皇帝の仮面 ネタバレ25話｜ピッコマ漫画｜白虎レペンデンプルツリーと馬車に乗るルシア

小さな白虎

噛み○しそうな勢いだった白虎の姿はどこへやら、今のレペンデンプルツリーは子猫かぬいぐるみのようです。

ネックレスの中に住んでいるのだということでした。

さっき対峙したときには、ルシアは死を覚悟しました。

しかしレペンデンプルツリーには、ルシアを○す気などまったくなさそうです。

皇帝の仮面25話のネタバレ込みあらすじ

馬車の中での会話

夕陽が沈みそうになる頃、ルシアはレペンデンプルツリーとともに馬車に乗っていました。

ルシアの隣のレペンデンプルツリーは、興味津々で窓の外を眺めています。

レペンデンプルツリーが知っていた頃の世界とは随分変わったということでした。

どうしてネックレスの中にいたんだとルシアはレペンデンプルツリーに尋ねます。

そこが自分の家だからと当然のように白虎は答えました。

ネックレスの持ち主の許可がないと出られないようで、ルシアが勝手にしろと告げたので出てこられたようです。

許可をもらえれば問題ないので、その後は自由に行ったり来たりできるとレペンデンプルツリーは語りました。

本当に不思議な世界だと思い、ルシアはぽかんとします。

他のネックレスにもこんなことが起きるのか、それともこのネックレスだけなのか分かりません。

それじゃ私を○するのかとルシアがレペンデンプルツリーに尋ねると、急にどうしたんだとレペンデンプルツリーは驚いて窓からルシアを振り返ります。

トラは人を捕まえて食べるだろうと話すルシアでしたが、崖から落ちそうになったのを助けたのは俺だろうとレペンデンプルツリーは答えました。

元々人を食べることはほとんどないし、しかもネックレスの持ち主じゃないかと呆れたように話します。

ほとんど…ということはまったく食べないというわけではなさそうです。

それでもルシアはとにかくよろしくと微笑んで名乗り、手を差し出しました。

レペンデンプルツリーは鼻息荒くその手を前脚で薙ぎ払います。

ルシアの本質を見抜くレペンデンプルツリー

レペンデンプルツリーはルシアをじっと見つめると、死の淵から生還したな？と静かに尋ねました。

すべて見透かすような目と言葉に、ルシアはビクッとします。

魂と身体がバラバラになることが稀にあるとレペンデンプルツリーは話しました。

その場合長くは生きられずにすぐに死ぬため、元気に生きているのを見れば彼女が生還した者ということが分かるのだそうです。

死んだ身体に別の魂が入ってきたんだろうとレペンデンプルツリーは尋ねました。

全部わかるのかとルシアは驚き、感心します。

レペンデンプルツリーは真実を見る目を持っているので当たり前だと答えました。

そして、ずっとそうしていると最終的には死ぬから気をつけろと恐ろしい忠告をくれます。

ルシアは青ざめて息を呑み、黙り込みました。

一方自室で座っているエリックの手にはレペンデンプルツリーのネックレスがありました。

スワンズがこれをルシアに贈ることは、すべて彼の予想通りの展開です。

似たようなネックレスでトリックを使おうとしたスワンズの手管に呆れます。

レペンデンプルツリーのネックレスを所有すると、隠されていた欲望がさらけ出されることになります。

あるいは頼もしい盾を得ることになるのでした。

ルシアの隠れた顔に思いを馳せたエリックでしたが…！？

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