捨てられた皇妃 ネタバレ57話！首都へ帰るアリスティア　アリスティアの心境の変化と悩むカルセイン　今後の展開は？

過去のトラウマから立ち上がれたアリスティア。

過去とは違い、父ケイルアンの愛情や新しく出会うことができたアレンディスやカルセインの友との出会いなど、周りに支えられていたことに気づきました。

過去と今の自分が違うように、今から未来へかけて変えることができると希望を持てたアリスティア。

ようやく立ち上がることができたアリスティアは、父ケイルアンと一緒に首都に帰ることにしました。

まだ、アレンディスとの仲直りやルブリスとの破婚問題など問題が山積みです。

これから、女性として1人の人間として強くなったアリスティアがどんな風にこれらの問題に向き合って運命を変えていくのがとても楽しみです。

そして、苛立つカルセインの真意とは？

もしかしてカルセインは、アリスティアに好意を持っているのでしょうか？

これからもっと面白くなっていきそうです。

捨てれた皇妃　57話のネタバレ込みあらすじ

首都へ出発　訓練場で苛立つカルセイン

領地から首都へ戻るために出発準備をしていたアリスティア。

自分を心配して領地まで来てくれたカルセインを探しに城内を見て回っていたところ、訓練場で剣の修行をしているカルセインを見つけました。

必死に剣修行をしているカルセインに、出発までそっとしておこうと思ったアリスティアは、その場から移動しようとすると、突然カルセインの苛立った声が聞こえます。

心配したアリスティアは、カルセインに声をかけます。

アリスティアの心配する声に無愛想に返事をするカルセイン。

苛立ち無愛想なカルセインに、心当たりがないアリスティアは動揺します。

カルセインは、剣の修行を切り上げるとアリスティアの体調を気遣います。

突然倒れたアリスティアに、心配が隠せないカルセインの態度や言葉に、これまでのカルセインの印象が違いさらに戸惑うアリスティア。

いつものカルセインだったら、からかいの一つや二つあってもおかしくないと思いながら、心配するカルセインの言葉を素直に受け止めました。

そして、夕暮れ時。

領地を出発し、カルセインの横に座り馬車に揺らせられ移動をする2人。

出発してしばらく沈黙が続き、カルセインは外を眺め一言も話そうとしません。

何を考えているのか分からないカルセインに、アリスティアは声をかけた時、急に場所が揺れ止まってしまいます。

驚いたアリスティアは、カルセインに支えられ父ケイルアンは、状況の確認をとります。

外で護衛をしてれくれていた騎士によると、数日間の雨の影響で道がぬかるんでしまい車輪がはまってしまい動けなくなってしまようです。

数人の騎士で、車輪を引き上げなかればならず一旦休憩に入らず終えなくなりました。

父ケイルアンは、カルセインに支えられ馬車を降りたアリスティアに、馬車を引き上げるまでしばらく散歩して時間を潰すように伝えます。

あまり遠くに行かないようにとケイルアンから注意を受け、休憩に入ったアリスティアとカルセインは、周りを歩き目の前の草花が生い茂る原っぱへ入って行きました。

アリスティアとカルセイン

草花が生い茂る原っぱに入ったアリスティアとカルセインは、夕暮れ時の暖かな夕日の光と原っぱの光景に見惚れます。

暖色の綺麗な美しい景色に感動するアリスティア。

ちょっとしたアクシデントで、その対応をしている騎士たちに申し訳ないと思いつつも、あまりの美しい目の前の光景をゆっくり見れることに感激します。

しかし、カルセインの声は沈んでおり声がかけづらいアリスティア。

夕日を眺めカルセインに伝えたいことがあるアリスティアは、どうやって話を切り出そうか悩みます。

その時、「アリスティア」の名前を呼ぶカルセイン。

カルセインから話しかけてくれたアリスティアは、夕日を背にカルセインに振り向き微笑みかけます。

初めてちゃんと名前を呼んでくれたことに驚きつつ、カルセインの話を待つアリスティア。

カルセインは一瞬悩んだ後、思い切って口を開き何かを言いかけようとした時、間が悪く使用人であるリナに呼ばれます。

出発準備が整ったため、馬車へ向かいながらカルセインが言いかけたことを改めて聞きますが、カルセインはなんでもないと話を止められます。

逆にカルセインがアリスティアに、何か物言いたげな顔していたことを悟られたらしく、その話を聞かれるアリスティア。

アリスティアは、カルセインから受けていた剣の修行をふた月ほど休みたいという旨を伝えます。

その旨をすぐに了承するカルセイン。

てっきり何か小言を言われると思っていたアリスティア、カルセインに何か怒っているのかと聞きます。

カルセインは、否定し自分自身の剣の練習する時間が足りていなかったためちょうどよかったとアリスティアに伝え、気づきます。

アリスティアに、剣を教えるため今までカルセインの時間の邪魔をしてしまっていたこと。

休むと言った側としてもあっさりと了承されてしまったことに少し悲しさを感じること。

このことに気づいたアリスティアは、カルセインの足手まといにならないように気をつけようと感じました。

長い時間、馬車に揺られてカルセインの家に着いたためカルセインは、そこで降りアリスティアと別れます。

ケイルアンとアリスティアに長い時間、一緒にいてくれたことに感謝され、2ヶ月後にまた会うことを約束した後、しばらくして馬車が動きます。

アリスティア達が乗る馬車を見送った後、カルセインは原っぱにアリスティアに言いかけた話をしようとした後悔と、夕日に照らされるアリスティアの顔、そして皇太子ルブリスに言われた言葉を全て思い考え、1人新たに決意を胸に屋敷の中へ入って行きました。