チェンソーマン4巻(26話～34話)ネタバレ考察と感想！サムライソードに狙われたチェンソーマンの心臓！そのときマキマは！？

週刊少年ジャンプより藤本タツキ先生の漫画「チェンソーマン」4巻(26話～34話)を読んだので、今回は4巻のネタバレと感想をご紹介します。

 

ラーメン屋さんで男に襲われたデンジたち。男はゾンビの悪魔に殺されたヤクザの孫でした。 

祖父が殺されたのは、デンジのせいだと逆恨みする男。剣の悪魔に変身すると、デンジの心臓を狙ってきます。

 

真っ先に銃で頭を打たれたデンジ。謎の女も現れて、姫野と早川は必死で応戦します。

姫野は殺され、早川は瀕死、パワーは逃走する中で、チェンソーマンに変身したデンジ。
男を殺すため立ち上がるのでした。

≫≫他の話数をご覧になりたい方はこちら

マキマの謎～襲撃が起きることをマキマだけが知っていた！？

料亭の一室でマキマと岸辺は会っていました。 

「これからもデンジとパワーをよろしくお願いします」とマキマ。 

岸辺は「おもちゃにも情が沸いちゃったから、嫌になったな」と答えます。 

「今回の襲撃、分かっていて見逃したな」と岸辺。
マキマは自分も襲撃にあったと話します。

岸辺は「どんなに非道を尽くそうと、俺の飼い犬を殺そうと、人間の味方でいる内は見逃してやる」と言います。

デンジの心臓は、何故か銃の悪魔に狙われているのですが、その理由をマキマだけは知っていそうです。

今回の襲撃で人外以外、ほとんどが殺されました。
マキマはこの事態をどこまで想定していたのでしょうか？

襲撃犯たちの名前を知っていたこと、岸辺の口ぶり、姫野がマキマのことを「糞女」と言っていたこと等を考えると・・・。

全て想定済みの出来事だったと思わずにはいられません。 

チェンソーマン【4巻(26話～34話)】ネタバレあらすじ

26話　サムライソードVSデンジ！！デンジのチェンソーはサムライソードに届くのか！？

姫野が死んでしまい呆然とする早川。
デンジはサムライソードとの戦いに苦戦中です。

そこへ銃を持った男が二人、入ってきました。
二人の男はサムライソードにデンジを撃つか聞きます。

銃を撃つより先に、デンジが動きました！

帽子の男にヒザ蹴りを食らわせ、ロン毛の男には回し蹴りを食らわせます！

そのままの勢いでサムライソードに斬りかかりました！！

でも、気がつかない内に切られてしまったデンジ。
サムライソードにデンジのチェンソーは届いていません。

デンジは帽子の男を後ろから押さえると「1ミリでも動いたら、お仲間の顔がミンチになるぜ～」と脅します。

それに怒ったサムライソード。

しゃがみ込むと次の瞬間、帽子の男ごとデンジを腹から真っ二つに切り裂きました！！

 

京都行の新幹線の中。

マキマを撃ち殺した男たちは、車両を移動して民間人に紛れようとしています。

一人の男が振り返ると、血まみれのマキマが！

京都駅に着いたマキマ。

お迎えに来ていた京都の公安の黒瀬と天童に、新幹線内の死体を片付けさせるよう言います。

血まみれのマキマを心配する黒瀬と天童。
マキマは、「これは返り血、私は撃たれなかった」と言うのでした。

27話　生きていたマキマ～その能力が明らかに！！

「しばらく戦えない」と変身を解いたサムライソードの男。

他の男たちは、デンジの上半身を抱えて車に乗せようとしています。

一人の男が何もない方向を見て「なんか変な感じだ！」と言うと、男の身体がねじ切れて、潰れて無くなりました・・・！

飛び散る血を見て、焦る一同・・・。

 

京都、とある神社の境内。

終身刑以上の犯罪者が30人ほど、死装束に目隠し姿で座らされています。

マキマは一人の囚人の前に立つと「三島シュウゾウと言いなさい」と言いました。

素直に名前を言う囚人。

マキマが手を打ち、ねじると、東京でデンジを車に乗せようとしていた男たちの内の一人がねじ切れて、潰れて無くなりました・・・！

と同時に、先程名前を言った囚人も事切れます。

次々と囚人に名前を言わせ、手をねじる動作をするマキマ。

同行している黒瀬と天童も目隠しをさせられていて、マキマのやっていることは分かりません。

囚人が全て事切れるとマキマは「私が出来ることは終わりました」と言って東京に戻るのでした。

28話　コベニ激闘！さらわれそうになったデンジを救うことが出来るのか！？

生き残ったのはサムライソードの男とパーカーの女だけでした。

二人はデンジの上半身を車に乗せて逃げようとします。

そこにやって来たコベニ。
コベニは荒井とのパトロール中に襲撃されました。

撃たれそうになったコベニを庇った荒井は死亡。
コベニは襲撃犯を倒し、生き残りました。

デンジを運ぼうとする二人を見たコベニ。
臨戦態勢に入ります。

パーカーの女はヘビの悪魔の尻尾で応戦しますが、コベニの身体能力はそれを上回っていました！

ヘビの尻尾をかわすと、銃を向けたサムライソードの腕を切り落とし、空中で銃を拾いあげ、背中に2発命中させます！

瀕死のサムライソードを車に乗せ、走り去るパーカーの女。

残されたコベニはデンジに「殺そうとしてゴメンね」と言うのでした。

 

東京駅に帰ってきたマキマ。
黒瀬と天童が同行しています。

特異課の円が、血まみれで出迎えました。

円は上からの通達で、人員不足のため特異1～3課は4課に合併することと、4課をマキマの指揮下に置くことを伝え辞表を出しました。

「特異課に入るワケじゃなく、指導に来ただけで1週間で京都にかえりますから・・・」と黒瀬。

マキマは「残念。東京には美味しいお店がたくさんあるのに」と言うのでした。

29話　激闘の後・・・タバコを吸った早川は姫野のことを思い出して・・・

病院のベッドで目覚めた早川。

お見舞いに来ていたデンジとパワーに「4課は誰が生き残っている？」と聞きます。

デンジは「コベニと円が生き残ったけれど、円は公安を辞めた」と教えました。

ショックを受ける早川に、りんご1個残して帰って行くデンジとパワー。

一人になった早川は、呪いの悪魔『カース』に自分の寿命が何年残っているかを聞きました。

カースは答えます。
「2年」と・・・。

呆然としながらタバコを吸う早川。
姫野のことが思い出されて、声を押し殺して泣くのでした・・・。

 

忘れた漫画を取りに戻ったデンジは、早川が泣いているのを見てしまいます。

そして、自分が全く泣けないことに気がつきました。

パワーが死んでも、早川が死んでも泣きそうにありません。

マキマが死んだら・・・ヘコむけど、3日後には楽しく毎日を過ごせそうです。

「心臓だけでなく、人の心までなくなってしまったのか・・・？」と考えるデンジ。

でもシリアスに考えることは続かないのでした。

 

マキマに呼び出されたデンジとパワー。

マキマは二人の指導員だと一人の男を紹介します。

特異1課でデビルハンターをしている姫野の師匠だった『岸辺』でした。

デンジとパワーに質問をした岸辺。
その回答のぶっ飛びっぷりに「100点だ」と言います。

岸辺が好きなのは、酒と女と悪魔を殺すこと。

「先生と呼んでくれ」と言いデンジとパワーの肩に腕を回すと、二人の首を絞めるのでした。

30話　岸辺という男～頭のネジがぶっ飛んでる！！

岸辺に首の骨を折られたデンジとパワーは動けません。

懐から輸血パックを取り出す岸辺。
デンジとパワーに飲ませると、二人は回復しました。

デンジは不死身、パワーは半不死身です。

合間で酒を飲む岸辺。

マキマにデンジたちを鍛えるように言われた岸辺は、酔った頭でどうやって鍛えようか考えました。

そして、最強のデビルハンターとして、悪魔である二人を狩り続けることにしたのでした。

「こやつ、頭が終わっておる！」とパワー。
デンジも同意します。

岸辺は「再開だ」と言うと、二人に向かって歩いてきます。

今度は臨戦態勢になったデンジとパワー。
あっという間に岸辺に殺されてしまいました。

 

早川の病室に黒瀬と天童が訪れていました。

黒瀬に狐の悪魔を出してみるように言われた早川。
指で狐を作ってみますが、悪魔は現れません。

前回の戦いでサムライソードを飲み込んだ狐は、早川を嫌ってしまったようです。

呪いの悪魔も後どれくらい使えるかわからない早川に、公安を辞めることを勧める天童。

黒瀬は「続けるならそれなりの覚悟をしてもらう」と言いました。

公安を辞めて残りの人生を楽しむか、公安を続けて地獄を見るか、選ぶよう天童は言います。

でも、早川に辞めるという選択肢はありません。

黒瀬と天童は「また明日、来ます」と言って帰って行きました。

入れ替わりに、一人の女性が病室に入ってきました。

 

今日だけで20回以上、岸辺に殺されたデンジと半殺しにされたパワー。

岸辺は「明日は家に迎えに行く」と言って帰って行きました。

一瞬逃げようかと思う二人。
でも、頭を使って岸辺を倒すことにするのでした。

31話　死んでも終わらない修行～デンジとパワーの作戦で岸辺を撃退できるのか！？

翌日、デンジたちのマンションを訪れた岸辺。

作戦を立てたデンジたちは岸辺を迎え撃つ気満々です！

まずは、血の匂いで岸辺がドアの前に来たことに気づいたパワーが、槍を打ち込みます。

ドアを突き破って出てきた槍を余裕で避ける岸辺。

天井にはあらかじめパワーの血を貯めたペットボトルが。
パワーが操って、天井から血の槍を降らせます。

それも岸辺は余裕で避けます！
そして、背後から斧で斬りかかろうとするデンジを蹴り殺しました！

動けないデンジと血を使いすぎて貧血になったパワー。

「今回は良かったからもう終わりだ」と言って岸辺は帰って行きます。

終わったことを喜ぶデンジ。
頭に、岸辺の投げたナイフが刺さりました・・・。

 

公安で生け捕りにした悪魔がとらえられているところに来た早川と黒瀬と天童。

武器がなくなってしまった早川は、新たな悪魔と契約をするためにここを訪れていました。

強い悪魔と契約するためには、惨い契約内容を受け入れなければいけません。

黒瀬と天童は早川を『未来の悪魔』の牢獄に案内するのでした。

32話　契約成立！！未来の悪魔が見た早川の未来とは？

未来の悪魔はその名の通り、未来が見えます。

早川の未来を見た悪魔。
「お前の右眼に俺を住ませろ！そうすればお前の力になってやる！」と言います。

さらに悪魔は早川に「未来で最悪な死に方をする」と言うのですが、早川は「自分の死に方に興味はない」と早く右眼に入るよう促すのでした。

 

今日も岸辺に殺されまくったデンジとパワー。

「100点の動きだった」と及第点をもらいます。

いよいよ明日は実践です。
姫野たちを殺したサムライソードとパーカーの女を捕まえに行きます。

もしこの作戦で失敗したら4課は解体され、デンジとパワーは岸辺に殺されるでしょう。

岸辺と戦うことになったら「先生を殺さないでやるよ」とデンジ。

強くなったデンジは、これからもっと悪魔を殺して、マキマと上手くいく気満々なのでした。

 

ビルの一室で迎え撃つサムライソードとパーカーの女。

周りには銃を持った男たちが隙なくガードしています。

このビルの地下には、借金を返せないクズ共で作った『ゾンビ軍団』が控えていました。

ゾンビに噛まれた人間は、ゾンビになってしまいます。

パーカーの女は「せいぜい噛まれないように用心しな」と男たちに言いました。

33話　黒瀬と早川～特異課にまともな奴がいないから気をつけな！

『未来の悪魔』との契約を済ませた早川。
黒瀬と天童は役目を終えて、京都へ帰ります。

本気で銃の悪魔を殺せると思っているかと早川に問う黒瀬。

早川は、正論を言う黒瀬に「俺が負けて死んだその時に笑いに来て下さい」と言います。

自分で自分が見えなくなっていることを早川は分かっていました。

でも、そうでなければやっていけないことも分かっているのです。

黒瀬は「ムカつくけど応援しとく！特異課にまともな奴がいないから気をつけな！」と言い帰って行くのでした。

 

海沿いの別荘でマキマはヤクザと会っていました。

「組にいる銃の悪魔と契約している方の名前を全て書いて下さい」とマキマ。

ヤクザは、自分の組の人間の名前はいいが、他の組の人間の名前は書けないと言います。

ヤクザに紙袋を差し出すマキマ。

中にはヤクザたちの父母・祖父母・兄弟・姉妹・奥さん・恋人の『目』が入っていました。

マキマは顔色一つ変えず「公安には目を元通りに出来る人がいるから安心して下さい」と言います。

一人の男がマキマに殴りかかろうとしました！

でもマキマがその男をにらみ付けると、男は目・鼻・口から血を流して座り込んでしまいました。

34話　4課突入！ゾンビを倒せ！～メンバーは人外ばかりで！？

サムライソードたちのいるビルを警察が取り囲みます。

デンジたち特異4課のメンバーも全員集結していました。

ビルに突入するのは4課のみ。
隊長の岸辺を除くと、4課は人外ばかりです。

『サメの魔人』は、壁の中や地面など、どんな場所でも泳ぐことができ、短い間なら悪魔の姿にもなれます。

『暴力の魔人』は、強すぎるので、常に毒が出る仮面を付けさせられています。

人間の女性のような姿をしている『蜘蛛の悪魔』は、癇癪で人を殺すので注意が必要です。

特殊な存在『天使の悪魔』は、人に敵意はないけど、触れると寿命を吸い取ります。

これらが逃げるようなことがあった場合、交戦するのが警察の仕事でした。

数少ない人間の早川。
ビルの中でパーカーの女に遭遇しました！ 

チェンソーマン4巻(26話～34話)の漫画を無料で読む方法とは？

チェンソーマン4巻(26～34話)の感想＆次回5巻(35～43話)の考察予想

姫野が死んでしまいましたね(泣)

チェンソーマンでは、どんどん人が死んでいくので、主要なメンバーが死んでしまうことも予想していましたがやっぱりショックです！

姫野や早川みたいに普通の人がいてこそ、チェンソーマンのお話を安心して読めるので（デンジやパワーの考え方ばかりだと心が荒む！！）貴重な存在がいなくなってしまって悲しいです。

マキマは一体、何なんでしょう？

殺されても死なないということは、魔人？
それとも、特殊な悪魔と契約している人間なのでしょうか・・・？

マキマについてはまだまだ謎が多いですね。

次回は、サムライソード・パーカーの女とデンジ・早川の激闘が期待できそうです！！

人外たちがどんな活躍をするのかも楽しみですね！

まとめ

今回は漫画『チェンソーマン』4巻(26～34話)の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。