ヌリタス～偽りの花嫁～ネタバレ11話【COMICO漫画】何もできない自分が歯痒いヌリタスはただ涙する…。そして自分の名前の意味を知る

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ヌリタスの母は自分と同じ目に合わないように娘を伯爵や夫人から隠し、彼女が救われるために伯爵の娘として過ごさせるという行動を取りました。

伯爵夫人は子供が愛おしいのはもちろんありますが、それ以上に伯爵への愛があるからこそ、それを奪われる恐れのある女性たちを傷つけることにしました。

行ったことは真逆と言っても過言ではありませんが、行動理由としては共通点といっても良いでしょう。

ヌリタスの行動が名前の意味を知ってしまったことでどう変化していくのかが次回以降の見どころになるのではないでしょうか。

ヌリタス～偽りの花嫁～11話のネタバレ込みあらすじ

1人きりで過ごせる時間。

その時間をヌリタスは一冊の本を手にして過ごしていました。

伯爵夫人の発狂

ヌリタスが母と過ごしていた部屋では絶えず鞭の音が鳴り響いていました。

部屋の中で起こっていたこと、それはヌリタスという子を成した彼女の母に伯爵の妻がムチを振るい、ヌリタスの母は娘には手を出すことがないよう懇願していたのです。

アビオが生まれた頃のことを思い出していた伯爵夫人。

女の子が連続で生まれていた彼女にとってアビオは待望の男の子でした。

ですが彼が生まれた時、夫人の消耗が激しく、アビオと触れ合うことも伯爵と交流することもなかなかできずにいました。

伯爵からプロポーズされた時、彼の言葉を信じて夫婦となり今まで過ごしますがその後も伯爵は女たちの元へ通い続け、苦しむことになります。

ですが5人の子に恵まれ、伯爵にはそれ以外の子供がいないという事実が夫人の心を穏やかにさせていました。

しかし伯爵と同じ髪色のヌリタスの存在を知り発狂した彼女はヌリタスの母への怒りを抑えきれなくなったのです。

ヌリタスの悔しさと知った名前の意味

屋敷を抜け出したヌリタスは久々の母との再会に胸を躍らせます。

なぜか開きっぱなしのドアを不審に思いながらも部屋の中を覗くとそこには怪我だらけの母が倒れていました。

看病しながら涙するヌリタスは彼女は母をこんな目に合わせた犯人が分かっていながらも何もできない自分をただただ悔しく思うしかありません。

そして文字を覚えたヌリタスは自分に付けられた名前の本当の意味を知ってしまうのでした。