アシガール ネタバレ100戦｜145話【漫画】唯の義理の兄・小平太とつゆの不器用な恋物語。

森本梢子先生の『アシガール』100話についてネタバレ有りであらすじやお得に読める方法をご紹介します！

 

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小平太は、物語のはじめの方から出ていた、若君の側近・名わき役。

戦国時代での唯の母・吉乃が小平太の父に嫁いだことから、唯の義理の兄になりました。

 

唯が清永の正室になっても、態度を変えることなく、本当の兄の様に厳しく見守っています。

色恋よりも仕事。の小平太が、唯の侍女・つゆと出会ってからの話。

きっかけは・・・

生垣に気配を感じ、刀を構えた小平太。

曲者に、出てくるように言います。

 

出てきたのは、唯の侍女・つゆでした。

唯を探していたら垣根の中に入ってしまったと謝る、つゆ。

 

また逃げ出したのかと、唯にあきれた様子の小平太。

小平太は、なぜ唯の侍女をしているのか尋ねます。

 

つゆの家族は、小垣城の戦で亡くなって、身寄りがなかった事。

木村の奥方に召し抱えてもらい、清永の婚礼が終わり、唯の侍女になったとつゆは話す。

 

小平太は、唯の侍女になった事が哀れで、正室にはふさわしくない性格で、苦労しているだろうと小平太。

つゆは、先ほどまでの穏やかな雰囲気を一変し、怒り出しました。

 

小平太に向かって、無礼だと言う。

高山の戦で、鉄砲を受けながら、大川を渡った唯を見ていたつゆ。

 

つゆは続けて、そんな唯だからこそ、生涯勤めたいと思っていたと話します。

自分は今の暮らしが幸せだと言い、つゆはその場を後にしました。

 

小平太がつゆと会話をしたのが、清永の婚礼から、2カ月ばかりの時だった。

そんな心持で奉公していたと知って、けなげな娘だと感じた小平太。

 

それは、小平太にとっては、とても珍しいことだった。

その後、御月は小垣に出陣し唯も後を追った後、5カ月戻らなかったため、つゆと会うこともなかった。

 

小平太が、冬道を歩いていると、つゆの声が聞こえる。

唯に戻るように言っている。

 

唯は、初雪に喜び、外に散歩に出てきたのだ。

つゆが、滑りやすく危ないと言うと、唯は戻ろうと体を反す。

 

唯が、足を取られ滑りそうになると、つゆは慌てて助けようと滑って転んでしまう。

顔から滑って、転んでしまったつゆ。

 

小平太は駆け寄って、大事を確認する。

自分は大丈夫だと、奥方様の方はと顔を上げると、額から血が流れていた。

 

唯は驚き、叫ぶ。

つゆは、何が起きたか分からない様子で、自分の手についた血を見ると、気絶してしまったのだ。

顔に傷を負ってしまったつゆ

 

意識なかばで、唯の心配をしているつゆに、大丈夫と答える。

忠義を一番にしているため、つゆのけなげな姿に、心をつかまれた思いだった…。

 

つゆがいる部屋の前に立つ小平太。

唯が出てきて、つゆの傷口がふさがって、もう働いている事を伝える。

 

唯が出てきたことに驚き、その場を後にしたのだった。

その様子に、小平太につゆへの気持ちがあることに気づいた唯。

 

唯は、キャプテンとマネージャーの青春恋愛に、小平太とつゆを当てはめ想像するのだった。

 

それとなくつゆに、探りを入れる唯は、小平太をどう思うか聞く。

小平太は、武も秀でて殿たちの信用も深く、見た目もいいと褒めるつゆ。

 

良い縁談が来ているのを聞いているし、自分なんか不釣り合いだと、続ける。

信じられない様子の唯は、若君に相談する。

 

驚く若君は、面白いと話を聞く。

自分が出ると余計に、話さなくなるだろうと若君。

 

そして、吉乃が適任だと話を進めるのでした。

あくる日、吉乃は小平太に、つゆのことを妻にと望んでいるか聞きます。

 

父親が心配をしているし、自分が間に入ろうと吉乃は言います。

まさかこんな話になるとは思わなかった様子の小平太は、考えていないと断る。

 

つゆは良い娘だから、かかる声も多いだろうし、急いでいたと吉乃。

席を立つ吉乃に、小平太はたまらず声を掛けます。

 

吉乃がそこまで言ってくれるなら、父も心配しているから・・・と、案外な小平太。

 

・・・吉乃から、話を聞いたつゆは断ります。

自分はふさわしくないと、かたくなです。

 

なぜ断るのか不思議な唯と、吉乃は様子を見る事にしました。

あくる日、つゆは小平太を訪ねます。

 

つゆは、顔に負った傷が、一生消えない傷物になったと打ち明けます。

そして、自分のせいだと泣いていた唯には、絶対知らせたくないとつゆ。

 

小平太に妻にと、望んでもらえただけでも、自分は幸せだと話す。

顔を伏せていたつゆの頬に触れ、小平太は顔を上げさせる。

 

つゆの顔の傷は忠義の証、自分には何よりも尊いものに思うと、小平太は言う。

そんな二人を、影からは、吉乃が見守っていた。

 

きっとあの場面で、つゆは小平太のことが好きになったんじゃないかなと、思ったりしました。

天丸と小平太とつゆの子供同士が、仲良く育っていくっていうのも、考えられるかもしれませんね！

 

天丸が産まれて、パパママになった唯と清永。

次回は、親子3人の幸せな生活が、見られるかもしれませんね！