姉が男主人公を拾ってきた ネタバレ28話(ピッコマ漫画)騎士の正体は皇太子タンシズ！？里へ訪れた本当の目的とは

騎士の青年

エイミーの元に訪れ、リンネがたまたま遭遇し連れてきた青年。

それは魔法で姿を隠した、皇太子であるタンシズ・ラグナルでした。

この小説の重要人物であり、リノクとは従兄弟の関係でもあります。

直接の関係はなくても、ノクスと関わり、一度は皇太子騎士団と敵対であったエイミー達。

青年は皇太子である身を隠し、里に訪れた目的は何なのか？

また、エイミーは無事でいられるのでしょうか。

姉が男主人公を拾ってきた28話のネタバレ込みあらすじ

来訪者

容姿端麗な顔立ちに、エイミーを見て目を見開く青年。

怪我人？ディアナの騎士仲間？と、その青年の身につけるものを見て、様子を伺うエイミーでした。

姉の知り合いかと問うと、肌の見える寝巻きで出てきたエイミーにリンネは突っ込みつつ、青年は照れています。

服を着替えると、リンネはその後無責任にも、青年を置いたまま帰ってしまいました。

対応に困ったエイミーに、沈黙の長引く二人。

エイミーはディアナの手紙に書かれていた、男性騎士のバハンさんではないかと会話を切り出します。

しかし青年は名が違う事を否定し、姉の知り合いでもない事に、困惑するエイミー。

青年の話しによると、里の入り口にいた所リンネに怪我人ではないかと声をかけられ、エイミーの下へ連れて来られた様子。

青年は手袋を外し、毒草で真っ青になった手をエイミーに見せるのでした。

かなり強い毒草にやられており、手の全体に毒が回っています。

しかし痛みを感じていないような、平然とした青年の様子に、エイミーは不思議そうに見つめました。

怪我の治療

早々に治療をしようと、自分の髪を結ったリボンを解いたエイミー。

そんなエイミーが髪を解いた仕草に、見惚れてしまう青年。

エイミーはそのリボンを後ろから、青年の目隠しに使います。

採血をするから痛み対策にと、表面上はこう話しますが、紋様の魔法で治療する事を隠すのが本音です。

相手の事が分からない以上、治療の際も強く警戒するエイミー。

目を隠し、青年の手にそっと触れ、魔法の光が眩しく輝きます。

治療を済ませ、目隠しをとり毒が抜けて綺麗に治っている手を見て、言葉がでない青年でした。

青年の本当の姿

ふらつき、動揺し椅子から転倒してしまう青年。

驚きを隠せずエイミーを見ていると、エイミーが青年の身の上を当てます。

青年の服装は騎士が纏うものである事、高い地位を隠しているか、または紋様がなくどこにも所属していない騎士である事を鋭く突きます。

初めの風貌は荒っぽく見えた事を、笑って話すエイミー。

そんなエイミーに一本取られてしまったかのように、渇いた笑いをする青年。

恐れずに対等に話しかけてくれた事を嬉しく思い、笑顔で応える青年なのでした。

そしてエイミーに迫り、自分は美しい人に弱いのだとアプローチする青年。

突然彼が別人になってしまったかのような行動に、驚くエイミーでした。

青年が何かを落とした事を指摘し、場を切り抜けようとその落し物を拾います。

するとその拾い物は、赤の記章が描かれた皇太子の象徴のもの。

その記章を見て、固まるエイミー。

正体を明かす予定はなかったと青年は話し、背後からエイミーに近寄ると、その赤の記章を手に取り姿を変えます。

エイミーが振り返るとそこには、栗色の髪が金色へと変化した、青年の姿が。

この国の皇太子であり、タンシズ・ラグナルという名だと青年は胸に手を添え、身分を打ち明けるのでした。