アシガール ネタバレ99戦｜143話・144話【漫画】身重の唯に変化が。ついにその時が…！！

森本梢子先生の『アシガール』 143.144話についてネタバレ有りであらすじやお得に読める方法をご紹介します！

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平穏な時間は、二人の幸せな時間に違いありません。

そして、唯はとうとう臨月です。

 

もちろん、戦国時代の医療は発達していないので、出産での死亡率は高い。

唯と若君の間には、たくさんの子供が産まれることが、現代でわかっています。

 

なので、産まれてくるのは分かっているのですが…。

唯とおなかの子供は、元気に出産を終えることができるのでしょうか？！

 

今朝は早く部屋を出た若君は、朝のお勤めに小平太と出かける様子。

ゆっくり起きた唯は、縁側に出て臨月になって、いよいよパンパンののおなかを見る。

 

お勤めから帰った若君は、唯のおなかに触れる。

話しかけると、動くよと唯。

 

若君が話しかけると、またお腹の中で動くのでした。

幸せなひと時、家臣には見せられない若君の姿です。

 

産殿が出来上がって、場内でも唯の出産に向けての準備が進んでいます。

自分がまさかそんなところで、出産を迎えるとは思わなかった唯は、恥ずかしい気持ちです。

 

お腹が鳴って、つゆの元に戻ろうとする唯は、部屋から聞こえてきた声に足を止めます。

若君が可哀想だと話している、侍女たち。

 

産月になっても、床下がりをしない正室なんぞ、聞いたことがないと話しています。

どんな話か理解できなかった唯は、部屋に戻り、つゆと渡瀬に聞きます。

 

床下がりが、閨の務めができないことで、側室にその勤めを進める事だと聞いた唯。

唯は、もちろんのこと理解できず怒りました。

 

つゆは、若君に他の女性は目に入っていないから、心配いらないことを伝えます。

単純に喜ぶ、唯。

 

唯が不在の時、側室を勧められたこともあったけど、若君は全く受けなかったとつゆ。

勧めたのは、誰だと怒る唯は、油断できないと思うのでした。

 

夜、若君の晩酌に付き合う唯。

床下がりをするから、側室を用意しますかと、聞く。

 

突然のことで、一息おいて断る若君に、唯は即答しなかったことにショックを受けます。

いきなり何を言うのかと思っただけだという、若君。

 

唯は、唯以外誰にも触りたくない！と言ってほしかったと言い、若君は笑っています。

その時、唯は異変に気付き、破水してしまいました。

 

焦った若君は、渡瀬とつゆを呼ぶ。

陣痛が始まった唯は、産殿に移ってあまりの痛さに、叫んでいます。

 

天野の母が到着し、わめく唯に、みっともないと言います。

表にも聞こえるほど、騒ぐと子供にとっては不名誉だという吉野。

 

唯は、吉野の言葉に、痛みをたえます。

終わってしまえば、痛みは忘れると吉野は励まします。

 

一方城内では、家臣たちがこぞってソワソワしています。

若君の元には、じいたちがすでに集まっており、家臣たちもそこに加わりました。

 

若君の元に、男児誕生との知らせが入り、みんな大喜び。

出産を無事終えた唯は、痛みなど忘れ、元気そのもの。

 

生まれた子供も元気で、あまりの可愛さに感激しています。

若君と唯は、幸せいっぱいです。

 

子供は代々継いできた、天丸になりました。

旧羽木家と緑合家、久しぶりの男児誕生に、幸せいっぱいの春です。

 

日が立ち、天野信茂が天丸を抱き、花見をしています。

渡瀬とつゆは、その危うさを感じていますが、見守っています。

 

信茂は空を仰ぎ、今は亡き元次に、和子様を自慢するのでした。

 

思い返せば、常に何かしら問題が起きていた二人です。

今回は、本当に幸せなひと時の回でした。

 

天丸が産まれた後に、唯と若君が会うシーンがあるのですが、視線を合わせた二人の表情がとてもよかったです！

ぜひ見てほしい！

 

そして、次回は100戦（145話）です。

記念すべき100戦なので、家族3人になった若君がパパとして奮闘している姿が見られるかもしれませんね！