アデライド ネタバレ61話｜ピッコマ漫画｜変わり果てた姿で発見されたアントンとペーター

アンナの取り調べ

尋問官が何を告げても、アンナは自分が未来の公爵夫人だと主張して止みませんでした。

アンナの目は据わっていて、誰がどう見てもでたらめです。

あまりのめちゃくちゃな展開に人々はざわつきました。

マティアスはじっとそれを見守り、小さく笑います。

アデライド61話のネタバレ込みあらすじ

正気ではないアンナ

尋問官は辛抱強くアンナにもう一度問いかけました。

嘘をつくと自分の首を絞めるだけだと忠告します。

さっきは聖女の命令だと話したのに、どうして急に公爵の命令だったと証言を変えたのかと尋問官は尋ねました。

言うまでもなく、貴族の毒○を試みるのは重罪です。

死刑は免れませんが、本当のことを話すのなら楽に死なせてやると尋問官は告げました。

アンナはきょとんとします。

どうせ死ぬなら同じだと考え、公爵様の命令だと繰り返しました。

婚約者を○せば自分と結婚すると目で訴えていたのだとアンナは叫びます。

尋問官はたまらずため息をつきました。

どうやらこれ以上は尋問を続けるのが難しそうだがどうするかと檻の外にいる上官に指示を仰ぎます。

本当にエリアス公爵が指示したことかもしれないのだから続けろという上官に、尋問官は何を仰る！と声を荒らげました。

バカげた主張だ、真っ赤な嘘だと反発する人が大半でしたが、万が一ということがあるだろうと主張する人もいて、檻の外では口論が始まります。

アンナはその様子を見て鼻で笑いました。

公爵様を連れてきたら本当のことを話してやると告げたのです。

口論していた男たちは戸惑い、その奥にいたマティアスは口元に笑みを浮かべました。

しかし尋問官は、これ以上は聞き捨てならないと叫びます。

この女を今すぐ縛り上げて、事実を吐くまで鞭打ちにしろと看守に命じました。

看守に腕を掴まれたアンナは喚き散らします。

エリアス公爵夫人となるこの自分になんてことをするのかと怒鳴り、ここにはいないフェリックスに助けを求めました。

その様子を見た男たちは絶句し、あれじゃまともな証言が聞けるわけがないので尋問しても無駄だと判断します。

無駄足だった…と踵を返し、後のことは会議で決めることにしてゾロゾロと監獄を出ていきました。

マティアスはその後ろに続きましたが、見張りに立っている看守に耳打ちします。

時が来れば指示を下すから待機していろと伝え、看守は承諾しました。

事件に急展開！

その翌朝、早く皇宮に行ったほうがいいのではないかとアデルがフェリックスに笑いかけました。

まだまだ片付けることが山積みだろうと微笑む姿に、フェリックスは冷や汗を流します。

まだあのメイドのことで怒っているのかとフェリックスは困った様子でアデルに尋ねました。

アデルも見ていた通り、あの女は正気ではないと伝えます。

分かっているとアデルは頷き、そのことはもういいのだと答えました。

ルイのことももうすぐ解決できそうなので、考え直すときが来たんじゃないかと思うと伝えたのです。

自分はフェリックスのことをどう思っているのか、そしてフェリックスは自分のことをどう思っているのか…。

それを聞いたフェリックスは急いで口を開きましたが、そこへノエルが血相を変えて飛び込んできました。

大変だと叫ぶノエルに、フェリックスが何事かと尋ねます。

それが…とノエルは言葉を濁しました。

アントンとペーターが遺体で見つかったそうです。

その知らせを聞いたフェリックスとアデルは目を見開きました。

二人の遺体を前にして、アデルは目をぎゅっと瞑り、震えながらフェリックスの腕を掴みます。

フェリックスは困惑した様子でノエルに死因を尋ねました。

外傷はなく、口から泡を吹いているのを見ると、毒殺かと思われるとノエルは答えます。

毒と聞いたフェリックスとアデルは顔を見合わせて…！？

続きはピッコマで！