アデライド ネタバレ68話｜ピッコマ漫画｜ルイの計画は頓挫！毒がバレてしまい…！？

ついに取り繕えなくなったルイは…！？

マティアスの指示通り、ルイはフェリックスに毒を飲ませるつもりでいました。

マティアスが伝えたのは服用後3日で死に至る毒でしたが、実際には即死を免れない劇薬です。

その毒の存在がフェリックス本人にバレてしまい、ルイは咄嗟に取り繕うことができませんでした。

一方マティアスからルイを刺すよう命じられたアンナは、ナイフを構えてスタンバイしています！

アデライド68話のネタバレ込みあらすじ

予想外のメンツ

一軒の家の前にやってきたフェリックスはここのようだと呟きました。

フェリックスがルーカスに声をかけると、ルーカスが頷いて扉をノックします。

頬を染めたルイがいそいそとドアを開けましたが、フェリックスとともにパウロとルーカスが立っていることに動揺しました。

黒幕について証言するという話だったので、神殿を代表して大司教も来たのだとフェリックスは説明します。

大司教は自分の側の人間だからともかく、あの生意気な補佐官までいるじゃないかとルイは内心歯噛みしました。

それでも仕方ないので三人を中に通します。

話が長くなりそうなのでお茶を淹れてくると伝えて、ルイは引き攣った笑みを浮かべました。

断ろうとするルーカスをフェリックスが押し留め、急いで来て喉が渇いているからお願いしようと伝えます。

席にかけるよう三人を促した後、ルイはキッチンでお茶を淹れました。

二人きりだと思ったのに…と戸惑いを隠せませんでしたが、計画通り毒を盛ることにします。

飲んだふりをされると困るので、カップのふちにも毒を塗りました。

毒入りのカップはマークもつけてあるので間違えることもありません。

カップに口をつけさえすれば終わりだと念じながら、ルイは3つのティーカップをトレイに載せて部屋へ戻りました。

ルイは笑顔を貼り付けてお茶を出そうとしますが、その前に聞きたいことがあるとフェリックスがそれを止めます。

この家は誰の家だと尋ねたのでした。

まさかそんなことを聞かれるとは思わなかったルイは焦りました。

急いで借りたにしては物が整いすぎているとフェリックスは指摘します。

何とかごまかそうとしたルイは、とにかく早くお茶を出そうとするあまり、手を滑らせてカップを落としてしまいました。

毒がバレた！？

床で粉々に砕け散ったカップと飛び散ったお茶を、フェリックスがじっと見つめます。

最悪だとルイは内心で嘆きました。

よりによってフェリックスに出すはずのカップを落としてしまったのです。

慌てて謝罪したルイは、すぐに淹れ直して来ると伝えて踵を返しました。

しかしフェリックスの一言でルイはピタッと止まります。

フェリックスのブーツにお茶がかかっていました。

お茶がかかっただけであるにもかかわらず、シルバーの金具が黒く変色したのです。

どういうことか説明しろとフェリックスはルイに告げました。

ルイはみるみるうちに青ざめます。

ツイてなさすぎる、どうしてこんなときに限ってヘマをするんだとルイは焦り、しどろもどろで口を開きました。

どうすればいいのかとルイは頭の中でぐるぐると考えます。

もう詰んだかもしれないという考えが頭を過ぎりました。

ルイはぐっと拳を握ります。

ここで捕まるわけにはいかないと思い、急いで家を飛び出したのでした。

ルーカスが驚いた様子で呼び止めようとしますが、ルイは立ち止まりません。

その頃、外の路地の一角にはフードをかぶってナイフを構えている女がいました。

言うまでもなくアンナです。

もうすぐルイが飛び出してくるからと男に聞かされ、アンナは少し前にナイフを受け取ったばかりでした。

このナイフには毒が塗ってあるため、擦り傷を負わせるだけで効果があります。

成功すればすぐにさっきまでいた家に戻ってくるようアンナは命じられていました。

ニヤッと笑ったアンナは…！？

続きはピッコマで！