お兄様を誘惑するつもりだったのに！ネタバレ52話｜ダニエルの代わりに狙われたクララ

久しぶりにダニエルと話して、元気づけたいクララ

元気がないダニエルが気になるクララは、ダニエルを食事に誘うことにします。

そんなクララにネルハの皇太子の魔の手が迫っていました…。

お兄様を誘惑するつもりだったのに！52話のネタバレ込みあらすじ

ダニエルが落ち込んでいるのはなぜ？

クララは図書館で本を読みながらダニエルのことを考えていました。

狩猟大会以来、いつ会っても元気がなさそうなので気になっているのです。

まさか自分のせいかも、と思いましたが、そのわりにはクララと会うと笑顔を見せてくれるダニエル。

何が原因なのかわかりませんが、とにかくこのままじゃダメだとクララは思いました。

ダニエルと気軽に話ができるよう、クララはバスティアンの力を借りることにします。

バスティアンが元気かどうか、皇子さまが気にしているから久しぶりに食事の席を設けてほしいと頼むクララ。

バスティアンはそもそもダニエルがなぜ自分に会いたがるのかとクララの話を不審がっています。

情が移ったのかも、とクララは適当に答えました。

バスティアンはダニエルに会う気分ではありませんが、それは前回のBL本の内容がまだ頭に残っているからのようです。

しかし、皇子さまと会うのが気まずいなら私と3人で食事でも…とクララがもう一度頼むと、バスティアンは気まずくなんかないと勢い良く否定した流れで、食事をすることをOKしてくれました。

帝国が静かすぎて不安だと話しているそばから…

食事の日、先に会場に着いたのはクララとダニエルでした。

席についたものの、話すことがなくて気まずい2人。

するとダニエルが、帝国の動きが静かすぎるから不安だが、何か情報はあるかと口を開きます。

今のところ何も聞いてないと答えながら、クララはダニエルが落ち込んでいるように見えたのは帝国のことを考えていたせいかなと思いました。

そして、皇帝が目覚めればすべてうまくいくとダニエルを励ますと、ダニエルは帝国と皇帝のことが心配でつらいと話してくれました。

ダニエルは早く帝国に帰りたいのだとクララは思います。

そこへバスティアンが到着しました。

さっそく食事が始まりましたが、3人になっても相変わらず会話はありません。

気まずい空気のなか、クララはデザートに手を付けました。

おいしそうなデザートを一口、口に運んだクララ。

なぜかデザートから苦い味がしました。

クララからデザートがおかしいと聞いて、バスティアンとダニエルも食べてみましたが、甘い味がするだけで特に変わったところはありません。

おかしいと思いながら、クララは目の前にあったワインに手を伸ばしました。

すると、一口飲み込んだ瞬間、めまいに襲われたのです…。