その結婚、私がします ネタバレ20話【ピッコマ漫画】皇帝の奇行？リリアンを想う余りの行動に隠れた悲しい過去とは。

皇帝が「奇行」とリリアンに思われるくらいの行動をとるのにはどんな理由があるのでしょうか。

リリアンを離したくないと言う想いだけなら、皇帝なら力づくでも可能だと思います。

裏にどんな想いや過去があるのか気になります。

また、帝国の中であるものが流行っていくようです。

それもまたリリアンと皇帝とのやり取りの中で生まれたもののよう。

どういったものなのか注目です。

その結婚、私がします20話のネタバレ込みあらすじ

目に見える賞賛

リリアンは求められるままに、差し出されたステーキを食べました。

美味しい告げられた皇帝は嬉しそうに、自分の料理が口に合うか尋ねます。

リリアンは笑顔で本当に美味しいと伝えました。

実はこれは何日か続いている皇帝の「奇行」だと言います。

皇帝はリリアンの側をうろうろしながら簡単な料理をしてみたり、書庫から本を持ってきて差し出したりしました。

さらには、洋服選びをするなど皇帝の仕事とは程遠い事をしてはリリアンに感想を尋ねたのです。

それは、まるで自分がそばに置いておく価値があるかどうか尋ねているようでした。

リリアンは侍従にでも転職したつもりかと驚くばかりです。

その事を思い出しながらじっと見つめていたリリアンに、何か気に入らないかと尋ねる皇帝。

そんなことはないと答えると、料理に満足していることに満足し足りないならもっと作るとまで言うのです。

リリアンはここ数日の行動が変だと伝えました。

自分に何か悪い事をしたのか、あるいは兄に何かしたのかと問います。

皇帝は恥ずかしがりながら、バスティアンは元気だと伝えました。

残酷だけど嘘をつく人間ではないのにずっと気を遣っているのはなぜかと考えます。

寝たいのかと思い手にキスをすることを提案しますが却下され、お金かと尋ねても不便なくあると答える皇帝。

それならば私と寝たいのかとあっさりいうリリアンに、思わず食べていたものを噴き出してい舞う皇帝でした。

慌てながら何と言ったのかと尋ねる皇帝に、そうでないならばなぜ気を遣うのか問います。

自分がいつ気を遣ったのかという皇帝。

この1週間ずっとそうだったとリリアンは言い、はっきりと言わないのはアレがしたいからだろうと言いました。

皇帝は顔を真っ赤にして違うと言います。

ならばよくできましたハンコが欲しいのかとリリアン。

何の事か分からない様子の皇帝に、ここにはそういうものはないのだと思ったリリアンです。

仕事をうまくやれた時に上の者が、下の者に押す称賛の意味があるものだと教えました。

もしかしてそれが欲しいのかとリリアンは聞きます。

皇帝は、自分がうまくやったと言う意味でなら欲しいと言いました。

それならば紙にとリリアンはよくできましたマークを描きました。

皇帝の過去

描き終わると、皇帝は自分が褒めてもらったんだよなと念押ししました。

この「強要」をよくしたのも特徴です。

このマークを貰った事で、自分が使いようのある人間だと思えたと嬉しいと言います。

リリアンは驚き、誰がそんな言葉を使ったのか聞きました。

皇帝は子供の頃に自分の母親がと答えます。

それを聞いたリリアンは、忘れていた設定を思い出しました。

先代の皇后は子供の皇帝に対して、多くの事を求めたのです。

皇后は自分の溢れんばかりの欲心を抑えきれずに、自分の期待に応えられなかった皇帝を叱ったのでした。

それは、どこに行っても使い物にならない恥ずかしいと言うものです。

毎日皇后は、賞賛よりも罰を誉め言葉よりも叱りの言葉を与える人だったと言いました。

誰も皇帝を心から願う人はいないと言う言葉が、頭から離れないと言います。

皇帝が皆を疑う理由や、セイラを愛していながらも疑っていた理由。

そして、幼い頃に剣一つで武者修行に出た理由全てが間違った教育から生まれた人間不信だったと確信しました。

皇帝は自分の事が信じられないから、他の人の事も信じられないのでした。

リリアンはそんな皇帝の心の歪みを悲しみ、自分の考えは違うと伝えたのです。

皇帝を抱きしめ、人の価値が単純なもので決められるとは思わないと言います。

メッケリオン家の令嬢は皆スリーピングの力を持っているけど隠しているのは、その力が呪いに近いものだと言いました。

でも、この能力を陛下が必要とされているように、皇帝ではなく一人の人間として必要とする人が必ずいると伝えたのです。

陛下の名前を聞いただけで眠れなくなるほどときめく人が、必ずいると言います。

気に入らないと皇帝は言いますが、リリアンが一生懸命に考えた事だろうと笑顔で伝えました。

そして、皇帝はリリアンの額に優しくキスをしたのです。

自分が毎晩する事なのに顔が赤くなりした。

そして、リリアンはただ少し暑いだけだと答え夏の近づきを感じました。

帝国で流行りだしたもの

季節の変わり目にカルドルプ帝国の大臣たちに季節の評価が行われました。

大臣たちは過ぎた季節の報告書を作るようになっていたのです。

緊張気味にやってきた大臣に、他の大臣が満足してもらったと額のハンコを自慢します。

それは何だと言われた大臣は、陛下からの褒美の印だと伝えました。

褒美の印とはと驚いた大臣に、仕事が上手に出来た者に送られる褒美だと言います。

余りの嬉しそうな顔に、目を引く褒美がそんなにも嬉しいのか尋ねました。

それだけじゃなく成果金もも貰ったと誇らしげです。

いいなと言う大臣に、皇帝は気分がいいようだからいつになく賞を貰えやすいと励ましました。

そんな姿に本当にうらやましいやつだと思うのでした。