11年後、私たちは ネタバレ8話【漫画】優の気持ち…本当に愛していたのか、それとも義務感で？

昔は明るかったのに、仕事で暗い顔をするようになった千鶴に優は次第に嫌気がさし、会うのが義務と感じるようになります。

そんな中、友人から合コンの埋め合わせに誘われます。
いつもなら断りますが、優は参加したのでした。

千鶴とは違う彼女に優はドキドキし、とっさに彼女はいないと嘘をついてしまいます。

千鶴のことは大切だけど、あの子とも別れたくない。

そんな気持ちになっていた優は千鶴に連休中、浮気をしていたことを咎められたのでした……。

11年後、私たちは8話のネタバレ込みあらすじ

昔は好きだったのに

優は振り返ります。千鶴を嫌いになったわけではなかったと。

千鶴には無意識に口をとんがらせる癖があり、優はそれを見る度に千鶴を可愛いと思ってました。

しかし付き合いが長くなるにつれて、可愛かったところがそうでもないと不快に思うようになります。

昔は千鶴は明るかったのですが、仕事のせいで暗い顔が多くなったとのこと。
会う度に仕事の愚痴を聞かされるようになり、自分も仕事で疲れているのに優は苛立ちます。

その積み重ねで千鶴と一緒にいると疲れると思う日が多くなりました。

いつからか優は千鶴と合うことが付き合うための義務感と感じるようになっていったのです。

合コンとデート

ある日の夜、優は友人に合コンの埋め合わせに誘われます。

最初は乗り気ではなかったのですが、優はフリーであるという設定にされていることに加えて、かわいい子ばかり参加していると誘い文句が出て優の心がぐらつきます。

以前の優なら千鶴のことを考えて参加しなかったのですが、その日は1回だけならいいかなと行くことにします。

合コンで優は後に映画を一緒にみる彼女に出会います。
彼女は千鶴と正反対。何気ない話を笑顔で明るく聞いてくれる彼女に優は千鶴のことを忘れてしまうくらい、惹かれていきました。

そしてあの連休の間、優は合コンで会った彼女と映画を見ます。

千鶴とは反対に彼女に会えるのが嬉しく感じる優。

映画どころではない優は彼女の手をそっと握ります。

気持ちの良い胸の高鳴り、優は恋愛ってこんな感じだったっけと浮かれます。

映画の後、喫茶店でお茶をする二人。

優は相手に優しそうなのにどうして彼女がいないのか、本当はいたのではと不思議がられます。
質問された優は話の流れで実は彼女と別れたと嘘をつきます。

11年という重さから4年とまた優は嘘を重ねます。。

そして頬を染めた彼女に私たちはどんな関係なのかと言われた優は千鶴と別れるべきだろうかという考えに至ります。

そして連休後

そして連休の後、千鶴の顔が曇っていることに気づき、優を傷つけるつもりはなかったと優は振り返ります。

しかし、優は合コンで出会ったあの子が忘れられないようで、両方付き合うことはできないだろうかと千鶴とあの子を天秤にかけます。
もし、あの子とはたんなる軽い付き合いなら、千鶴と関係を続けられるだろうと。

そんな淡い考えをしていた優ですが、千鶴に突然連休中のあのことについて言及されます。

優は頭が真っ白になり何も言えません。

優は千鶴が大事だと思いつつも、千鶴の怒った顔や急に冷淡になることに対して嫌気を感じてました。

それと同時にあの子には自分のみじめな姿を見せたくないと二つの思いがぐるぐると脳内を廻ります。

その後、千鶴は優の元から去っていきますが優は追いかけませんでした。
千鶴を追いかけるほど本当に愛しているのか、優にはわからなかったからです。

こうして優と千鶴の恋が終わったのでした。