シークレットレディ ネタバレ5話【ピッコマ漫画】シャルトゥスとの接触

目の見えない老婆

ロゼンタインは変装してシャルトゥスに会いに行きます。

果たしてうまくいくのでしょうか？

シークレットレディ5話のネタバレ込みあらすじ

夢の中で

暗く寒い雨の日、ロゼンタインは知らぬ街にいました。
大雨の中、激しい落雷があります。
その瞬間、辺り一面は火の海となったのです。

家族を助けるために走り出すロゼンタインですが、頭の中に誰かの声が流れ込んできます。
お前が我々の代わりに彼女を救え、これは一体誰の声なのか？

そこでロゼンタインは目を覚ましました。
とんでもない悪夢を見ていたのです。
ここ最近は何度も皇宮に出入りして幽霊達と話し合い、どうやってシャルトゥス皇子に会うかを考え続けていたので、疲れていたのでしょうか。

そして今日はいよいよ決戦の時です。
シャルトゥス皇子と会うのは夜中になる予定です。
今日の夜、シャルトゥス皇子がヘルマン伯爵と密約を交わすために帝都を出ると、幽霊達が教えてくれたのでした。

一歩間違えれば命を落としかねません。
身分を悟られずに皇子に会うため、ロゼンタインは変装をして出ました。
昼間では誤魔化しはききませんが、夜の暗い中では変装すれば大丈夫のはずです。

暗い夜道で待ち構えていたロゼンタインは思い切ってシャルトゥス皇子が乗った馬車に突っ込みました。
慌てて止まった馬車ですが、シャルトゥスの番犬と呼ばれるホスタンが怒ります。
当然です、皇家の馬車に突っ込んだのですから。

ロゼンタインは目の見えないフリをし、さりげなくシャルトゥスが乗っているかを聞き出そうとしました。
しかしホスタンは、お前が口にしていいことではないと誤魔化します。
皇家の馬車、と口走ったのはホスタンなのですが。

あとはシャルトゥスをなんとかして馬車の外に出すだけです。
しかしシャルトゥスは用心深く、軽率な行動はとりません。
ロゼンタインは幽霊から聞いた方法をとりました。

シャルトゥスを「黄金の末裔」と呼んだのです。
そして、どうか祝福を、と頭を下げました。
すると思い通り、シャルトゥスが馬車の外へ出てきたのです。

何事かと問うシャルトゥスにロゼンタインは、死んで詫びる、と謝罪しました。
しかしその前に慈悲を、と。
ここまできて皇子と会えたのは神のみわざだと訴え、夢でお告げを見たと伝えたのです。

そのお告げとは、シャルトゥスが心を痛めているということ。
血を分けた兄弟の病状、来る冬に帝都を覆い尽くす雪、そして西風が運んできた1通の不吉な便り。
その便りを黄金の鷹の裏に隠したのは賢明な判断だったとロゼンタインは続けました。

しかし根絶やしにできなかった闇は黒い影を落とします。
そのために愚か者の自分がいるのだと、そう伝えたのです。
殿下の役に立てる、とシャルトゥスに訴えて真っ直ぐにシャルトゥスを見るのでした。