シークレットレディ ネタバレ11話【ピッコマ漫画】シャルトゥスとの訓練

訓練

ロアンは暗殺者に対抗するため、剣の訓練を受けます。
そしていよいよ宴の日を迎えました。

シークレットレディ11話のネタバレ込みあらすじ

訓練の理由

ロアンはシャルトゥスに剣の訓練を受けていました。
それはもうホスタンが引くほどに厳しく。
それはロアンが自分の身を守るための訓練だったのです。

短剣を持つ兵士は優れた兵士の中でも特に厄介な相手です。
長剣を扱う兵士の方がまだマシだと思われます。
ロアンが心得なければいけないことは、剣を振り回すことではなく、脅しとハッタリで相手の油断を誘い、いかに時間を稼ぐことができるかなのです。

帝国屈指の剣士であるシャルトゥスを相手になぜこんなことをしなければならないのかと自問自答するロアン。
そんなロアンを見てシャルトゥスは思わず笑みがこぼれました。
ロアンはバカにされたと感じてムッとするのでした。

なぜこんなことになったのか？
それは3日前に遡ります。
アルメルト伯爵から返信が届いたのです。

ロアンの予想通り、宴で盃に最後に触れるのは例の侍女でした。
首謀者は必ず監視者を置きます。
生誕の宴には監視者が参加するとロアンは予想しました。

シャルトゥスの死を確認して報告するであろう監視者。
暗殺が失敗に終われば、侍女を口封じのために殺すかもしれません。
ロアンとシャルトゥスはしっかりと考えました。

無敗の騎士であるシャルトゥスには普通の毒は効きません。
シャルトゥス暗殺のために特別な毒を用意する可能性が高いのです。
もしかしたら痕跡すら残らないような毒かもしれません。

侍女を殺すその時に、もし捕まえることができれば。
そこから首謀者は炙り出されるはずです。
ルセンやホスタンは顔がわれているため、ロアンは自分が捕まえると宣言しました。

ところがルセンは反対します。
ろくな訓練を受けたことがないロアンでは手練れの暗殺者の相手などできないからです。
しかしロアンは引きません。

相手も大勢の前での騒ぎは起こしたくないはず。
長時間の拘束は無理でも、その場ではこちらの要求を飲むようにうまくやる、というのがロアンの言い分でした。
それでもまだ渋るルセンでしたがロアンは、自分にしかできないと、それが唯一の方法だと説得します。

毒を盛る方法は呪術でなんとか突き止めてみせると。
その後の対応はルセン卿に任せるとロアンは説得しまようとしますが、そこでシャルトゥスが口を挟みました。
剣を扱ったことはあるのか、と。

ロアンは護身術程度であれば経験がありました。
しかしルセンはそれでも危険だと反対しました。
そこでシャルトゥスがロアンに剣を教えることになったのです。
代わりにロアンに一つの約束をさせて……。

いよいよ宴の当日となりました。
会場内は華やかに飾られ、音楽が流れています。
ロアンはルセンの隣でその時を待っていました。

前日の夜、ロアンは手を打っておいたのです。
幽霊たちにワインを見張らせ、倉庫に出入りするものと毒を盛った樽を確認してもらっていました。
そしてその樽をルセンに頼んで取り替えてもらったのでした。

そして待ち望んでいた者が現れます。
アルメルト伯爵の侍女です。
ルセンとロアンはその者を注視するのでした。