極道ジュリエット ネタバレ33話｜マンガMee｜鳴り響く銃声と大和の悲鳴。玲が望んでいるのは仁にとっての一番になること！？

玲が頭首になりたい本当の理由は・・！？

大和を助けに来た仁は、こんな状況でも玲と話し合おうとします。

そんな仁に対して玲は、自分のことを見捨てたといい責めるのでした。

仁は、玲を諭そうとしますが、聞き入れてもらうことはできません。

玲が次期頭首にこだわる理由、本当に望んでいるもの何なのかが明かされます！

極道ジュリエット33話のネタバレ込みあらすじ

大和を助けるために、一人で現れた仁

外で見張りをする二人組の男たちの背後に、気づかれることなく近づいた仁。

仁は、黒髪の男の首に腕を回し、気絶させます。

もう一人のニット帽を被った男が、仁が見ていない隙に、腕を後ろに回し背中に隠してあった刃物に手をかけます。

仁は相手を睨みつけ、その手を動かしたら反抗とみなすと言うのでした。

社会から消されたくないのなら、早く大和と玲のところに案内しろと言う仁の迫力に圧倒される見張りの男。

ついに、大和と玲の前に仁が現れます。

仁は少し慌てた様子で、大和の無事を確かめます。

仁は自分のために部下を動かすことはないから一人で来ると思っていたと言う玲。

そんな玲に対して、仁は話し合いを求めます。

仁は、自分のことが憎いのなら直接やり合えばいいのに、何故このようなことをするのかと尋ねます。

そして、頭首になりたいのなら堅気を巻き込むべきではない、冷静に考えろと玲に諭すのでした。

玲は顔を歪め、仁が玲を置いて勝手にどこかへ行ってしまうからだと反論します。

玲が何を言っているのか分からない様子の仁。

玲は、父である組長は玲のことを物としてしか見てくれず、母は父の気を引きたいだけで玲のことなど見ていない、そんな中、仁だけは玲と同じ物だったではないかと話します。

幼い頃の二人の姿を回想する玲。

木陰で本を読む幼い仁。

木の後ろから幼い玲が満面の笑みで仁の名前を呼びながら出てきます。

仁に頭を撫でてもらい、嬉しそうに笑う玲。

当時の玲は、たった一人の兄で、立場も同じ、唯一自分のことをわかってくれる仁と二人なら、物でもいいと思っていたようです。

場面は現在に戻り、仁がいるから一人じゃなかったと話す玲。

玲は、頭首になれないから自分のことを見てくれなくなったのかと仁に尋ねます。

そして、自分のことを見て欲しいと懇願するのでした。

玲の話を聞いていた大和は、玲が本当になりたいのは頭首ではなく、仁の一番だということに気付きます。

困った表情を見せる仁でしたが、ずっと変わらないものなどないと、玲にキッパリと言い切ります。

仁にはっきりと言われ悲しそうな表情を見せる玲でしたが、歯をグッと食いしばると、暗い表情になり、やはり壊すしかないと呟くのでした。

鳴り響く銃声・・・！？

大和を人質にして、仁に刀を捨てるように要求する玲。

仁は素直に従います。

複数の玲の部下に囲まれる仁。

男たちは、玲の合図で一斉に仁に殴りかかります。

静かな倉庫に仁の殴られる音だけが響きます。

泣きながらやめてとお願いする大和。

玲は、少し離れたところに立って静観している柴（しば）に、早く撃つように指示を出します。

柴は静かに懐から銃を出します。

必死で止めようとする大和をよそに、無表情のまま銃口を仁に向ける柴。

倉庫の中に、銃声と大和の悲痛の叫び声だけが響くのでした。