お嬢様はロイヤル・シェフ ネタバレ46話！皇后・皇妃に気に入られてしまったセニアナ、新たなもめごとの予感？

セニアナが皇后・皇妃両方に近づいた理由が明らかに！

セニアナが皇后と皇妃の両方に接触し、ロウェナ皇妃のお茶に毒が盛られた事件を解決させた目的は内戦を回避し、聖女として争いに巻き込まれるのを避けるためでした。

ところが結果的に二人に気に入られてしまったセニアナをよく思わない人がいるようです…

また悲しい子ども時代を語るドミニクとセニアナの距離がまた少し近づきます。

お嬢様はロイヤル・シェフ46話のネタバレ込みあらすじ

争いを避けるのが目的だったのに、二人に気に入られすぎてしまったセニアナ

セニアナが皇后とロウェナ皇妃の両方に取り入るような動きを見せたのは、皇后とロウェナ皇妃が対立することになれば、ゆくゆくは皇帝も乗り出して内戦になる可能性があると考えたからでした。

そうなればポータルの力を持つセニアナは巻き込まれることになります。

しかしセニアナは戦争に加担するのだけは絶対に避けたかったので、皇后とロウェナが対立しないで済むよう、うまく事件をおさめたのでした。

翌日、セニアナに皇后とロウェナ両方からそれぞれ誘いがかかります。

どちらを優先しても面倒なことになりそうなので、セニアナはダメ元で3人で会うことはできないかと提案してみたところ意外にもそれが実現しました。

皇后とロウェナが待つ庭のテーブルへ着席したセニアナ。

ロウェナはさっそく黒い雫型の宝石が入った箱を差し出しました。

中身は皇后がサビエール令嬢に贈ったと噂になったティア・ブラックといわれる宝石です。

いったいなぜ、というセニアナにロウェナは大事な人には貴重な宝石を贈るものだと言いました。

すると今度は皇后がこれも開けてみてと別の箱をセニアナの前に差し出しました。

中に入っていたのは特大のダイヤモンドです。

末永く私の話し相手を務めてほしいという意味を込めて選んだと言う皇后。

豪華すぎるプレゼントに、皇后とロウェナに気に入られ過ぎてしまったと思うセニアナなのでした。

それ以来、二人から毎日呼び出されるようになったセニアナはすっかり疲れてしまい、ある日の夜、皇宮内にとめてある馬車の中に身を隠していました。

しかしそこへドミニク皇子が現れます。

辛い子ども時代を過ごしたドミニク

セニアナがまた一人でいることをドミニクに指摘されたので、護衛がいるとどうしたのかと言われるからと答えるセニアナ。

ドミニクは命のためには我慢しなければいけないと諭しますが、セニアナは皇室の騎士は優秀だから大丈夫だと言います。

外部ではなく内部にいる敵の方が恐ろしいとさらに言うドミニクに、内部の敵からは殿下が守ってくれるでしょうと笑うセニアナ。

ドミニクも思わず微笑みます。

もうすぐ馬車の整備の時間だとドミニクがセニアナに伝えるとセニアナは悲しそうな顔をしました。

それを見たドミニクはセニアナを通路脇の扉へ案内します。

扉を開けて階段を登ると、庭を見下ろす尖塔に出ました。

どうしてこの場所を知ってるのかと聞くセニアナに、子どもの頃にこの離宮に滞在したことがあると話すドミニク。

死に場所を探していて偶然見つけたのだというのです。

ドミニクは皇帝と神官の子でしたが、神官は皇帝の妾になることはできません。

そのため幼いドミニクの誕生は歓迎されず、幼い頃に戦場に捨てられたのです。

人を殺さなければ自分が殺されるという現実がつらくて死にたかったと話すドミニクの頬にセニアナはそっと手を伸ばしました。

そして殿下がこうして生きていて、自分と出会ってくれたことが嬉しいと伝えます。

ドミニクはセニアナの手を握ると、そっと目を閉じるのでした。

その頃サビエール家では皇后がセニアナを気に入っているという噂を聞いたサビエール侯爵が怒り狂っています。

最近、サビエール家はフランシフ家への賠償金を支払うために表向きの仕事の多くをたたまなければいけなくなり、そのせいで良くない噂が広まって恥をかいたところ。

それなのにこのタイミングで単なる噂とはいえ、セニアナに娘のエイレネが負けるなんて話が広まるのは受け入れがたいといらだつサビエール侯爵は、部下に通信石を持ってくるように命じたのでした。