悪魔公爵の花嫁 ネタバレ外伝6話｜漫画｜皇后逝去で激震が走る！アリエルを憎むベラ

母の死を知らないエドワード

様々な思いが交錯する中、皇后の葬儀は静かに営まれました。

幼いエドワードは、なぜみんなが泣いているのか分からずきょとんとしています。

まだ母の死を理解できない彼に、ハロルドはあえて説明しようとはしませんでした。

母は長い旅に出たのだと伝えたのです。

悪魔公爵の花嫁外伝6話のネタバレ込みあらすじ

皇后の葬儀

病状が悪化していった皇后は、息子のエドワードを残して息を引き取りました。

教皇ヴァンドレーが彼女の棺の前で祈りを捧げ、人々が涙を浮かべながら見守ります。

アティスも眉を顰め、参列したアリエルとオースティンも胸を痛めました。

まだ幼いエドワードは何が起きたか分かっていないため、きょとんとしています。

どうしてみんな悲しそうなのかと祖父に尋ね、ハロルドは母君が長い旅に出たからだと優しく答えました。

不思議そうなエドワードに、しばらく母には会えないが涙を見せてはいけないとハロルドは諭します。

これからは強くなるのだと告げて、幼い少年を抱きしめたのでした。

出棺の時を迎えると、人前では悲しいふりをしていろとクリスティーナがベラに笑いながら告げます。

皇后は死んだので、後はベラが男の子を産むだけだとクリスティーナは伝えました。

帝国を統べる次期皇帝を産むのだとベラに囁きかけます。

ベラを皇后にするよう皇帝に頼めばきっと断れないはずだから、これからが楽しみだとクリスティーナは扇子の奥で笑みを深めました。

ヴァンドレーの言葉で、皇后の葬儀は終了します。

帝国の人々は、皆思い思いに皇后の最期を見送りました。

そして帝国の巨星が落ちた後も、時は止まることなく流れていきます。

アリエルを憎むベラ

皇宮内でオースティンの姿を見つけたベラは、皇宮に何の用だろうと思いながら頬を染めて彼に挨拶しました。

オースティンは礼儀正しくお辞儀をします。

一段と凛々しくなったと伝えてうっとりするベラでしたが、彼女の後ろからアリエルがオースティンを呼び、その言葉は遮られました。

オースティンはすぐに顔を上げ、ベラの前から立ち去ります。

相変わらず自分には冷たいのかと思い、ベラは歯を食いしばりました。

本来あの場所は自分のものだったのにと思いながらアリエルを睨みます。

その幸せがいつまで続くだろうかと心の中で嘲笑い、ベラはアリエルへの憎しみを募らせました。

そして半年後、側室だったベラが正式に皇后となります。

不満を持つ者は少なからずいましたが、もはや皇帝に逆らえる者がいないこと、そして楯突く口実もないことから、新しい皇后が誕生したのでした。

さらに6年の歳月が流れます。

可愛らしく成長したアンジェラがアリエルのもとへ駆け寄ってきて…！？

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