じ」と…。

 

 

するとその時、上の方から大きな音が聞こえてきました。

カンとドイルの元を後にし、戻っている途中のビルドにもその音は聞こえていたようです。

 

そして聞こえてくる地響き。

「多少の地震には耐久があるはず」と疑問を抱いたビルド。

 

そこへ、「侵入者です！」と報告に来る部下。

ビルドは怒りを覚えながらも場所の確認を急ぎます。

 

本部の外では、黒い煙を纏った巨大な火が燃え上がっていました。

防ぐことだけで精一杯になっている餓狼団のメンバー。

 

煙の中には、豪の姿がありました。

 

ゴブリンの足の効果で、素早く団員の元へと移動した豪は、相手が怯む間も与えず攻撃を食らわせていきます。

さらに、『ゴブリンの王の目』により、いち早く危険を察知し、攻撃を避ける豪。

 

その様子に後ずさりをする団員達。

しかし、攻撃を止めない豪は団員達に斬りかかりました。

 

次々にやられていく団員達と、亡霊を支配していく豪。

 

あっという間の出来事に、「化物！」と生き残っている団員たちは、背を向け走り出しました。

しかし、豪は攻撃の手を止めません。

 

「一体、どうしてあんなことが…！？」と、見ていることしか出来ない団員。

そんな団員達に1歩ずつ近づいていく豪。

 

「次は、俺が行く」と。

 

そこへ声を張り上げ、豪の動きを止めに入ったビルド！

本部の屋上から、現場の様子を見下ろしていました。

二度生きるランカー29話の感想と次回30話の展開を考察予想！

カンとドイル、生きてましたね～！！！

良かった～～～！！！

 

すごくすごく痛そうで、元気な様子ではないですが、それでもよかったです。

生きていてくれて、本当に…。

 

でも、ここで豪が勝たないと3人とも『石』の材料にされてしまいます。

 

上位ランカー2人でかかっても敵わない相手に、豪はたった1人で勝てるのでしょうか？

明らかに強くなったとはいえ、少し不安ではありますね。

 

 

そして、ここ数話で少しずつ出てきていた餓狼団とスカベンジャーの関係性。

はっきりとしましたね。

 

やはり、裏で操っていたのは餓狼団だった、と。

しかも、『石』を完成させるためにプレイヤーを集めていた、なんて…。

 

そのための人間農場だったんですね。

さらに言ってしまえば、それを命令しているのは青花島の人物。

 

チュートリアルの秩序ってなんだよ！

って話ですね。

 

上手いこと言ってるだけでしたし、結成される時に他のプレイヤーが感じていた不信感も大当たり。

人道に反しすぎています。

 

この際、青花島までつぶしに行こうぜ、って言いたいくらいですね。(さすがに無理か)

まとめ

今回は漫画『二度生きるランカー』29話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

ボロボロの状態ながらも生きていたカンとドイル。

そして、「このままではまずい」と感じているビルドは、『石』の材料にすることに決めました。

 

しかし、本部を襲撃しに来た豪。

次々と団員たちがやられていきます。

そんな中、現場へと現れたビルド。

 

豪とビルドの戦いはどうなるのでしょうか？

餓狼団の壊滅と、2人の救助は出来るのでしょうか？

 

次話も楽しみですね！

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