漫画『死がふたりを分かつとも』は天色ちゆ先生の作品でマンガMeeで配信されています。
今回は『死がふたりを分かつとも』7話「透明な子供たち」を読んだので、ネタバレ込みあらすじと読んだ感想をご紹介します!
6話では、あまり煽らないでほしいと流星はよつばに忠告。
たこやきパーティーを通して流星・よつば・加賀里の3人の距離もぐっと縮まりました。
そして、よつばがみんなでお風呂に行こうと提案した理由とは……?
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Contents
死がふたりを分かつとも 7話の見どころ・考察予想!
今回の見どころは、加賀里と流星の抱える家庭の事情についてです。
どうやら加賀里と流星のふたりには、意外な共通点がある様子。
ふたりの事情を知ったよつばの反応も気になりますね。
そして今回、思いもしなかった人物が登場します。
いよいよ新年が間近に迫る中、3人は無事に年を越すことができるでしょうか?
死がふたりを分かつとも 7話のネタバレ込みあらすじ
みんなでお風呂=銭湯!?
前回、次はみんなでお風呂に入ろうと提案したよつば。
それは加賀里の体に召喚者の印がないかどうか確認するための作戦でした。
流星・よつば・加賀里の3人は銭湯へと向かいます。
男湯にひとり浸かる流星には、女湯からよつばと加賀里の声が聞こえてきます。
銭湯に行く前に加賀里が中学生だということが分かり、加賀里は流星に叱られてしまったようです。
流星は見た目が派手だから怖いけれど、よつばはいい人そうだと加賀里は言います。
それに対して、よつばは流星は優しいと言いました。
よつばは流星が好きなのかと加賀里がたずねると、よつばは笑顔で大好きだと答えます。
それを男湯で聞いている流星は、よつばには他意はないのだと必死で言い聞かせていました。
加賀里の事情
よつばは流星が大好きだと聞かされた加賀里は、だから流星とよつばの家は温かいのだろうと切なそうにうつむきます。
加賀里の家庭には複雑な事情があるようです。
加賀里は父の不倫のよってできた子供でした。
出産後、加賀里の母が死んでしまったため施設で育ちます。
やがて父に引き取られることになりましたが、父の家庭は冷え切っていました。
父と義母の会話もない状態で、義母は加賀里を無視。
たまに父と義母が加賀里のことで言い争っている声が聞こえてくることもありました。
父は義母の機嫌を損ねるのを恐れて加賀里を守ってはくれません。
義母は加賀里にどうして生まれてきたのかとたずねる始末です。
そんな中、唯一加賀里に優しくしてくれたのが兄でした。
兄は加賀里に対する父や義母の態度を知らないため、加賀里が人い知りをしていると思っていたようです。
兄が自立して家を出た後もいい子でいるために頑張り続けた加賀里でしたが、だんだんと兄からの連絡は減っていきました。
加賀里は兄にとって一番大切な存在になることができなった、そんな誰にも必要とされていない自分は透明人間のようだと悲しそうに言うのでした。
流星の記憶
よつばから加賀里の事情を聞いた流星は、煙草を吸いながら、自分にも加賀里の気持ちが分かると言います。
そんな流星の頬に触れ、流星も透明人間じゃないと言うよつば。
そうだといいなと答えながらも、流星の瞳は陰っています。
加賀里はよつばの召喚者ではありませんでした。
流星は自分も加賀里と同じように児童養護施設で育ったことを明かし、昔の自分を見ているようで加賀里を放っておくことができないのだと言います。
しかし、流星は兄が事件を起こしたことのショックで7歳以前の記憶がないのだそうです。
そのせいで、自分が何故人々に嫌われるのかも分からずに苦労した模様。
もともと両親から虐待されていたせいで施設に預けられたようです。
これにはよつばも驚き、涙を流します。
加賀里にそうしたように、よつばは流星を抱きしめて流星を褒めます。
そしてキスをしながら、加賀里を助けること、召喚者を探し出すこと、流星とよつばのふたりの命も助けることを誓うのでした。
加賀里の兄が登場
大晦日のスーパーで、3人は買い出しに来ています。
年末に居候していることに申し訳無さを感じている加賀里に、流星は自分も施設にいたから事情は分かると伝えます。
どうやら流星も加賀里も「寧出児童園」という施設の出身のようです。
そこへ、突然、流星の名前を叫びながら男がやって来て流星を組み伏せてしまいます。
流星の名字は「大亀」と書いて「オオミカ」と読むようです。
男は警察と一緒です。
その男は、なんと加賀里の兄でした。
そのまま流星は警察に捕まってしまいました。
それに気づいたよつばは流星に駆け寄ろうとしますが、それを流星が口パクで必死に止めます。
加賀里は兄に説明を求めますが、兄は家に帰ろうと言うだけで加賀里の言葉を聞こうとはしません。
仕方なく頷く加賀里のオーラが泣いているのが流星に見えました。
しかし、流星はパトカーに乗せられてしまいます。
またよつばと体が離れてしまう、と焦る流星。
そして、警察官に流星がかつて罪を犯した大亀の弟であることに気づかれてしまいました。
死がふたりを分かつとも 7話の感想と次回8話の展開を私的考察で予想!
今回は、加賀里の家の事情や流星が幼い頃の記憶がないことなど、新しく判明したことが盛りだくさんでした。
流星にも加賀里にも幸せになってほしいですね。
そして、いきなり登場した加賀里の兄によって加賀里は家へ戻され、流星もパトカーへと乗せられてしまいました。
次回、バラバラになった3人はどうなってしまうのか……??
流星とよつばの体調が悪化しないかも心配です。
まとめ
今回は漫画『死がふたりを分かつとも』7話の注目ポイントやネタバレ込みあらすじ、感想をご紹介しました。
7話では、加賀里が複雑な事情のある家庭で育ったことが明らかになりました。
加賀里と同じく施設で育ち、兄の起こした事件のショックで幼い頃の記憶を失っている流星は、そんな加賀里を放ってはおけない様子です。
しかし、加賀里の兄によって3人はバラバラになってしまいました。
次回8話で3人は再会できるのでしょうか!?
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