毒より強い花 ネタバレ1話～5話｜ピッコマ漫画｜目覚めたら鉄格子の中!?少女の身体に転生した雪陌は復讐を誓う！

少女の体にタイムスリップ！？

特殊隊員キャプテンの雪陌(せつはく)が目覚めたのは檻の中。

それも断罪されている最中の少女の体へタイムスリップしていました。

記憶を辿ると少女は陥れられた挙句、1日中人々から非難され悔しさから自ら檻に頭を打ち付けていました。

タイムスリップした雪陌は少女の恨みを晴らすために復讐を誓い、二度と見下されぬようにと行動していきます。

毒よりも強い花１～５話のネタバレ込みあらすじ

少女の代わりに復讐を誓う！

物語の始まりは鉄格子の中。

周りの騒がしさに目を覚ました特殊要員のキャプテン・雪陌。

置かれた状況に戸惑いながらも自分の身体を確認していきます。

そして少女の身体のなかにタイムスリップしたことに”有り得ない”と思いつつも、自分を落ち着かせながら体の状態確認や頭の中に流れ込んでくる記憶を辿っていきます。

そうして分かったのは、この体の少女は自分と同じ雪陌という名ということ。

両親はおらず、今まで念力が使えず、人々に笑われながら生きてきたということ。

この状況は誰かに仕込まれたことであり、姦通罪だと1日中人々から非難を受けた少女は悔しさに耐え切れず、鉄格子に頭を打ち続けたということです。

そして雪陌が覚えているのは、体の持ち主である少女の恨みが強さからだと。

こうして少女の記憶を受け継いだ雪陌は少女の代わりに復讐を誓います。

婚約者・季云昊の登場

現れたのは長空国6番目の皇子・季云昊(きうんこう)。

彼は少女・雪陌の婚約者でもあります。

この婚約は6歳の時に少女の父・靖遠候(せいえんこう)が大きな手柄を立てたことで、皇帝が褒美にと結ばれたものです。

8歳の時に少女の両親が亡くなってから皇子は少女を正妻ではなく側室として迎えようとしましたが、少女は婚約の取り消しに同意しませんでした。

罪について雪陌に問いかける季云昊。

対して雪陌は落ち着いた態度で返答します。

そんな雪陌に違和感を抱く季云昊でしたが、着々と問い詰められていることに苛立ちが隠せなくなりついには自害を求めてきます。

しかし少女の脈をとったときや記憶から無実だと確信している雪陌は検証させてくれと話を持ち込みます。

季云昊は受け入れ、”検貞獣”を連れてくるように指示を出します。

”検貞獣”という言葉にざわめくギャラリー。

季云昊はこの際罪があってもなくても、自分の名声に泥を塗った雪陌を”検貞獣”を使って処刑しようと考えていました。

帝尊に訴える雪陌。果たして…

そんなとき通りかかったのは万帝之尊(まんていしそん)。

”帝尊”と呼ばれ、人々から敬われています。

念力は頂点に達しており、数万名の弟子は皆指折りの人材と言われていました。

そして雪陌の父の師匠でもあります。

規則では、帝尊が通り過ぎるところで騒ぎ立てるとその場で極刑に処されるとのことですが、雪陌は父が弟子ということも踏まえながら、帝尊に訴えかけます。

(この時のデフォルメ絵がまた可愛いです^^)

そんな雪陌に対し、苛立ち隠せない季云昊。

雪陌もそんな季云昊の気持ちに気付いているので、必死に公正な判決をと求めます。

すると弟子のひとりが舞い降り、帝尊が雪陌の訴えを受け入れたことと条件を伝えに来ます！

雪陌は条件に対しすかさず不公平であることと、償いとして季云昊との婚約破棄と保証金として黄金千両を提示します。

季云昊はこの条件を受け入れました。

皇子を一刀両断！そして検貞獣登場！

なぜ側室を断るのかという内門弟子の問いかけに対し、雪陌はバッサリと理由を述べていきます。

季云昊は怒りながらも、検貞獣の存在からかまだ強気で雪陌に突っかかっています。

そしてついに検貞獣が姿を現します！

しかし現れた検貞獣は雑種の怪物のような姿で、到底純潔を証明できるような生物ではありませんでした…。

発言を撤回するわけにもいかない雪陌はギャラリーに語り掛け味方につけつつ、できうる限りの準備をし、檻の中へ入っていきます。

検貞獣の正体は…

ギャラリーが見守るなか、檻に入っていった雪陌。

そこで待っていたのはなんと英語を話す検貞獣でした。

突然の出来事に唖然とする雪陌。(雪陌の表情も見どころです♪)

はっとした雪陌は検貞獣からの質問に英語で答えます。

そして分かったのことは、検貞獣は外国人で同じくタイムスリップしてしまった存在ということでした。

そこから雪陌と検貞獣はたわいのない話をしていくのでした。(主に検貞獣が。(笑))

無事生還した雪陌。家の再建を誓う。

無事に檻から出てきた雪陌を見たギャラリーは”奇跡だ”と驚きました。

雪陌の価値に気付いた季云昊は雪陌を側室として迎え直そうと企みますが、負けじと婚約破棄を望む雪陌です。

場面は代わり、雪陌は検貞獣とともに家に帰ることが出来ました。

待っていたのは老僕・老鐘(ろうしょう)。元の少女に優しくしていた唯一の人です。

家でお茶を飲んでいると、季云昊の遣いが約束の倍の二千両を持ってやってきました。

大金を目の前にした老鐘は動揺を隠せませんが、雪陌は受け取った理由を淡々と話していきました。

そして老鐘に下人募集の張り紙を貼ってくるように指示します。

その月給額の大きさにまた驚く老鐘です。

なぜ大きな額にしたのか。

それは仕事ができる人を集め、家を建て直すため。

そして二度と誰にも見下すことができないようにする為でした。