ダンジョンリセット9話ネタバレ！奏太に対する航の思い。そして、一角イノシシ討伐ノルマ達成！新たなスキルを獲得した奏太と航。

一角イノシシを丁寧にさばき、大量の食料を獲得した奏太。

焼いた肉の匂いにつられ、次々にイノシシたちがやってきます。

しかし、「生存率0%」とそっくりの罠を仕掛けた奏太のイノシシ狩りが始まりました。

ダンジョンリセット9話のネタバレ込みあらすじ

丸々と肉付きの良くなった奏太は、今日も地下で肉を焼いています。

そこへ、ドスンと音がして、またもイノシシが罠にかかりました。

イノシシたちの罠にかかる回数が増え、大量の肉を前に「面倒くさくなってきた」と思う奏太。

しかし、美味しいことに変わりはないようで、イノシシたちのせいで太ってしまったと独り言を呟いています。

すると、次の瞬間！

奏太の身体から、パアァァと光が溢れ出し…。

一方、地上では、武器を手に「今回こそは危なかった」と話すその後ろ姿が。

それは、以前、奏太が共に過ごしていた航でした。

そこへ仲間たちが戻り、お互いの安否を確認しました。

そして、航が倒した敵の山を見て、「これを全部1人で…？」と驚きます。

目の前には、大量の一角イノシシが積み重なっていたのです！

航は、毅（つよし）という男性に話しかけました。

「人数がいたから大丈夫だ」と毅は返しました。

さらに、途中で足止めを食らい加勢できなかったことを謝ります。

しかし、そんな毅に対して「成果があった」と航は告げました。

なんと、航が捕まえた一角イノシシが100匹となったようです！

そして、「一角イノシシの刺客」ノルマを達成！

報酬として「一角イノシシの気」スキルを獲得しました。

それは、イノシシの気が全身に湧き出るスキルでした。

このスキルには、持続時間やクールタイムなどの制限が付いています。

しかし、一時的に身体能力が2倍になります！

「鬼に金棒だ！」と喜びながら、話に入ってきた拓海という少年。

レベルが上がれば持続時間が長くなり、身体能力アップも期待して話す毅たち。

そこには、和やかな空気が流れていました。

しかし、ここはダンジョンの中。

鳥の声が聞こえ、日が暮れる前に洞窟へ戻ろうとする航たち。

「もったいない」と呟いた拓海。

イノシシをさばけば、大量の肉を取れるはずなのに…と落ち込んでいる様子です。

その様子をみながら、久しく肉を食べていないと、他の生存者たちも言います。

しかし、一角イノシシには「毒」がありました。

ダンジョン内には大量のモンスター。

だが、食料は不足しており、万全な状態で力を出すことなんてできない、とグチがこぼれました。

「奏太がいれば、浄化スキルで…」と、つい呟いてしまった拓海。

とっさに、毅が拓海の発言を止めに入ります。

奏太を救えなかったことを悔やむ航を思っての行動でした。

航の表情を伺いながら、ごまかすように「奏太の役割が重要だったなんて思ってなかった」と拓海は話します。

「毎日、食事係だったから」と続けました。

その言葉に、「本気で思っているのか」と問う航。

そして、「ゲームの目的は生き残ること。戦いに勝つことではない。」と言います。

戦闘職は、明確な目標と確実な報酬をもらうことが出来る。

さらに、一番目立つことができて適しているように見える。

しかし、戦闘が出来ないときは？

そんな時、戦闘で疲労した仲間を元気づけたり、食料を分配して声をかけてくれたりしたのは奏太だったのです。

そんな奏太の姿を航はちゃんと見ていました。

そして、「一番危険な時、自分たちのために戦ってくれていたのは奏太だ」と航は話します。

奏太は強い存在だった。誰よりも。

そんな航の思いに賛同した毅は、奏太に作ってもらったという砥石を見せました。

「砥石がなければ、切れ味の鈍い斧を振り回して、すでに生きていられなかった」と話します。

航たちの思いに触れ、「次からは気を付ける」と素直に謝る拓海。

反省している拓海の姿を見て、航はニコッと笑うと、洞窟へと戻っていきました。

「ジャガイモを食べよう！」と元気な声が響いていきます。

このジャガイモを初めて持ってきたのも奏太だったようで、生存者たちは奏太の話で盛り上がりました。

そんな奏太は…、相変わらず、地下で焼き肉生活を送っていました。

オーバーリアクションと独り言が止まらない奏太に、「少しは静かにしろ！」と腹を立てている案内役。

「美味しいものを食べるときは、リアクションが大事！食の楽しさが分かってない」と返す奏太。

「ウサギには分からないよな」と案内役を煽るように続けます。

「聞いたらわかる！」とムキになって返す案内役に、「イノシシには毒があって食べられないことを知っていたか？」と問う奏太。

そして、「浄化スキルで毒を抜けば、ほろ苦い風味が残るだけ。すると、塩なしでも美味しい！」とコソッと案内役に耳打ちをします。

何かすごいことを期待していた案内役は「知らなくてもいいことだろ！！」と憤慨します。

案内役の反応に大笑いする奏太。

その時、ドスン！と音がして、またまたイノシシが罠にかかりました。

まだ罠にかかる続けるイノシシに、「学習しろ！」と怒りをぶつける案内役。

しかし、ダンジョンのリセットにより、イノシシたちの記憶も消えてしまうのです。

その事実にも腹を立てている案内役でしたが、目の前の光景に驚きを隠せませんでした。

奏太が、一角イノシシを軽々と持ち上げていたのです！

急に力が強くなっている奏太。

案内役が疑問を投げかけると、「一角イノシシの気」スキルを獲得したことを告げられました。

「生産職なのに？まさか！？」と、一角イノシシの刺客ノルマを達成した奏太に驚く案内役。

そして、「少しは強くなれた？」とニヤリと笑う奏太でした。