お兄様を誘惑するつもりだったのに！ネタバレ68話｜妖精のイオが石板の気配を感じた

アドリアナはクララの堂々とした姿を見て、羨ましくなりました。

彼女のようになりたいと思ったのです。

ベローナに戻ったクララはセシリアの所に遊びに行っていました。

でも彼女の様子が明らかに変です。

どうやら、陛下からクララのことを聞き出すように、命令されたようなのでした。

なので、クララははぐらかすことにします。

数日後、クララはまたネルハに行きました。

すると妖精のイオが、石板の気配を感じたのです。

お兄様を誘惑するつもりだったのに！67話のネタバレ込みあらすじ

パーティーから戻ってきたアドリアナはクララのことを母親から、聞かれました。

どうやら母親は、クララのことを皇太子に報告するつもりのようです。

アドリアナは、何もなかったとはぐらかしました。

そして、クララのことを羨ましく思ったのです。

パーティーで、色んな人から囲まれて困る状況だったのに、クララは堂々としていたからでした。

アドリアナはあんな風に、生きてみたいと思うのです。

ベローナに戻ったクララは、セシリアの所に遊びに来ていました。

セシリアは最近、来てくれていないから何かあったのか？と聞きます。

でもクララからすれば、セシリアの様子がおかしいことが気になりました。

多分陛下だな・・・とクララは察します。

陛下はクララが外出ばかりするので、気になっているのでした。

でもセシリアにもまだ、ネルハに行っていることは話す訳にはいきません。

なので、散歩やおしゃべりをして、はぐらかすことにしました。

セシリアにはそれが効果てきめんだったようで、ネルハのことを聞かれず別れることができたのです。

数日後、クララはネルハに行くことにしました。

でも、妖精のイオの様子が変です。

ここ最近は、石板のことばかりであまり、ネルハで遊べていないのでした。

ブツブツ言っているイオをクララは励まします。

石板探しが終わったらまた、色んな所に行こうとクララは話しました。

イオは不機嫌になりながらも、気配を探してみます。

するとイオが、急に石板の気配を感じました。

なので、イオは急いで石板の所まで飛んでいきます。

ダニエル皇子と一緒に、走ってイオを追いかけると、そこは競馬場でした。

イオは確かにここから気配を感じたのですが、競馬場に着くと、人の気配の多さで気配を感じることができなくなってしまいます。

従者のアレックスは、競馬場に皇子がいるのはマズイので早くここから出ようと皇子を急かしました。

でもここに気配がある以上、競馬場を探さなくてはいけません。

クララは思いつきます。

イオなら、魔法で姿を変えることができるので、自分達に魔法をかけてもらおうと提案したのでした。

するとダニエル皇子も、姿を変えることに賛同します。

そして、目の前にあった銅像のような姿が良いと指をさしました。

イオも、面白がって、全員の姿を変えます。

従者のアレックスもクララも、当たり障りのない平凡な姿になったのですが、ダニエル皇子はふっくらとした、中年男性に変わりました。

クララはそれで良いのか？と聞くと、ダニエル皇子はニッコリとします。

この姿の銅像は、競馬場の社長の姿なのでした。

なので、何かあればこの社長の姿が役に立つだろうと思ったのです。

これで、皇子・王女とは分からなくなったので、改めて探すことにしました。

でも会場に人の姿が多すぎて、イオはなかなか気配を感じ取ることができません。

ダニエル皇子は、アレックスに別れて探そうと提案しました。

アレックスもこんな時だけ、頼るなんて・・・とブツブツ話しながら、石板を探しにいきます。

ダニエル皇子とクララも引き続き、会場を探すことにしました。

会場を探していると、イオがまた石板の気配を感じ取ります。

建物の中に入ってみると、そこは競馬場の社長の部屋でした。

クララ達はこっそりと入ってみます。

イオは、気配の感じるまま、社長の机を指差しました。

クララはイオに言われるがまま、机の引き出しを開けて見ます。

すると箱が入っていました。

イオはこれが石板だと断言します。

クララは急いで、箱を開けてみました。

でもそこにあるのは、宝石のついた指輪だけです。

クララ達が不思議がっていると、イオがこれには魔法がかかっていると話しました。

そして、イオはその魔法を解いてみます。

すると、石板のかけらが出てきたのでした。

ダニエル皇子も、イオが協力してくれることで、こんなに確実な成果が出たことに嬉しく思います。

クララも小さなかけらでしたが、見つかったことに嬉しく思いました。

すると、社長室のドアがノックされたのです。

こっそり入っていたクララ達はビックリしました。