その結婚、私がします ネタバレ45話【ピッコマ漫画】リリアンの想いと貴族たちの噂話

リリアン自ら鍛錬してくれる剣術についての噂話が貴族の間でさらに交わされ、志願者が増える事は皆変わろうとしている決意の表れです。

決意に水を差そうと招かれざる者がやって来たようでした。

その者は何を得るためにやって来たのでしょうか。

また、貴族の間でもリリアンに賛同する人と批判的な人に分かれて来たようです。

どうやらリリアンの元を直接訪れる人も出てきそうな予感がします。

その結婚、私がします45話のネタバレ込みあらすじ

変わりたいと思う気持ちと変わりたくない想い

リリアンを訪れたシューランは、気力増進のためと珍しい薬草を差し出します。

あまりにも怪しい薬草に感じるためリリアンは気持ち悪いと感じますが、仕方なく受け取りました。

礼を言うと、シューランは令嬢たちが変わったところで汗を流していると聞いたから持ってきた理由を話します。

リリアンはやはりかと感じました。

リリアンはあくまで健康な人生のために運動をしていると伝えます。

しかし、シューランは令嬢を守るのは騎士の役目だと主張しました。

リリアンはオブラートに包んだ言葉で、シューランが変な事を言えばお前の家をぶち壊す事を笑顔で伝えます。

シューランも別な言葉で自分の事を無視しないで欲しい事を伝えました。

令嬢たちは今まで重いものを持ったり、汗をかいたり、おなかをすかせたことが無いと指摘します。

そんな令嬢たちが変われるのかシューランは問います。

リリアンは毅然とした態度で、誰でも変化を望めば変われる自信がありました。

理想論だと切り捨てたシューランに、現実の話だとリリアン。

リリアンは、変化を望まない者の方が多いからこそ変化を望んだ瞬間から人は変化していけるのだと思っていました。

同時に、変わる事は何かを捨てる事でもあるから決心するのが怖い事も理解します。

シューランはリリアン自身が変化を恐れているか問います。

捨てがたいものはあるとリリアン。

それは自分自身なのです。

セイラに嫉妬せず、皇帝を愛していない自分、そして怖ろしい結末から逃げる自分を捨てがたいのでした。

そんな自分が変わらいないままで、一年後に無事に皇城から出ていく事を願っていたのです。

シューランはこれらの話を初めて聞いた事を伝えました。

そして、ティーポットが空になるまでシューランお茶を楽しんでから帰って行ったのでした。

貴族たちの間での噂

貴族たちの間には、リリアンの事を噂する書面が流行っていました。

帝国のために剣を取った事、そして剣は自分を守るための、さらには貧しい貴族には護衛騎士がいない事実を伝えていたのです。

アリスは呆れていました。

周囲では貴族たちが、貧しい貴族にはお金を支援したら騎士の枠も増えるだろうと噂しています。

貴族たちに仕えようとする者は多いけど、なかなかその仕事に就けるものは多くないのです。

さらには、若いからと言って危ない事をしてけがをしたらどうするのかと反対の理由もありました。

アリスは皇后が剣を取ったと言う事だけで、これだけ話題になる事を呆れていたのです。

兄が無くなった時に誰も関心など寄せてくれなかったからでした。

アリスは、アプルカ侯爵夫人の力を借りる事を決意します。

話しかけたアリスは、無礼を許して欲しい事を懇願し興味深い話をしていた事を伝えました。

アプルカ侯爵夫人は意見を申し立てるつもりかと問うのです。

アリスは反対ではなく、むしろ同年代と意見が違っていた事に苦しんでると主張します。

そうして、無事にアプルカ侯爵夫人に受け入れられたのでした。

皇帝は貴族の中に流れる噂をリリアンが知っているだろうと報告を受けています。

若い貴族は称賛し、反対な貴族たちは集まりを使ってリリアンを非難していました。

皇帝は、立場上わがままを言うはずもないリリアンがこの事で離婚すると言って来てもおかしくないと感じています。

そこへデイジがやってきて、リリアンの周りに貴婦人たちが集まって来ていると報告しました。

リリアンは鍛錬を終えて、令嬢たちに冷たい水とタオルを用意してあることを伝えていたところです。

そこにぶつかってきた人がいました。

リリアンが振り返ると、アプルカ侯爵夫人が倒れていたのです。

差し伸べた手を使わず一人で立ち上がったアプルカ侯爵夫人はリリアンに想像とは違う姿だったから気が付かなかったと話しました。

さらには、リリアンの手にあるものについて問い詰めます。

竹刀だと答えるリリアンに、アプルカ侯爵夫人は人を攻撃するためのものをなぜ持っているのかと疑問を呈したのでした。

リリアンは噂は本当だったと実感します。

わざわざ文句を言いに来るくらいに、自分が剣を教える事に否定的な人がいる事に納得したのです。

他の貴族たちも、平民以下の服装で変民よりもひどい事をするのを非難していました。

人前であからさまに聞こえるよう非難するとはと憤ります。

その時、助け舟を出したのはセレスティアンでした。