皇帝の仮面 ネタバレ29話｜ピッコマ漫画｜レペンデンプルツリーが語る助かる方法とは？

ペット扱いに怒るレペンデンプルツリー

いつの間にかレペンデンプルツリーをラブリーと呼んでいたルシア。

自分の名前ではないと言わんばかりに無視していた彼は、ついに我慢できなくなって怒鳴りました。

レペンデンプルツリーを可愛がるルシアは大して気にした様子もなさそうです。

レペンデンプルツリーにとってはネックレスの持ち主を守るという使命があるため、ペット扱いされるなんて我慢ならなかったのです。

皇帝の仮面29話のネタバレ込みあらすじ

ネックレスの二人目の持ち主

レペンデンプルツリーは起き上がり、ラブリーと呼ぶな！と怒り始めました。

自分はペットじゃないんだと怒る彼に、可愛いじゃないかとルシアは微笑みます。

自分はネックレスの主を守るのが仕事なのだから、それ以外は寝る！とレペンデンプルツリーは宣言しました。

ルシアも初めて知ることでしたが、レペンデンプルツリーにはネックレスの持ち主を守るという仕事があり、そのために存在しているそうです。

ルシアが二人目だということでした。

一人目は帝国の初代皇后、エレナだったそうです。

そこへセレナがノックをしてルシアを呼びに来ました。

キッチンの準備が整ったということだったので、ルシアはさっそく着替えを済ませるとレペンデンプルツリーを連れてキッチンへ足を運びます。

キッチンでは、大きな鍋を火にかけていました。

セレナとともに、鍋の中にバラの花びらを投入します。

バラ入りのジャムを作って、可愛いビンに入れて売ろうかとルシアは考えていたのでした。

その発想を聞いたレペンデンプルツリーはぽかんとします。

いつ死ぬかも分からず不安に怯えているとばかり思っていたのに変わった人間だと思ったのでした。

まさかこうしてでも死の恐怖から逃れようとしているのかと考え、ルシアの横顔に哀れみの視線を注ぎます。

ルシアは視線を気にせず、鍋の中身を混ぜました。

ルシアがジャムを作っていた理由

おとなしく待っているわけにはいかないのだと伝えて、ルシアは顔に汗を浮かべながら鍋の中を混ぜます。

自分が死んだら侍女たちも道連れになるらしいのだと打ち明けました。

それまでにルシアは侍従長に頼んで侍女たちを辞めさせるつもりでいます。

自分と同じ目に遭わないよう、侍女たちがこの先生きていけるよう店を開きたいのだとルシアは語りました。

このジャムを売る店かとレペンデンプルツリーは納得したようですが、自分の命をまず先に考えなければとルシアに忠告します。

助かる方法を教えようかとレペンデンプルツリーがルシアの顔を覗き込みました。

ルシアはどきっとして聞き返します。

ネックレスに自由に出入りできる魔法があるので、生きる魔法もあるのだろうかと考えました。

しかしレペンデンプルツリーは、お前の家族を作れとルシアに告げます。

ルシアはピタッと動きを止めて聞き返しました。

ここは皇宮で、家族を作るには皇帝と結婚する以外ありません。

皇帝と結婚すればいい！難しくもない！とレペンデンプルツリーは一件落着と言わんばかりの笑顔を浮かべます。

ルシアは呆気にとられましたが、自分がやりたくてもやれないことだと答えました。

何せ皇帝の顔も知らないのです。

出来上がったジャムをパンに乗せて一口食べてみたルシアは…？

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