悪女を殺して ネタバレ24話｜ピッコマ漫画｜モテ女・ヘレナの知られざる苦悩

エリスは元気を取り戻したのか？

前回、魔女のメディアの話のおかげで、少し笑顔になっていたエリスですが、元気は出たのでしょうか。

突然こんな世界に転生し、元の世界に戻ることができないまま、主人公であるヘレナと自分を比べては傷ついていましたね。

ヘレナの気持ちは、良く理解できますよね。

メディアのおかげで、エレナが元気になっていればいいのですが、それが気にかかります。

今回はエレナが元気になったのか注目しながら、どんな物語が読めるのか楽しみですね。

それでは、今回も、早速見ていきましょう。

悪女を殺して24話のネタバレ込みあらすじ

泣いているエリスを目撃したヘレナ

泣いているエリスを陰から見ていたヘレナは、自分も、絶対に来ることのない未来のことを考えることがあると、、悲しそうな顔で昔のことを思い出していました。

自分たちの家紋が陰謀に陥らなければ・・そんなことを話す母親は、父親も叔父もミジェリアンの陰謀のせいで亡くなったのだと、泣きながら怒っていました。

そんな母をなだめる小さなヘレナでしたが、美しさすら身分が低ければ足枷になると考えた母親に、何度も刃物を頬にあてられたのです。

母親の苦悩、そして知られざるヘレナの苦悩

もちろん母親に、ヘレナの顔を傷つけることなどできずに謝ると、泣き崩れるだけでしたが・・。

ヘレナは、母親の言う、いつでも笑顔でいい子にするようにという教えを守って生きてきました。

何も知らないふりをしてただ笑う、それが、母が教えた唯一の生きる方法だったのです。

孤独なヘレナと、ヘレナに寄る男性たち

皇宮の侍女はみんなヘレナを避けますが、自分が以前貴族だったことから、誰も自分とはかかわりたく無くて当たり前だと理解していました。

そんな中、皇太子から呼ばれて待たせるわけにはいかないヘレナは、代わりに侍女に洗濯など自分の仕事をしてもらうほかありませんでした。

そしてある日、自分が皇太子に会うのが遅いことで侍女長が怒られているのを見てから、ヘレナは、絶対に皇太子の命令に逆らうわけにはいかないと悟ったのです。

自分が陛下や皇太子の機嫌を取りに行かないとほかの者が叱られてしまうものの、自分が行けば自分の仕事をほかの侍女がしなければならないこともつらく思っていました。

そしてこんな気持ちを毎晩酒を飲んでは泣いている母親にも話せず、ヘレナは暗い気持ちでいた時、泣き声を聞いたのです。

ヘレナはその声を聴いて最初にいつも泣いている母親かと、勘違いしました。

しかしその泣き方は、母親のそれとはまったく違うもので、母親ではないことにすぐに気づきました。

ヘレナはその鳴き声の主をそっと覗きます。

そう、それこそが、たった一人でこっそり泣いていた、エリスの泣き声だったのです。