アデライド ネタバレ84話｜ピッコマ漫画｜6年後、母になったアデルとユリアの再会

あれから6年…

フェリックスとアデルが結婚してから6年が経ちました。

アデルは二児の母になっています。

ユリアはルトビッヒと結婚し、ルトビッヒは皇帝に、ユリアは皇后になっていました。

久しぶりに再会したアデルとユリアは互いの近況報告をした後、昔のことを振り返ります。

アデライド84話のネタバレ込みあらすじ

母親になった二人は？

皇宮を訪れたアデルは、皇后に丁寧に挨拶しました。

久しぶりねと声をかける皇后はユリアです。

元気にしていたかとユリアが笑いかけ、アデルは微笑んで頷きました。

おかげさまで平和な日々を過ごしていると上品に伝えます。

久しぶりだからって改まっちゃって…とユリアは不満そうに眉を下げました。

とても良い天気なので、二人は外を歩きながらお喋りすることにします。

外を散歩しながら、ユリアが先に口を開きました。

二人は同じ時期に出産したので、最後に会ってからほぼ一年ぶりの再会だったのです。

アルデルとフェリシアは元気かとユリアがアデルに尋ねました。

二人ともすくすく育っているとアデルは答えます。

下の娘、フェリシアは赤い髪を持ったアデルによく似た女の子で、最近よく笑うようになったとアデルは話しました。

アルデルは5歳になって悪さばかりしているとため息交じりにアデルは呟きます。

ユリアは目を丸くして聞き返しました。

5歳の息子、アルデルはフェリックスにそっくりです。

だからか行く先々で可愛がってもらえるのですが、性格はアデルにそっくりなのでした。

口が達者で、私ですら敵わないほどなのだとアデルはユリアに話します。

ユリアは驚いた様子ですが、アデルに似たのなら将来有望だと伝えて微笑みました。

ユリアのところは、ルトビッヒが娘のアナスタシアにゾッコンなのだそうです。

妊娠するまでは子どもに興味がなさそうだったのに、最近は娘に歩き方を教えたりして幸せそうなので、まさに親バカなのだとユリアは笑いました。

皇女様とうちの子たちを早く一緒に遊ばせたいとアデルは話し、可愛いだろうなぁと想像を膨らませます。

ユリアも微笑み、私たちが母親になるなんてなんだか感慨深いと呟きました。

過去を思い返す二人

アデルも同意します。

あのときユリアが陛下のお気持ちに応じたと聞いてどれほど驚いたことかとアデルはあのときのことを振り返りました。

自分もまさか皇后になるなんて思ってもみなかったとユリアは苦笑します。

ユリアは面倒なことが嫌いなので、皇室の一員にはなりたくなかったのだそうです。

ズバッとした発言がユリアらしいと思い、アデルは小さく苦笑しました。

でも陛下の情熱には負けたのだとユリアは頬を染めて笑います。

彼の真剣な顔を見て、もっとルトビッヒのことが知りたくなったのだとユリアは話しました。

軽そうに見えるけれど実は一途な人で、皇帝になってもまっすぐにユリアのことを見てくれるので結婚を決めたのだそうです。

そうだったのかと思い、アデルは微笑ましく聞いていました。

ユリアも結婚してすごく幸せそうだと思い、アデルは嬉しくなります。

歩きながらふっと横を見て、アデルはハッとしました。

湖の畔に来ていたのです。

ここはまさか…と思い、アデルは足を止めます。

ユリアは不思議そうに振り返り、アデルの視線でこの場所の意味に気付いたようでした。

まさかまだルイのことが不安なのかとユリアがアデルに尋ねます。

久しぶりに聞いた名前にアデルはビクッとしましたが、慌てて否定しました。

昔のことを思い出したのだと話します。

正直、ルイのその後が気にならないといえば嘘になりますが、もう忘れようとアデルは思っていました。

フェリックスが話していたように、この湖からまた別の世界に行ったのかもしれません。

今頃どこかで元気にしていることだろうとアデルは苦笑しました。

ユリアは眉を顰めます。

ユリアがアデルに伝えたこととは…？

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