アデライド ネタバレ18話｜ピッコマ漫画｜パウロをそそのかすルイ！パウロの選択は？

ルイの目的

ルイは聖女検証で力を証明しなければいけませんが、もう一度水の上を歩くことなど到底できませんでした。

追い詰められたルイは別の手段を考えます。

それは聖女検証を行う大司教パウロを共犯者にするという、大胆な方法でした。

アデライド18話のネタバレ込みあらすじ

神のお告げの捏造

神のお告げという言葉に、パウロは驚愕しました。

もう何百年も、神のお告げはありません。

聖なる力が使える人も、今ではごくわずかなのです。

大丈夫だとルイは請け合いました。

大司教が神のお告げがあったと宣言すれば誰も疑わないはずだとルイは話します。

何せルイは人々の目の前で水の上を歩いてみせたからです。

神に仕える自分に嘘をつけというのかと、パウロはルイを睨みました。

神の声が聞こえなかっただけだとルイは微笑みます。

自分の登場によって信者が一気に増えて寄付金だって集まったのだから、神殿にとっても良い機会だろうと告げたのです。

パウロはテーブルを叩いて立ち上がりました。

呆れて物が言えないと叫びます。

こんな者を神が送ってくるはずがないと判断したのです。

もしもと思い検証を先延ばしにした自分が愚かだったとパウロは呟きました。

出ていけとルイに命じます。

今日のことは皇帝に報告するから罰を受けると良いと告げたのです。

釣れないのかとルイは焦り、内心舌打ちをしました。

どうしてそんなに怒るのか、しかも罰だなんて…と、とりあえず戸惑ってみせます。

事もあろうに神殿で神への侮辱ともとれる発言をしたのだから恥を知れとパウロはルイを睨みました。

ふーんとルイは頷きます。

それなら私にも考えがあるとルイは告げました。

大司教、あなたは私に嘘をつけと言うのかとルイは突然叫んだのです。

パウロは呆気にとられました。

ルイは怯えて震えた演技をしていますが、迫真の演技です。

自分が身寄りのない異邦人であるからと神殿の権威のために利用しようなんて、自分にはとてもそんなことできないと叫び、その場でルイは泣き崩れてみせました。

パウロは愕然とします。

思い通りにならなければルイが自分を陥れる気だと悟ったのでした。

この涙と怯えた様子を誰も疑わないことは明白です。

ルイに脅されたパウロは…？

ルイは椅子に座り、小さく笑いました。

これで分かったかとパウロに問いかけ、パウロは当惑したまま立ち尽くします。

自分は帝国に来る前は役者をしていたのだとルイは話しました。

ただ歌って踊るだけのここでの役者ではなく、魂を込めて劇中の人物になりきる役者だと説明します。

もし拒めば、大司教に偽りの聖女になるよう脅されたとエリアス公爵に泣きついてやるとルイは脅しました。

パウロは椅子に腰掛けながら、どんなお告げがあったことにしたいのかと尋ねます。

簡単だとルイは微笑みました。

次元を間違えて生まれた聖女を帝国に連れ戻したということ、しかし次元を超える際に聖なる力を授けることができなかったということ、水の上で歩かせたのは聖女であることを証明するため…ということです。

パウロは鼻で笑いました。

しばらくしたら本当に神のお告げがあるかもしれないし、とルイはパウロを唆します。

そもそも自分の登場自体が奇跡なのだから、間違いなく神が意図したことだと告げたのです。

パウロは考え込みました。

皇宮内では魔法が使えません。

ルイが現れたのは皇宮内の湖だったので、魔法使いや精霊使いの仕業でないことは確かでした。

やはりこの女は神の使いなのだろうかとパウロは葛藤します。

万が一違ったとしても、神を信仰する人が減っている今、信者を増やすためにこのくらいの嘘なら許されるのではないかとパウロは思いました。

じりじりとパウロの返事を待つルイに、いいだろうとパウロは答えます。

帝都に戻れば神のお告げがあったことを発表すると伝えたのでした。

釣れたと思い、ほくそ笑むルイが次に伝えた言葉とは…？

続きはピッコマで！