蜜蜂ライアー ネタバレ38話【マンガMee/無料で読める】着々と進む結婚式。警報を鳴らすことを躊躇う樹の背後に現れたのは・・・？

雲雀を奪還するため作戦を立てた、二胡、ミレア、樹。

ミレアの合図で樹が警報を鳴らし、会場の混乱に乗じて、雲雀を連れ出す算段です。

これが上手くいかない時は、会場の二胡が力尽くで解決する予定です。

平和主義のみつばは、あくまでセツナとの話し合いを望んでいました。

しかし挙式前に会うことは叶いません。

式の後に訪ねても取り合って貰えない場合には、服従フェロモンを使おうと思っていました。

ついにチャペルに新郎新婦が入場します。

そこには、少し見ない間に変わり果てた雲雀の姿がありました。

雲雀を見て、みつばはショックを受けていました。

今まで何度も助けられ、好意を持った相手が、数日で変われば無理もありません。

早く助け出して欲しいですが、かなり毒の影響が出ています。

救出できたとしても、元の雲雀に戻ることができるのでしょうか？

そして３人の奪還作戦は、上手くいくのでしょうか？

蜜蜂ライアー38話のネタバレ込みあらすじ

着々と進む結婚式。警報を鳴らすことを躊躇う樹の背後に現れたのは・・・？

久しぶりに雲雀の姿を直接見た、みつば。

自分で立つことも出来ず、目も虚ろで意思がありません。

弱った雲雀を見るのは初めてで、一体何をされたら、こんなことになるのかと戸惑っていました。

会場にいる人間で、この状況に疑問を持たないことが不思議でした。

新郎側の親族席を見ると、1人しかいません。

その人物が縁談を持ち掛けた仲介人で、他は全て我妻の関係者でした。

例え急ごしらえで、強引なものでも、見た目の印象は人の心に強く残ります。

2人は皆に祝福されて式を挙げたという形さえあれば、大成功なのです。

要するにこの式は、雲雀がセツナのものになったと、みつばに見せつけるための結婚式だったのです。

雲雀とセツナが入場しきったところで、ミレアは樹に合図を出しました。

これを聞いた樹は、緊急警報ボタンまで近づきます。

もし自分がボタンを押さなければ式が進行して、みつばが雲雀を諦めるのではないか、という考えが頭を過ぎります。

しかし、すぐにそんな訳はないと思い直しました。

二胡はともかく、ミレアは本気で雲雀のことを心配していました。

このまま警報を鳴らさなくても、きっと作戦は実行されると分かっていたのです。

それでもボタンを押すのを躊躇ってしまう樹。

警報のボタン、押さないんですか？そんな樹に背後から、話しかける人物がいました。

押さないなら、あなたは邪魔だと言って、その人物は樹にスタンガンを押し当てます。

樹は床に倒れ、身動きをとることができません。

自分にこんなことをした相手の顔を見ると、そこには佐藤が立っていました。

一方、挙式はどんどん進行していました。

誓いの言葉を言い合うところです。

警報はまだかと、ミレアはソワソワしています。

二胡は、樹が失敗したか、怖気付いたと思っていました。

セツナが神父の問いに誓うと答え、次は新郎が誓うと答える場面です。

もう待ってはいられないと思った二胡。

立ち上がって、服従フェロモンを使い、会場中にフェロモンが充満させます。

全員平伏し、セツナを捕まえるように命令しました。

招待客がセツナの方へ走り出します。

関係ない人を巻き込むのは違うと思い、みつばも服従フェロモンを出して相殺しました。

これにより、招待客はセツナを襲うのを止めました。

フェロモンは使わないつもりだった、みつば。

ですが緊急事態とはいえ、セツナの前で使用してしまいました。

離れた場所にいるセツナからすると、二胡と共謀しているようにしか見えません。

しかし、みつばと二胡を招待した時点で、襲撃はセツナの想定範囲内でした。

それでも構わないと思っていたのです。

セツナも服従フェロモンを出し、みつばを返り討ちにしようとしていました。