すきときす ネタバレ12巻 34話～36話｜漫画｜辛い過去を抱えていた睦に寄りそう心、縮まっていく二人の距離

漫画「すきときす」は山田やな先生の作品でマンガmeeで配信されています。

今回は「すきときす」12巻34話~36話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと読んだ感想をご紹介します！

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睦は中学時代に起きた出来事を語りだします。

両親の離婚によって睦は傷つけられましたが、しばらくした後に母親に相手がいることや父親にも相手ができたことからさらに傷つけられました。

 

結婚して誓い合ったとしてもそれは好きという気持ちを補償するものではないことを知った睦は心の返事を怖くて聞けなかったとあの時の心境を吐きます。

睦の過去を聞いた心は何か彼を安心させたいと想い、彼の頭を撫で始めました。

 

心の行動に睦は慰めているのかと思いましたが、心は睦を褒めるつもりで撫でていたのです。

自分が同じ経験だったらふさぎ込んでいたと思うと心は言い、彼の行動を褒めた心は少しでも睦の気持ちが軽くなればいいなと祈ります。

 

その後、静たちがやってきて皆で一緒に楽しむことになりました。

心は辛い過去を思い出した睦を心配して見つめると、彼はいつも通りに振る舞いだします。

 

皆と一緒に屋台を巡った心は睦がいつも通りに戻ってくれてほっとしましたが、どうも落ち着かないとそわそわします。
花火が打ちあがるためそろそろ移動しようと提案した美結は穴場があると案内しました。

 

そこに行くまでは少しだけ暗いところを登るため、カナと心に足元に気をつけるよう美結は気遣います。
心が暗さに驚いているのを見た睦は手を差し出しますが、断られました。

 

睦を意識した心は今まで彼との間に起きた出来事を思い出して断ってしまいましたが、彼の気遣いを無下にしてしまったと先ほどの選択を悔やみます。

自分が思っていることを伝えたら睦との関係はどのように変わるのだろうかと考えていると花火が上がります。

 

再び睦に気遣われた心は彼の助けをやっぱりいると言い、手を差し出します。
睦に優しく手を握られた瞬間、心は睦との関係を変えていきたいと実感しました。

すきときす12巻34話~36話のネタバレ込みあらすじ

睦の過去、心の反応は?

睦は過去を語り始めます。
中学時代、突然母親が家を出ると言い出しました。

 

父親とうまくいけないと言う母親に睦はまた喧嘩をしたのかと思って仲直りをするように説得しましたが、離婚すると母親の決定打を聞かされます。
母親はこんなことになって申し訳ないと謝罪するために睦の帰りを待ってました。

 

母親としての役割を全うすることなく家を出ることを詫びられた睦はそのまま母親を見送ります。
睦は父親に母親を追いかけるよう頼みますが、もう帰ってこないと言われてしまいました。

 

二人の気持ちを変えられないと悟った睦は数日のことを振り返ります。
最近喧嘩が増えたことや、仲良く会話をしなくなった二人は家族だから昔みたいに仲直りをすると思っていました。

 

二人は互いに両想いで結婚したのに、仲直りできないことなんてあるだろうかと信じられません。
その後睦は母親が他の男と仲睦まじく歩いているのを目撃しました。

 

友達と遊びにでかけていた睦は気分が悪くなって家に帰ります。
母親を目撃したのは偶然でしたが、なぜ二人が離婚しなければならないのかなんとなく悟った睦は父親はどんな気持ちだったのだろうと気になりました。

 

帰宅すると玄関に女物の靴があるのを見つけた睦は来客かと気にも留めずに、飲み物を取りに行こうと台所に向かいます。
扉を開くと父親が来客の女に迫っているのを目撃しました。

 

父親と母親のそれぞれの姿を目撃した睦は結論を出します。
結婚して誓い合ったとしてもそれは好きという気持ちを補償するものではないことを。

 

どうせ気持ちは変わると思った睦は怖くて心の返事を聞けなかったとあの時の心境を吐きました。
睦の過去を聞いた心は彼を安心させられる言葉を一つでも伝えられたらいいのにともどかしい気持ちになります。

 

彼女は言葉の代わりに心は睦の頭を撫で始めました。
心の行動に睦は慰めているのかと思いましたが、心は睦を褒めるつもりで撫でていました。

 

自分が同じ経験をしたらふさぎ込んでしまうかもしれないと言った心は睦が明るく振る舞っていてすごいと思ったのです。
ずっと頑張っていたと褒めた心は少しでも睦の気持ちが軽くなればいいなと祈りました。

皆と一緒に夏祭り、でも心は気持ちが落ち着かない

その後、静たちがやってきて睦は三人水入らずで楽しめばと気遣って離れようとしましたがカナからみんなと一緒に遊ぶと誘われます。
美結と静は二人の様子をもう少し見守ろうと話をしました。

 

心は辛い過去を思い出した睦を心配して彼を見つめます。
心を見た睦は何から見るのかと笑顔で尋ねました。

 

皆と一緒に屋台を巡った心は睦がいつも通りに戻ってくれてほっとしましたが、どうも落ち着かないとそわそわします。
花火が打ちあがるためそろそろ移動しようと提案した美結は穴場があると案内しました。

 

そこに行くまでは少しだけ暗いところを登るため、カナと心に足元に気をつけるよう美結は声をかけます。
心が暗さに驚いていると睦から暗いのは苦手だろうかと尋ねられました。

睦の気遣いに意識した心は

夜に暗い道を歩くことは今までなかったと言う心に睦は手を差し出します。
手をつなぐのだろうかと心は恥ずかしくなって断りました。

 

睦は軽くショックを受けつつも、ゆっくり登ろうと提案します。
先に行っていた静が大丈夫かと遠くから声をかけると睦は追い付くからそのまま行ってほしいと返しました。

 

心配して手を貸してくれたのに断ってしまったと心は先ほどの選択を悔やみます。
睦を意識するようになった心は偶然のキスやハグ、そして告白を思い出して頬を赤くしました。

 

自分が思っていることを伝えたら睦との関係はどのように変わるのだろうかと考えていると花火が上がります。
睦は木の間から見えるから焦らずに登ろうと心を気遣いました。

 

心は睦の助けをやっぱりいると言い、手を差し出します。
睦に優しく手を握られた瞬間、心は睦との関係を変えていきたいと実感しました。

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すきときす12巻34話~36話の感想と次回13巻37話~39話の展開を私的考察で予想！

今回はようやく睦の過去が明かされました。

これまでに少しだけ睦の事情が明かされていましたが、一体何があったのか全てわからない状況でした。

 

仲が良かった両親が離婚したのは辛いですが、それだけではなくそれぞれ浮気相手がいたと知ったら恋愛不審になってしまいますね。

本当、よく頑張ったと思いますよ。

 

普段の笑顔から想像できないくらい睦の過去は壮絶でした。

辛い過去を抱えていても誰にも悟られずに明るく振る舞う睦はすごいですね。

 

その後の心の行動も良かったです。

自分の気持ちに寄り添って、そして褒めてくれたおかげで睦の過去に囚われていた気持ちが解放されたと思います。

 

さて、心と睦の会話が終わった後に皆で祭を楽しみましたが、心の睦を見つめる姿やあれこれと意識する姿はキュンとしますね。

差し出した手を意識して拒絶するほど心の気持ちの動きが加速したと思います。

 

今後、二人がどのように関係を築いていくのかと思うと楽しみで見逃せません。

まとめ

今回は漫画『すきときす』12巻34話~36話の注目ポイントやネタバレ込みあらすじ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「すきときす」13巻37話~39話はこちら

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