スウィートブラッドの花嫁 ネタバレ43話｜漫画｜ついに吸血鬼の王と対峙するセスと美亜。

スウィートブラッドの花嫁 43話のネタバレ込みあらすじ

吸血鬼の王と対峙するセス

花嫁を迎えに来たと言って、セスと美亜の前に突然現れた吸血鬼の王。

王の部下たちがセスに攻撃を仕掛けてきますが、セスはそれを払いのけます。

そして、美亜とエマを苦しめる全ての元凶である王へと襲いかかります。

セスの攻撃は、王の右腕を奪ったものの仕留めることはできませんでした。

次こそ心臓を狙おうとするセスでしたが、王が美亜を抱き寄せたので一瞬躊躇してしまいます。

その一瞬の隙に王によって体を貫かれてしまったセス。

体を貫かれ血を吐くセスに王様は、自分のことを裏切った妹のエマと共に破滅していればよかったものをと言います。

セスが奪ったはずの王の右腕もいつの間にか元通りとなっており、圧倒的な力の差を見せつけられるのでした。

なんでもするからこれ以上セスを痛めつけないでと王にお願いする美亜。

しかし、花嫁を横取りした罪だといって王の部下たちによって、セスは串刺しにされてしまいます。

美亜は、セスの悲惨な姿を見て悲痛の叫びをあげるのでした。

吸血鬼の王に連れ去られる美亜

王の部下たちによって串刺しにされたセスは、全身から血を流し意識もなくその場に倒れていました。

いくら痛めつけても、このままにしていては復活してしまうので、心臓を取らなくて良いのかと部下の一人が王様に確認します。

王様は、セスが復活するころには全てが終わっていて、その時のセスの絶望の顔も見ものだと言います。

偽りの兄妹という関係からお互いに愛し合っているということを確認し、ついさっきまで幸せいっぱいだったセスと美亜。

美亜は、セスの悲惨な姿を見て正気を失ってしまいます。

美亜がスウィートブラッドになれば、千年前以上の力を手に入れることができ、今度こそこの世界を吸血鬼のものにするのだと話す王様。

王は、力なく遠い目をしている美亜を優しく抱きしめ、そのために王を愛するのだと言います。

そして、美亜のまぶたにそっと手をかざして眠らせ、眠った美亜を抱き抱えそのまま姿を消すのでした。

一人取り残されたセスのそばに、エマとルカが姿を現します。

ルカはエマに、セスが死んでも嬉しくないということがこれで証明されただろうと言います。

瀕死のセスの姿を見て震えるエマ。

エマは、自分が死んだ時、最後にセスになんと言ったのかを思い出すのでした。

一方クルスニクの基地では、琥珀（こはく）が頭領である義就（よしなり）に、「灰月美亜に関する調査報告書」を提出していました。

琥珀は義就の命を受け、美亜について調べていたのでした。

報告書を受け取った義就は、自分の勘が外れてくれるといいのだがと呟くのでした。