私のことを憶えていますか ネタバレ133話！傷心の猫作に山田が告げたこと

花嫁を奪ったこうちゃん、そして結婚式を抜け出した遥はどうなるの

愛のためにドラマティックな、しかし逆を言えば後先考えない行動をしてしまった二人ですが、その後どうなるのでしょうか。

SORAは、映画の件だけでなく今後の芸能活動にも影響が出るでしょうね。

そして、猫作やご両親、皆を裏切ってしまった遥のことをも気になります。

猫作のことが心配ですが、猫作いらないなら自分にくれ！！というのは麗子だけでなく、読者にはたくさんいることでしょうね。

幸せそうですが、それは皆を裏切って得た幸せです。

なんだか心配な二人の行方を、さっそく見ていきましょう。

私のことを憶えていますか133話のネタバレ込みあらすじ

冷静なずん子

うろたえざわつく会場の皆とは反対に、ずん子は、二人を自由にするように伝えました。

麗子に対し、これがまたスキャンダルになれば、SORAをコマーシャルのモデルにしている麗子の会社が損をすることを伝えると、そこに社長が入り込み、この件は自分と話すように麗子に告げたのです。

しかしそんな社長に、友達の結婚式をめちゃくちゃにされた司会と幹事のよっちゃんたちは文句を言いますが、麗子は冷めた目で、いつかはこうなると思っていた、恋する遥の気持ちを話したのです。

そして冷静な麗子

結婚する前にこうなってよかったと考える麗子に、よっちゃんは、猫作や両親のことはどうなるのかと考え反発しますが、麗子から、本当の恋愛をしたことのない人の考えることだと言わんばかりに、鼻で笑われてしまいます。

そう、すでに運命の人を見つけている親より、遥自身が幸せになるべきだと、麗子は考えていたのです。

一方そのころ、式場でたった一人、取り残されて呆然としている猫作のところに、父親である山田が声を掛けると、自分のせいだと謝ったのです。

父親である山田の気持ち

まり子との恋の話をしたせいで、こうちゃんの恋心を刺激してしまったと考える山田は、まり子との話を猫作にする時が来たと考えていました。

そして、今夜は飲みながら話そうと猫作をなだめると、遥のことを恨まないように諭したのです。

しかしこんなことになるだろうと考えていた猫作は、目に涙をためながら、恨むはずなんてないと考えていました。

猫作は、子供のころ遥をいじめて嫌われていたのに、けがのせいで結婚させようとしてしまったことを話すと、子供のころに戻って、遥にすごく優しくしていたら・・と涙をぼろぼろこぼし始めたのです。

山田は、それに共感しながらも、時間を戻すことはできない現実を話すと、次の相手に後悔しないように優しくすればいいと話したのです。

遥より気の強い女なんているのかなと猫作が涙を流しているとき、ヒールの音を響かせて、結婚式のキャンセルの決断をお願いしに麗子がやってきました。

そして猫作の母親の気持ち

麗子はてきぱきと説明すると、泣き崩れている遥の両親を目にし、よくあることだとなだめたのです。

遥の父親は、げっそりしながら、ワイン飲み放題のために遥と猫作をくっつけようとした自分の責任だと自分を責めていました。

するとそれを聞いた猫作の母親は、昔は友達だったのに、会社が大きくなるとみんな自分を奥様と呼んでさみしかったことを話すと、ワインなんていつでも飲み放題だと、ぼろぼろ泣きながら話したのです。

猫作と遥の母親は友情を再確認すると抱き合いました。

そんなご両親たちを見た麗子は、またもてきぱきと仕事を進めるのでした。