公爵夫人の50のお茶レシピ ネタバレ111話｜ついにアルフォンスに秘密を打ち明けるクロエ

クロエがついにアルフォンスに秘密を！

聖女と面会できることになったクロエ。

そのためには聖国へ行かなければいけませんが、まだ憑依者であることをアルフォンスに伝えていないため、聖国へ行きたい理由を正直に伝えることができません。

しかし、アルフォンスから聖国まで一緒に行くと言われてしまい…。

公爵夫人の50のお茶レシピ111話のネタバレ込みあらすじ

聖女と会える！でもその前に問題が…

アルフォンスとアーサーの決闘の結果はあっという間に知れ渡り、その影響でトリプルスイートの売上はますます増えました。

そんなときに、クロエが聖女に送った手紙の返事がきます。

無事に聖女に面会の約束ができたクロエ。

これでアルフォンスの前でも堂々としていられると安心したものの、問題はどうやって聖女のいる聖国まで行くかということです。

以前、10日間の出張に行ったときでさえ、アルフォンスと離れるのはとても寂しかったのです。

観光だと言って一緒にアルフォンスと聖国まで行って、自分だけこっそり抜け出して聖女に会おうかとも考えたクロエですが、アルフォンスをだますようで気が引けました。

一人で行くしかないと決めたクロエは、夕食を食べながらアルフォンスに聖国まで行きたいことを相談しました。

すると、なぜかアルフォンスはあっさりとOKをくれたのです。

どうしてこんなにあっさり、とクロエは驚きつつも、許可がもらえたのが嬉しくてアルフォンスに抱きつきました。

最高の夫だと思わず口にしたクロエに、アルフォンスは心の中で、クロエこそ最高の妻であると思うのでした。

しかし、話はそれで終わりではありません。

アルフォンスから予定を調整するから聖国まで一緒に行こうと提案されてクロエはびっくり。

アルフォンスに隠し事をしたくないクロエは覚悟を決める

一人でも大丈夫だからとクロエはそれを断ろうとしましたが、アルフォンスは前回の出張も、クロエだけを送り出すのが心配でたまらなかったから一緒に行きたいと譲りません。

でも…とつぶやくクロエに、アルフォンスはひとりじゃないといけない理由があるのかと尋ねます。

クロエは心臓がドクンと音を立てるのを聞きました。

これまでに、アルフォンスがクロエに愛情を示してくれたシーンが次々とクロエの脳裏に蘇ります。

アルフォンスに本当のことを話さなければいけないとクロエは覚悟を決めました。

話したいことがあると告げると、アルフォンスは人払いをしてくれ、クロエたちは二人きりになります。

何を言っても、自分のことを信じてほしい、そして誰にも知られないようにしてほしいとクロエは前置きしました。

そして実はこの世界とは別の世界が存在し、自分がそこから来た憑依者だということをクロエはアルフォンスに話したのです…。