悪魔公爵の花嫁 ネタバレ外伝2話｜漫画｜オースティンを笑顔で出迎えるアティス！

久しぶりの再会

アティスは仕事に追われ、げっそりしていました。

貴族派の反発にうんざりしていた彼の元にオースティンがやってきて、アティスはたちまち笑顔になります。

オースティンが皇宮に来るのは久しぶりでした。

アティスは彼が来るのをずっと待っていたのです。

悪魔公爵の花嫁外伝2話のネタバレ込みあらすじ

オースティンが大好きなアティス

ある日の皇宮では、皇帝アティスが側近からの報告にうんざりしていました。

先日議論した土地に対する税金についての法案が、エバレット家を含むほとんどの貴族たちに反発されているのです。

彼らは自分たちが納める税金が高くなることに不満を感じているようでした。

さらに、帝国が拡張した国境の領土を配分してほしいという要望も出てきています。

身勝手な連中だとアティスは吐き捨てました。

苛立ちが収まらないアティスでしたが、廊下から足音がすることに気付いてパッと笑顔になり立ち上がります。

足音から、その主が誰なのかすぐに分かったのです。

アティスの予想通り、すぐにオースティンが入ってきて挨拶をしました。

アティスは笑顔でオースティンに駆け寄り、ハグをします。

最近は特に厄介事が多くて、お前が来るのを待っていたんだとアティスは叫びました。

オースティンの顔を見たら頑張れる気がしてきたとアティスは微笑み、自分はいつもそばにいるとオースティンも笑顔で答えます。

アティスはオースティンの腕を掴み、静かなところでたくさん話をしようとしますが、側近がすぐさまその行く手を遮りました。

貴族派の動向

至急処理すべき案件がいくつもあり、放置されるわけにはいかないのです。

後回しにしろと怒るアティスをオースティンがなだめ、積もる話は後にして急ぎの案件から一緒に片付けることになりました。

数時間後、ようやく終わりが見えてきてアティスはホッとします。

本当に皇宮に戻ってくる気はないのかと尋ねるアティスに、オースティンは謝りながらもきっぱりと断りました。

予想はしていたものの、少し寂しくなるアティス。

しかし改めて口を開き、最近の貴族たちの動向について説明しました。

元貴族派の長であるハーバトンは反逆者としてすでに処刑されています。

彼の娘であるアリエルはオースティンの妻でした。

本来なら反逆者の一族は皆処刑されるべきところ、アリエルとアーガイルはアティスの命の恩人ということで罰を免れた形です。

しかし新貴族派の長はそれを認めず、危険分子は事前に排除すべきだと主張していて…！？

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