捨てられた皇妃 ネタバレ139話！美優が神聖力を披露!聖女だと湧き上がる歓声/アリスティアに吉報!妊娠可能!?

建国記念祭で、アリスティアは美優にしてやられてしまいました。

神聖力を観衆の前で披露した美優は聖女だともてはやされます。

貴族派が有利になり、美優が皇后に…ルブリスと並ぶ美優を想像すると、身を引いたのは自分なのに胸が痛くなるアリスティア。

そして、ベアトリーシャが流産しかかり宮殿で倒れてしまいます。

美優に神聖力を使うようルブリスが命じますが…。

そしてかけつけた皇宮医によってアリスティアにも希望の兆しが!

捨てられた皇妃139話のネタバレ込みあらすじ

建国記念祭では必ず宮廷劇が行われます。

神が皇帝に授けた神子としてアリスティアが登場するのですが、今年からは貴族派の反対があって美優も登場することに…。

美優は聖女!?

劇の最後に、皇帝にたった1人の伴侶のためにとティアラが差し出されます。

この場でどちらかを選べというのかと、アリスティアは困惑しました。

しかしルブリスは自分に渡せと言います。

自分の手からティアラを渡すと…。

観衆の前に現れた皇帝とアリスティア、美優。

そのとき美優は神聖力で萎れたバラの花を見事に復活させました。

そこにいた全員が聖女だと歓声をあげます。

アリスティアは以前神殿で萎れた花が生き返ったのは美優の力だったのかと気付き、この場でその力を見せつけられたことにショックを受けました。

皇帝派はますます不利になります。

不安定な神聖力?

宮殿に戻ったアリスティアは、前世でルブリスと並ぶ皇后としての美優が頭をよぎり苦しくなりました。

そんな自分に戸惑うアリスティア。

控室に入り、カーテンを開けようとした時、リサ王国の第3皇子がアリスティアにぶつかってきました。

乱暴な人だと思ったアリスティア、そのときベアトリーシャが血だらけで倒れているのを発見します。

入ってきた侍女が悲鳴をあげました。

アリスティアは冷静に皇宮医を呼ぶよう伝えます。

騎士団のフェデン卿と陛下を連れてくるようにと指示してベアトリーシャに声をかけました。

ベアトリーシャは、お腹の子が…と声を振り絞ります。

ルブリスと美優もかけつけました。

ルブリスに言われて美優が神聖力で治療をしますが何も起こりません。

アリスティアは訝しみますが、美優の力はまだ不完全だと聞いていたので1日に使える量が限られているのかと思いました。

そこへ皇宮医がやってきました。

アリスティアの歓喜と悲嘆

かけつけた皇宮医の1人に、アリスティアは見覚えがありました。

時を遡る前に診てくれた人物です。

しかしその皇宮医はアリスティアを見てギクッとした表情を浮かべました。

ベアトリーシャは幸いにも流産は免れます。

アリスティアも胸を撫で下ろしました。

ルブリスが美優を下がらせると、皇宮医の1人（アリスティアを見て顔色をかえた人物ではない）が、真っ青な顔のアリスティアに声をかけます。

脈をみてもらうと、2種類の毒を盛られてあれほどの中毒症状に陥ったのに助かったのは奇跡だと言われました。

事件の時アリスティアは月経中でしたが、それは多分毒による出血で、そのおかげで毒が流れ出て助かったのでしょうと皇宮医が言います。

そしてあとふた月ほどで月のものが始まるでしょうと伝えました。

妊娠可能だと…!

アリスティアは子を生むことができるかもしれないと希望を抱き、思わずルブリスの方を振り向きました。

しかしルブリスは背を向けたまま、窓の外を見て…。

自分からルブリスを拒絶したのに、こうして背を向けられてショックを受けるなんてバカみたいだと思うアリスティア。

ルブリスはただ今回のことは誰にも言うなと、そこにいた全員に言うだけでした。

アリスティアは皇宮医から言われたことをさっそくモニーク侯爵に伝えます。

声を震わせ喜ぶ侯爵。

アリスティアをしっかり抱きしめました。

アリスティアも父の腕の中で喜びを噛み締めますが、胸の痛みは消えないのでした。