ヌリタス～偽りの花嫁～ネタバレ15話【COMICO漫画】復讐のためなら娘でも使ってみせよう。ロマニョーロ伯爵の思惑が明らかに

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ロマニョーロ伯爵邸ではヌリタスは母の無事を確実なものとするために伯爵に言質を取り、メイリーンと夫人の母娘はヌリタスたちへの恨みをさらに募らせました。

さらにヌリタスは自らの母親に結婚の事実とこれから訪れる別れを告げたのです。

伯爵邸ではこの結婚に対して喜ぶ声や反応というのはほとんどありません。

そんな2人の結婚が成された時、それぞれがどう変わっていくのか見逃せない展開となるのではないでしょうか。

まず自分の地位がさらに確固たるものとなること。

そして自分を蔑ろにしたものたちへ復讐をすることができるということ。

伯爵にとって2つ目のメリットがより大きいと言えるのではないでしょうか。

公爵と偽物のメイリーンの間にもし子供が生まれたら、それは純粋な貴族の血筋とはなりません。

知らず知らずの内に貴族以外の血が高貴であるはずの公爵家に受け継がれていく。

それが伯爵にとっての復讐の計画の1つであるようです。

ヌリタス～偽りの花嫁～15話のネタバレ込みあらすじ

メイリーンの頼みと夫人の思い

代わりの「メイリーン」が挙げる結婚式に本物の「メイリーン」を参列させることは出来ない。

それがロマニョーロ伯爵と夫人の考えでした。

ですが隣国へ行く前にひどい噂で持ちきりのモルシアーニ公爵の隣で悲しみに暮れる姿を見たいと切実に思っているメイリーンは母親である夫人に必死に頼み込みます。

それに仕方なく折れた夫人でしたが、ヌリタスたちのせいで娘がこんな目にあっているのだとヌリタス母娘を逆恨みします。

娘の前では考え込み悩む姿を隠す夫人。

自分たちが受けた悲しみや苦しみを彼女たちに味合わせたいと、そう思うのでした。

伯爵の思惑

酷い怪我をした母を助ける代わりに伯爵の命令を忠実に聞くという選択をしたヌリタス。

結婚を目前にした今、その約束を違えることがないか彼女は改めて確認します。

その姿に伯爵は自分に似た何かを感じ取りました。

そして彼女が「ヌリタス」ではなく「メイリーン」となっている間は母を助けると言葉にします。

部屋を後にしたヌリタスに伯爵は自分の計画が着々と進んでいることに笑みを浮かべます。

公爵をはじめとしたものたちに復讐をする。

伯爵にとって自分の血を継いだヌリタスはその道具にすぎませんでした。

別れの言葉は雨とともに

雨が降り注ぐ夜、ヌリタスは自分の母の元を訪れます。

突然のことに驚く母でしたが、娘の告げた言葉にさらに驚くことになります。

モルシアーニ公爵と結婚するために家を離れ、そして母と会うことはできなくなる。

そうヌリタスは母親に告げたのでした。