不浄を拭うひと ネタバレ32話！同じ町内から続けざまに清掃依頼が！団地に漂う死臭の理由は・・・

沖田×華先生の『不浄を拭うひと』32話についてネタバレ有りであらすじやお得に読める方法をご紹介します！

 

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今回の清掃現場は、古い団地で、亡くなっていた人の部屋は5階なのですが、山田さんは2階ですでに死臭をかぎ分けます。

それだけ、独特な臭いがするそうです。

 

今回、亡くなっていた人は、死後2ヵ月が経ってから発見されました。

近隣の部屋から「臭う」という連絡が管理会社にあり、発見に至ったのですが、その後、親族が一度、清掃に入り、窓やドアの隙間にはガムテープが貼ってありました。

 

でも、いまだに、臭いがしています。

部屋の中はどうなっているのか、山田さんはドキドキしながらガムテープを外し、扉を開けるのでした！

 

それもそのはず、山田さんは、つい先日、現場の近くの家に清掃に来ていたのです！

 

こういったことは珍しくないそうで、山田さんは過去にも、同じ町内に、続けざまに清掃に行ったことがありました。

それを聞いた後輩は、霊が呼んでいるんじゃないかと怖がります。

 

でも、霊感のある山田さんは、特にそういったことはないと否定しました。

団地に漂う臭い

今回の現場は、古びた団地です。

年配の住人が多く、空き室もあるそうですが、現在100世帯ほどが住んでいるということでした。

 

清掃に入る部屋には、70代の女性が一人で暮らしていました。

キッチンで病死して、2ヵ月後に近所の人から「何か臭う」と連絡があり、発見されました。

 

長年、特殊清掃の仕事をしている山田さんの鼻は敏感で、離れていても死臭をかぎ分けます。

亡くなった人の部屋は5階なのに、2階ですでに死臭が分かりました。

 

亡くなった人の部屋の前に着くと、近隣の部屋の人たちが「臭い」「何とかしてくれ」と言って出てきます！

部屋は親族の人たちが何とかしようと、扉や窓の隙間にガムテープが貼ってありました。

換気扇が回っているから・・・！

部屋の中に入った山田さんと後輩。

部屋中の窓や扉の隙間にはガムテープが貼ってあり、とても匂いが漏れそうにありません。

 

でも、よく見ると、換気扇が回っていました！！

慌てて、換気扇を止める山田さん！

 

これでは、匂いが外に漏れていても、仕方がありません。

清掃に入った親族の人たちは、換気扇に気付かなかったのだろうかと、山田さんと後輩は不思議に思いました。

 

特に汚れているのは、亡くなっていたキッチンくらいで、後は洋服が散乱しているだけです。

山田さんと後輩は、手分けして部屋を清掃していきました。

 

清掃が終わった部屋を見て、近隣の部屋の人たちも満足そうです。

帰ろうとした山田さんでしたが、別の部屋から、死臭を嗅いだような気がするのでした・・・。

 

そして、1度清掃に入った場所の近くに、また清掃に呼ばれるのは何故なんでしょうか？

山田さんは霊とは関係ないと言いますが、偶然にしては不思議な気がします。

 

毎回、オムニバス形式でお話が進んでいく『不浄を拭うひと』ですが、続けて読んでいると何度か登場する人たちがいて面白いです。

次回は、どんな人たちと山田さんが絡んでいくのか、『不浄を拭うひと』33話が気になります♪