影の皇妃 ネタバレ16話｜ピッコマ漫画｜従順な演技を続けるエレナ、そしてリアブリックは新たなルールを作ります

16話では、エレナとリアブリックの駆け引きの応酬が見どころです。

前回の15話で、事前に必ず相談するよう言いつけられたエレナ。

その言いつけ通りに行動をするエレナでしたが、それがまたリアブリックの怒りを買ってしまうのです。

しかし、それもすべてエレナの計算の内。

16話は、エレナとリアブリックの駆け引きに注目してください。

影の皇妃16話のネタバレ込みあらすじ

言いつけを守るエレナ

屋敷の中の一室。

リアブリックは一人で書類の山を前にせっせと仕事をしています。

ベロニカが不在になったことに加え、エレナを連れてくることに時間を費やしたため、やらないといけない仕事が山積みになってしまっているのです。

後継者の座を他の家門に奪われないためにも、リアブリックにはやるべきことがたくさんある様子。

そんなリアブリックの元へ、エレナがやってきます。

誰も通さないようにと命じていたはずなのに、どうして部屋に入ってきたのかと少しイライラするリアブリックでしたが、態度には出さないようエレナを部屋に通します。

きのう、「なんでも事前に相談するように」と言いつけられたエレナ。

その言いつけを守るために、新しい靴を買ってもいいかと相談に来たのです。

素直に言いつけを守っているふりをしているエレナでしたが、ここにもある思惑があるようです。

その後も、何度もリアブリックの元を訪れるエレナ。

新しい靴に合わせるアクセサリーを買ってもいいか、そのアクセサリーはいくらくらいまで買ってもいいものか、侍女たちの間で流行っている化粧品を自分も買っていいか、バニラ紅茶を飲んでみたいが買ってもいいか、、、

本当にささいなことも含めて、エレナは何度も何度も仕事をしているリアブリックの元へやってきます。

さすがにイライラを隠せないリアブリックは、エレナに身の程を分からせるため、ある行動に出るようです。

新たなルール、それは、、、

翌朝、リアブリックは疲れた顔で何かを書いています。

そこへ、エレナがやってきました。

あまりにも疲労感と悲壮感がただよっているリアブリックを見て、エレナは遠慮しようとしますが、この書類だけ書いてしまったら話をしようと、エレナを呼び止めるリアブリック。

エレナは紅茶を飲みながらリアブリックのことを観察します。

徹夜をしたのか少し疲れている様子のリアブリック。

しかし、書いている書類は仕事のものではなさそうです。

やがて、書類を書き終えたリアブリックは、書いていた紙をエレナへと差し出します。

それは、リアブリックが決めた新しいルールでした。

商人や仕立て屋に会う場合、執事を通せばリアブリックの許可は不要であること、

使っていいお金は10日間で2万フランまでであること、

必ず毎朝リアブリックにその日の行動を報告し、許可を得ること、

イレギュラーな場合のみリアブリックに確認を取ること。

新たなルールが書かれた書類に目を通すエレナ。

金額の制限は、ベロニカの家柄を考えればかなり少ない金額のようです。

しかし、エレナには考えがありました。

ベロニカの名前を使って「ツケ」という形で買い物をすれば、大公家は払うしかないのだから、金額に制限を設けても無意味だ、と。

さらに、その日の行動を毎日報告することというルールについては、何やら逆手に取るつもりのようです。

書類を読み終わり、素直に従う演技をするエレナ。

その様子を見たリアブリックは、これで仕事に集中できるとほっと胸をなでおろしたのでした。

エレナは、せっかく来たからと、今日の予定を書いてから帰ることを申し出ます。

どうやら、何を書くのかはもう決めている様子ですがーーー。