アデライド ネタバレ17話｜ピッコマ漫画｜フェリックスの挨拶に伯爵夫人の反応は…？

婚約の挨拶に来たフェリックス

フェリックスはボルボン伯爵夫人に、アデルとの婚約について挨拶しに来ました。

突然の婚約で、しかも相手が天下のエリアス公爵ということで、夫人は疑心暗鬼です。

それでもフェリックスはしっかりと必要なことを説明しました。

どうにか夫人のゆるしは得られたようです。

アデライド17話のネタバレ込みあらすじ

契約婚約とは思えないほどしっかりした挨拶！

ボルボン伯爵夫人は驚いて声を上げました。

婚約式の後、すぐにアデルを公爵家に送り出すことになるのかと驚愕したのです。

婚約式だけでも準備が間に合うか不安なのだと夫人は打ち明けました。

娘を送り出す身支度まではとても手が回りそうにないと伝えます。

フェリックスは黙って話を聞いていましたが、無理を申して申し訳ないと謝りました。

でも準備には心配しないでほしいと伝えます。

アデルと夫人はきょとんとしました。

婚約式の場所は皇宮内の宴会場を予定していて、恐れ多くも皇太子殿下が婚約式に必要なすべての準備をしてくれるそうだとフェリックスは説明します。

ルーカスから聞いた話をアデルは思い出しました。

ルトビッヒは、まるで自分のことであるかのように楽しみにしているそうです。

もはや殿下の婚約式なんじゃないかと思うほどだとルーカスは苦笑していました。

そういえばそんなことを聞いたなとアデルは思い出します。

母親として突然のお話でとても不安だと夫人は口を開きました。

それでも、公爵閣下が娘を大切にしてくださると信じていると、言葉に迷いながらも伝えます。

フェリックスはやわらかく微笑み、自分が必ず幸せにすると答えました。

さらに、どうか温かい目で見守ってほしいと頼みます。

アデルは少し驚いてフェリックスを見つめました。

かっこいいと思ったのです。

うっかりときめくところでした。

まるで本当に結婚するような話し方です。

アデルの視線に気付いたフェリックスは、目を合わせてニコッと微笑みました。

少し困ったような笑顔です。

これじゃ破談にする時苦労するだろうに…とアデルは心配になりました。

そんなことはこの場で口が裂けても発せないので、アデルは苦笑を返します。

夫人は二人の目線のやりとりをじっと見ていました。

アデルを見るあの眼差しは、確かに利用するつもりなんかじゃなさそうだと判断したのです。

そもそも天下のエリアス公爵にとって、田舎の伯爵令嬢なんて利用価値もないはずでした。

複雑な母の心境

夫人は小さくため息をつきます。

娘をどうぞよろしくお願いいたしますとフェリックスに伝えました。

フェリックスは礼儀正しく応えます。

ボルボン伯爵が到着したら改めて挨拶に来るので、そのときに今後について相談するとフェリックスは話しました。

改めてペコッとお辞儀をします。

公爵を見つめる夫人の心境は複雑でした。

利用するつもりではなさそうだと分かっても、心の整理が追いつかないのです。

社交界デビューのために帝都に来たのに、まさかエリアス公爵に娘を嫁がせることになるなんて…と夫人は思いました。

喜ぶべきなのか悲しむべきなのか分かりません。

その頃、フェシャート村の神殿では、赤いフードをかぶったルイが多くの人々に紛れていました。

どんな用件かと神官に聞かれたルイは、ビクッとして、パウロ大司教がここにいると聞いて来たと答えます。

大司教は今お祈りの最中なので面会できないと神官は告げましたが、急用なのだとルイは叫びました。

4ヶ月前に帝国の最も華やかな場所で会った女が大司教にお話があってやって来たと今すぐ伝えてくれと、ルイは神官に訴えます。

神官はため息をつき、話を伝えてくると告げて踵を返しました。

残されたルイは小さく舌打ちをします。

まさかもう来週婚約式を執り行うなんて思いませんでした。

このままじゃ本当に追い出されてしまうと焦ったルイが取った最後の手段とは…？

続きはピッコマで！