シルビア様に跪きなさい！ネタバレ51話｜漫画｜シルビアの巧みなマイクパフォーマンスの効果

バリ島で葬ったはずのシャレンが生きていると勘違いされ、サングラスの男に命を狙われたシルビア。

帰国する飛行機の中で、ハイジャック犯に人質として捕らえらえてしまいますが、機体トラブルに乗じて2人をあっさり始末してしまいました。

乗客たちからはラッキーガールとして称されて、事件は終わるかと思いきや、意外な展開を見せます。

ハイジャックに遭った飛行機は、松島の経営する航空会社のもので、野崎美香はシャレンが注目を浴びるために自作自演をしたのではと遠回しに吹き込んだのです。

美香に踊らされているとも知らず、シャレンを目の敵にする松島。

シャレンを晒し者にしてやろうと、リポーターの中にサクラを仕込んで…。

シルビア様に跪きなさい！51話のネタバレ込みあらすじ

女性リポーターVS新人女優

テレビで生中継されている松島グループの記者会見を自宅で観ていた野崎美香。

ハイジャック犯の人質となったシャレンに対し、女性リポーターの悪質な質問に、世間の目はシャレンを擁護する側が多数でした。

しかし、美香は最終的にはシャレンが悪者扱いされるとの確信があるようで、余裕の笑みを浮かべています。

一方、会場では女性リポーターの追及が続きます。

シャレンのバラエティー番組の放送が直前のこのタイミングで、ハイジャック犯が飛行機内で亡くなって人質が生きていることが不自然すぎるというのです。

シャレンとして会見に参加しているシルビアは、警察の調べがつくまでハイジャック犯が何者であるかも知らなかったと主張。

国際指名手配となっている2人に命令が出来る立場なら、自分はとっくの昔に有名女優として名を上げていてもおかしくないと皮肉で返します。

至極真っ当な意見をさらりと述べて見せるシルビアの姿に、世論はますますシャレンを擁護。

中には、気の利いた切り返しでファンになったという声まで出ています。

それを見た美香は、悔しそうに爪を噛んでいました。

主催者の松島への指摘

シルビアの反撃はこれに留まりませんでした。

次は事件のあった航空会社のCEOの松島に対して、逆質問。

ハイジャック犯たちが機内に銃を持ち込んだ方法について、真相を解明する必要があると言ったのです。

また、松島が女性リポーターの質問を許可したのは、航空会社の安全対策への疑問視されることから注意をそらすためだったのではないかと指摘。

銃の持ち込みを許すようなセキュリティ状態では、乗客の安全を確保しているとはいえないと断言しました。

シャレンを追い詰めようと考えていた松島は、逆に自身が世間の非難を浴びることに。

記者会見で事件のことについてCEOからの謝罪の言葉がなかったため、世間の中傷が殺到します。

美香はテレビの前で、苛立った声を上げて…。