シルビア様に跪きなさい！ネタバレ48話｜漫画｜被害女性としてのシルビア

「シャレン」の命を狙う男の指示によって、国際指名手配犯の2人に挟まれてしまったシルビア。

2人組の男は、成功報酬として別人としての人生を約束されているため、何が何でも「シャレン」を仕留めるつもりでいましたが…。

中身がプロのスパイの「シルビア」と知るはずもなく、予期せぬ展開に。

逃げ場のない飛行機内、そして他の乗客がすぐそばにいる中で、シルビアが臨機応変に対応してみせたのです。

前話を未読の方は、ぜひともチェックしていただきたいと思います。

今回は、人質としての役目を全うするシルビアの演技力に注目です。

シルビア様に跪きなさい！48話のネタバレ込みあらすじ

誰もが被害者と疑わない

機体が安定すると、乗客たちも異変に気が付きます。

先ほどまで拳銃を掲げて脅してきたハイジャック犯と思われた男たちが、倒れたまま動かないのです。

通路にへたり込むシルビアに、客室乗務員が心配してかけよってきました。

シルビアは怖がるフリをして、幸運にも開放された人質を装うのでした。

乗客たちは口をそろえてシルビアに同情します。

また、機体の揺れがひどく、それぞれが座席で身を縮めることに精一杯だったため、何が起こったのか目撃した者は誰一人いません。

男たちがハイジャックの目的も果たさずに絶命したことに状況が不自然すぎるとの声も上がりますが、助かったという安堵感に勝るものはなく、天罰が下ったとの自分自身を納得させる乗客たち。

客室乗務員の支えられて、やっと立ち上がることが出来たシルビアを、疑うなんて思考には至らなかったのです。

報道の詳細に

ニュース速報で、バグダッドから日本行きの飛行機がハイジャックされたとの報道がなされました。

ハイジャック犯の自滅行為によって、乗員・乗客ともに無傷で生還したと、驚くべき内容です。

野崎美香と食事をしていた松島大輔は、秘書から事件の詳細を聞かされます。

実は、ハイジャックに遭った飛行機は、松島の経営する航空会社のものだったのです。

人質になった女性についての話への補償問題の話になります。

野崎美香は人質の名前を聞いて、思わず食事の手を止めました。