アデライド ネタバレ60話｜ピッコマ漫画｜アデルを心配するユリアに伝えたアデルの本音

アデルとユリアのお茶会

毒で倒れたと聞いて心配したユリアでしたが、アデルの口から無事だと聞いてホッとしたようです。

聖女の件はどうなったのかと尋ねるユリアに、アデルは一から説明しました。

ところどころ驚いたり先を促したりするユリアは聞き上手です。

アデルはユリアに、フェリックスとの結婚について不安に思っていることを打ち明けました。

アデライド60話のネタバレ込みあらすじ

アデルを心配するユリア

大丈夫かとアデルに尋ねたのはユリアでした。

アデルを心配してわざわざ訪ねてきてくれたのです。

アデルは笑顔でもちろんだと答え、罠を仕掛けただけなので自分はなんともないと話しました。

二人は向かい合ってお茶をしています。

それではもう聖女のことは片付いたのかと心配そうに尋ねるユリアの言葉に、アデルの動きが止まりました。

そう思ったのだがなかなか計画通りにはいかなくて…とアデルは苦笑します。

毒を盛ったのはルイのメイドで、彼女には精神面に問題があるようなのだとアデルは伝えました。

公爵が自分に惚れていると勘違いしてしまっていると聞いたユリアは驚愕して聞き返します。

ルイに命じられてやったとは白状したものの、ありもしないことを喋るので、その証言も信用に欠けるのだとアデルは困ったように説明しました。

そのメイドはいったいどうしてそんなありえない勘違いを…とユリアは戸惑いを隠せません。

ルイはルイで、どうしてそんなおかしな女をメイドにしていたのかとユリアは混乱していました。

アデルは、おそらくルイも知らなかったようだと答えました。

世の中には、自分の人生に満足できていなかったり、辛い現実から目を逸らしたりしているうちに、妄想の世界に逃げてしまう人がいます。

普段は普通の人と変わりありませんが、その妄想が崩れるときに本性を表すのです。

私がいなくなれば公爵様と結ばれるんだと思っていたようだとアデルはユリアに伝えました。

なんてことだとユリアは頭を抱えます。

その妄想を崩したのがアデルとなれば、その女が次に何をするかわからないとユリアは心配そうにアデルに伝えました。

アデルは苦笑して頷き、でも後はことの成り行きを見守るしかないと答えます。

ユリアにだけ打ち明けたアデルの本音

ルイとそのメイドが対立することを願うばかりだとアデルは話しました。

ユリアは胸を打たれた様子でアデルを見つめます。

本当にすごい、どうしてそんなに勇敢なのかとキラキラした目でアデルに問いかけました。

アデルが閣下のような方と一緒になり苦労していることに腹が立って仕方がないとユリアは呟き、頬を膨らませます。

そこまでじゃないとアデルは苦笑しました。

アデルはフェリックスに出会い、真の強さを発揮することができるようになった気がしていたのです。

平凡に生きていたら自分でもこんな一面があったことを知らずにいたはずだとアデルは笑いました。

でも確かに公爵様には私はもったいない気がするとアデルは困ったように頷いてみせます。

ユリアはハッとしたように、何か引っかかることがあるのかと尋ねました。

アデルはため息をついて口を開きます。

理由が何であれ、あのメイドに誤解されるようなことをした公爵様に腹が立つのだと打ち明けました。

いつも無愛想な閣下が本当にそんなことをしただろうかとユリアは首を傾げます。

ユリアは、フェリックスがアデル以外の女性の前で笑っているのを見たことがありませんでした。

実はルトビッヒもそう証言していたから…とアデルは落ち込みながら話します。

これからも人気のある男のせいで自分の命が危険に晒されると思うと、あの人と結婚してもいいのか悩むのだと伝えました。

しかも周囲の人々は、アデルが運良くこの婚約にこぎつけたと噂しています。

卑怯な手を使って公爵の気を引いたと思われていることもアデルにとっては不愉快だったのです。

それを聞いたユリアは…？

続きはピッコマで！