スウィートブラッドの花嫁 ネタバレ44話｜漫画｜吸血鬼の王に消されたセスとの記憶を取り戻すエマ

漫画「スウィートブラッドの花嫁」は今波マナ先生の作品でマンガMeeで配信されています。

今回は「スウィートブラッドの花嫁」44話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと読んだ感想をご紹介します！

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スウィートブラッドの花嫁 44話のネタバレ込みあらすじ

吸血鬼の王によって書き換えられたエマの最期の記憶

吸血鬼の王の城で、血を流し倒れ込むセスを見下ろしているエマ。

エマはセスに、エマを殺すため、吸血鬼にまでなったのに、早くしないと先に殺されてしまうわよと言って不敵な笑みを浮かべます。

 

エマは無抵抗なセスの首を絞めながら、私と王は愛し合っているのに、引き裂こうなんて愚かなことだと言います。

カイムが、吸血鬼はマスターに逆らうことができないため、今のエマは心も体も王のしもべであると言っていたことを思い出すセス。

 

エマを解放するためには、心臓の中にある呪いの核を奪う必要がありました。

しかし、セスは大切な妹の心臓を奪うことを躊躇していました。

 

エマは自分の胸にセスの手を持っていき、力を得るために、ここにある心臓が欲しいのだろうと問いかけます。

エマを解放するための方法を頭では分かっていても、自分より大事な妹にそんなことはできないと声を荒げるセス。

 

セスは、エマに幸せに生きて欲しかっただけなのに、なんでこんなに難しいのだろうかと言って涙を流します。

そんなセスの姿を見て、一瞬正気を取り戻したエマ。

 

エマは、セスの手を取り自らの心臓を貫かせます。

そして、こうしなければ、またセスを傷つけてしまうと言って謝るのでした。

 

エマは自分の力をあげるから、ここから逃げてと言って、セスに自らの呪いの核を託します。

呪いの核を失い息絶える寸前のエマは、自分と同じ運命の子が現れたら、その子助けてあげてと、セスに最期のお願いをするのでした。

 

王に書き換えられていた記憶を取り戻したエマ。

 

エマは瀕死状態のセスに駆け寄り、今でもセスが大好きだと言うことと、今まで自分がしてきたことについて謝ります。

そして、今度こそ力を託すから、美亜を助けて欲しいとお願いするのでした。

美亜の出生の秘密

琥珀から受け取った「灰月美亜に関する調査報告書」に目を通し、頭を抱える義就。

そこに、紅葉が慌てた様子で、義就を呼びにきます。

 

クルスニクの基地の外では、傷だらけのセスに、一体何があったのかと千悠たちが尋ねていました。

 

セスの傷を見かねた千悠は、回復のために、千悠の血を飲むように勧めます。

吸血することに躊躇うセスでしたが、千悠には吸血鬼の毒が効かないと聞き、千悠の血を飲ませてもらうことにします。

 

千悠の血のおかげて少し回復した様子のセス。

そこへ義就も現れ、セスに事情を尋ねます。

 

セスは、美亜が王に攫われたため、救出するために力を貸して欲しいとお願いします。

義就は王と戦うのであれば、これを使ってくださいと言って、セスに王の妻の聖血で作られた、短剣を手渡します。

 

この短剣は、千年前の戦いで、王が恐れた剣の一つでした。

義就は、クルスニクの血を引く灰月美亜なら、この短剣の力を発揮できる言います。

 

美亜が王の呪いに耐えられたのは、かすかに残ったクルスニクの血によって守られていたからなのでした。

 

美亜からは、そんな話を聞いていないと不安げなセス。

義就は、このことについては、美亜の親も覚えていないのだと説明します。

 

吸血鬼の存在が外に漏れないために、クルスニクに関わる人々は情報を厳しく管理されていました。

そのため、もし一般に戻りたいとなると、クルスニクと吸血鬼の記憶を消されるという掟があったのです。

 

王の血を引く一族は、その血を絶やさないようにするため、代々一般人との関わりを控え、身内間で結婚するようにしていました。

例え自由になったとしても、記憶をほとんど失った状態で身よりもないため、真っ当に生きられる確率は、無いに等しいのだと言います。

 

その話を聞いたエマは、自分たちの母親もそうだったのではないのかと、セスに語りかけます。

しかし、セスは自分たちは父親も知らないから、今の時点では分からないと返すのでした。

 

対立する二つの血が入った美亜のことを、この戦いを終わらせるために生まれてきた「運命の子」だという義就。

そんな義就にセスは、運命の子なのかもしれないが、美亜は普通の女の子で、まだ16歳の美亜にとって、この先もっといろいろな未来が待っているのだから、その人生を取り返すのだと言います。

 

義就は、なぜそこまでするのかと尋ねます。

好きな人に心から笑って、自由に生きて欲しいのだと答えるセス。

 

その言葉には、エマに対する思いも含まれていました。

セスの言葉を聞き、瞳を潤ませながら、ほほ笑むエマ。

 

そして、義就や千悠もセスの言葉に奮起するのでした。

王の城で目覚める美亜

王の城で目を覚ました美亜。

美亜は、自分がどこに居るのか分からず、ぼんやりと天井を眺めていました。

 

そこへ、目を覚ましたかと王の声が聞こえてきます。

吸血鬼の王に、怯えて逃げようとする美亜。

 

王は、そんな美亜を後ろから抱きしめ、美亜の血も身体も、王のためにあるのに、何故怖がるのだと尋ねます。

そして、美亜の耳元で、美亜と番（つがい）になれる日を、待ち侘びていたのだと言うのでした。

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スウィートブラッドの花嫁 44話の感想と次回45話の展開を私的考察で予想！

王との対決の前に、エマがセスとの記憶を取り戻せてよかったですね。

エマの力が加わることで、セスはさらに強くなるのではないでしょうか。

 

美亜が王の呪いに耐えられたのは、クルスニクの血が入っていたからだったのですね。

 

王の呪いに耐えられたエマ。

そして、エマと血の繋がった兄妹であるセス。

 

これはセスとエマも、王の子孫である可能性がかなり濃厚ですね。

 

ついに迎える吸血鬼の王との戦い。

セスは美亜を取り戻すことができるのでしょうか！？

まとめ

今回は漫画『スウィートブラッドの花嫁』44話の注目ポイントやネタバレ込みあらすじ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「スウィートブラッドの花嫁」45話はこちら

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