奈落の花 ネタバレ101話【漫画】復讐の仕上げにかかる海の目から溢れる涙の理由とは？そしてあの人物が動く？！

そして海が話す本音と行動に動いた人物がいた？！

果たして5人の因果はどうなるのでしょうか？

奈落の花101話のネタバレ込みあらすじ

聞こえた母の声

柏木麻衣子の息子だと存在を明かした海はアイコ達4人にここにいる理由をわからせます。

復讐のため、ライターの火をチラつかせながら奈落に引きずり落とすと言って・・・。

アイコ達を守るように海の間に立つケントは何をする気かと問いかけます。

止めるようにジュリは翔輝の名前を呼ぶのです。

そんな4人を見つめながら海は思い返しました。

変わり果てた母が病室で眠るのを見つめる海。

ふと、ベッドの横にあった棚の引き出しから大学ノートが見えるのです。

ノートを取り出すと表に付箋が貼られています。

海の会一同の名前で海が来たら渡してあげてほしいという内容でした。

自分宛なのだと少し意外そうな声を漏らすと、海はページを開くのです。

そこには母である柏木麻衣子の字で日記のように書かれています。

ブログを始めた真意、海を思い探したかった気持ち、でも迷惑になってしまうと迷う気持ち、会いに来てくれたらという願う気持ち・・・。

そしてなんと、海が母の姿を見た日の事も書かれていました。

海という事には気づいていないが、海だったらいいなという期待と共に恨みでも罵声でも何でもいいからいつか海と再会したい。

母の強い願いを海は知ります。

しかし、ブログ炎上が起こった日の事が書かれだします。

海の会への謝罪。柏木麻衣子自身の罪が重くのしかかり、悲痛な思いが続きました。

そして最期の言葉として残したのでしょう、海宛てに記していたのです。

海への許しを請う言葉と海の幸せを願う言葉を最後に終わりました。

絶対に許さない！！

海の中にだけで聞こえた母の声に涙を流し、海は言います。

父は他界し母も悲惨な姿になり、自身も全てが汚れた。

それなのに・・・アイコはどうだと言葉を続けます。

幼馴染のケントと結婚直前で綺麗な家に住み、幼馴染の仕事もうまくいくなんて不公平だと漏らすのです。

それを理由に柏木親子の不幸を分けてやると胸ポケットに手を入れます。

アイコは海の言葉に逆恨みかと問うも、何も響かない海。

間に立つケントは海とは歌舞伎町で偶然知り合ったと言いました。

しかし、ケントとアイコの関係性や仕事を事前に知っていたと海は答えます。

ケントは表で生きていたのに良からぬ人間と会いだしてから内情を探るために近づいたと告白するのです。

そして、ケントからジュリとつばさを嵌めるために動いているのを知り、その復讐に協力したのだと。

なぜ関係のないアイコ達がジュリとつばさに復讐するのか、理由を探りたかったのもあるが・・・。

憎み続けたアイコに近づけるチャンスだと海自身がケントに近づいた動機を教えました。

海が想像していたみんな不幸になる最高のバッドエンドがとんだ茶番になったと憤りの言葉を吐き出します。

憎しみに燃える瞳で4人を睨みつけました。

光の当たる場所に行くのは絶対に許さないと。

海の復讐に対して動いた人物

胸ポケットから取り出したボトルの蓋を外し開ける海。

その様子にいち早く気づいたケントは、危ないと叫んでアイコに被さります。

辺りにまかれる水音と、大きな音をたてて落ちてくる照明。

緊迫した空気が満ちるシェアハウス。

4人は海の動向を見つめました。

一面に広がる水にケントは何をしたと聞きます。

しかし、海は素直に答える代わりにこの水の上にライターを落とせば、火の海だと示唆するです。

身動きが取れない一同から制止の声が上がります。

そして海の前に出てきた人物・・・それはジュリだったのです。

まっすぐに見つめて海の名前を呼びました。